癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

台風一過、紅葉大満喫・手稲山縦走

2014年10月15日 | 登山・旅行

〈乙女の滝コースのパラダイス手前から山頂を見上げる〉


昨夜は会議会場のホテルにそのまま宿泊。台風一過の好天と紅葉狙期待で3回目の手稲山へ。

これまで2回は平和の滝コースを往復しただけだったので、今回は北尾根コース~滝の沢~乙女の滝コース~頂上~頂上~平和の滝コースの縦走にトライ。

標高450mまで登った北尾根コースの分岐からは、かなり遠回りになるが、札幌オリンピック男子大回転ゴール跡とパラダイスヒュッテを見たかったので、標高270mまで下る滝の沢に下り、乙女の滝コースを登った。北尾根コースと合流地点の先からはゲレンデの中の道だった。

期待通りの好天と予想を超える美しい紅葉、さらには、下山後のバスを繋いでの車の回収は、「山は道連れです」とおっしゃる奇特な方に車で送ってもらい、大感激・大満足の山行となった。

7:00北尾根登山口スタート、登り4時間20分、頂上休憩40分、下り1時間50分、13:50平和の滝コース登山口ゴール。

車で送って下さったかたは、拙筆による「ほっかいどう山楽紀行」をいつも楽しみにしていると言う、発寒に住むSaさんという方だった。合計3kmほどある両方の登山口とバス停との間の歩きも省略され、大変助かった。感謝・感謝!


北尾根コースの途中にあるリフト終点の下から覗く頂上。まだまだ遠い。


滝の沢連絡路な燃えるような紅葉の中を行く


パラダイスヒュッテの先から見下ろす紅葉の山肌の石狩湾


車で入れるロープウェイ山麓駅から登った多くの登山者と出会ったゲレンデの中の道とアンテナ群の林立する頂上


平日ながらも賑わう頂上。さすが大都会の山。


頂上から石狩湾と市街地を見下ろす


頂上から望む南西方向の山々・左から無意根山~定山渓天狗岳~初冠雪?の羊蹄山~余市岳(右端)


平和の滝コースの岩場でくつろぐ・・・奥は西峰


登山口にある平和の滝

詳しく山行記録は、帰宅後のホームページにて。

北海道新幹線車両第1陣・函館上陸

2014年10月13日 | 日常生活・つぶやき

クレーンで吊上げられた先頭車両

 10月8日に神戸港を出港した北海道新幹線H5系第一編成の1号車と2号車が、本日の朝函館港港町埠頭に到着した。我が家の上空でも朝から報道ヘリの爆音が鳴り響いていたので、多分港町埠頭だろうと、9:30過ぎに出掛けてみた。6:30から陸揚げ作業は始まったらしい。

 見物用の一般駐車場と報道用駐車場も用意されていて、たくさんの見物客でにぎわっていた。上空には4機のヘリが舞っていた。着いたら、すでに客車が一両、運搬用のトレーラーの台車に積まれていて、ちょうどタイミング良く先頭車両が陸揚げされているところだった。
 

 最初に陸揚げされていて、すでにトレラーの台車に積まれていた客車車両


多くの見物人でにぎわっていた

午後に、どのくらい陸揚げされているか見に行ったら、朝の2両だけで、セレモニーが行われていた。

午後1時からの歓迎セレモニー会場の様子


トレーラーの台車に積まれ、歓迎セレモニー会場へ移動していた先頭車両


くす玉が割られた瞬間

 七飯町の車両基地までの運搬は、交通量が少ない夜に行われるようだが、今日運ぶかどうかは分からなかった。


夜のNHKニュースに自分と妻が映っていた(TV画面を撮影)

応援だけの「大沼グレートラン」

2014年10月12日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

 爽やかな秋空の広がった「大沼グレートラン」(14.4km)・・・一昨年までは出場していたが、昨年は姪っ子の結婚式で不出場。今年も、函館ハーフを終えたら走りたくなく、エントリーもしなかった。妻だけが出場したので、多くの顔見知りの応援も兼ねて出掛けた。

 MTBで追いかけて、写真を撮って回った。紅葉も始まったばかりで、それほど暑くもなく、絶好のマラソン日和に、みなさん気持ちよさそうに走っていた。でも、不思議に走りたいとは思わなかった。


6.3kmと14.4kmのランとウォークに合計1400名のエントリーだった。


紅葉が始まったばかりの大沼公園と駒ヶ岳


続々と集まり始める参加者たち


コスプレランナーが多いのもこの大会の特色・・・準備運動を兼ねたエアロビクス


スタートを待つ選手たち・・・中央手前の紅白ウェアは某中学校のHa校長


函館ハーフの失敗を教訓に前半は抑え気味の妻


紅葉の街路樹が美しいゴール手前1km付近を走るスキー指導員仲間のMoさん(2人目)


狙い通り、後半ペースアップできてご機嫌の走りの妻


澄み切った青空をバックにウチワカエデ?の紅葉が映える

 

 昼食は、帰宅後、近くの盲学校のグランドの向いに、つい先日オープンしたばかりの「ZERO ONE」の赤味噌ラーメン(850円)。
 ステーキのような厚焼きチャーシューが特に美味かった。そこそこ美味しかったのに、まだ段取りが悪くて注文を間違えたり、二人で食べに行ったのに片方が遅く出てくるなどの不手際が多く目に付いたのが残念。一人300円の割引券をもらったので、落ち着いたころにもう一度行ってみたい店だ。

ブナの黄葉が最高潮の「七ッ岳」

2014年10月11日 | 登山・旅行

ブナの黄葉に彩られた七ッ岳大沼の湖面に姿を映す七ッ岳

 札幌のHYLM仲間のTuさんご一行が道南山行(七ッ岳・大千軒岳・当別丸山)にやってきた。
 七ッ岳(957m)は、昨年までは林道決壊で通行止めだったが、今年は林道が通れるようになっていて、4年ぶりに登山道の笹刈りもされているという。この山は林道決壊でしょっちゅう通行止めになるので、登れるときに登っておかなくてはと、空いていた今日だけ、紅葉ねらいで案内方々同行することにした。5年ぶりだった。

 上ノ国町の湯ノ岱で待ち合わせ、20kmほど長い林道を走る。途中のゲートの鍵はナンバー錠に変わっていた。檜山森林管理署へ電話すると番号を教えてくれるようになっていた。5年前はわざわざ厚沢部町周りで鍵を借りなくてはならなかったので、非常に楽になった。

 標高650mにある登山口まで上がっていくと、期待通りのブナの黄葉が最高潮といった感じで迎えてくれた。道南の山でしか目にできないだけに、みなさん感激の声を上げる。

 南側の知内側から眺めると、鋭く尖った900m超峰らしい七ッ岳山塊の盟主といった存在感のある山容だが、この650m地点にある登山口からだと端正な頂上部分だけの低山にしか見えない。

 稜線までは、東コースの紅葉に彩られた大沼を半周ほどして、急斜面を登り、渡島と檜山の境界稜線から頂上を目指した。下りは西コースを周回した。登り1時間40分、下り1時間25分だった。

 知内の民宿に泊まるというご一行とは湯の岱温泉の分岐で別れて、温泉に入って帰路に就いた。 


標高650mの登山口のブナの黄葉


黄金色のブナ林の中を行く


東周りコースの湖畔


稜線上から大沼を俯瞰する


頂上直下のコルから頂上を見上げる


頂上にて


紅葉に彩られた大沼を見ながらの下山


詳しい山行記録は、下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)

横津岳MTB登山

2014年10月09日 | MTBロングライド・ヒルクライム

頂上にて・・・霞んだ駒ヶ岳をバックに


 先週の七飯岳MTB登山に引き続き、今週の予定に入れておいた横津岳(1167m)へトレーニングを兼ねてのMTB登山にトライ。10年以上前に1回トライしているが、斜度がきつくて苦しかったことだけが思い出だ。

 家を8:45にスタート。函館新道の側道を走って、横津岳への道路入口の七飯町大川ICに就いたのが9:30。何度も休みながら、写真を撮りながら頂上へ着いたのは12:30だった。下から3時間、家から3時間45分もペダルを漕いだことになる。斜度のきついところは脚だけでなく、心拍数や呼吸も苦しくなって、100m漕いで一息入れるなんてところもあった。
 その点、城岱スカイラインは斜度がこっちより緩く、あまり休まないで登ることができる。

 後半、ギヤの組み合わせもいろいろ工夫してみた。斜度がきついからと言って、ギヤ比を小さくすると忙しく漕ぐことになり、距離も稼げないで、かえって疲れることも分かった。それが分かってからは、左が2、右が4~7で登ることができた。

 期待した紅葉は、今年はやはり早く、800mより上はすでに終わっていた。上空の青空は非常にきれいだったが、下の方は霞んだ感じで、遠望がすっきりしなかった。登山口の駐車場には車が5台。


函館新道手前から横津岳を望む


紅葉のピークは、旧スキー場の下の標高800mラインより下の斜面だった。


旧スキー場の下からゲレンデ跡の紅葉を眺める


スキー場を横切る地点で一休み


ゴールは近い・・・頂上の航空レーダーを目指して

 
塗り替えられていた横津神社と青空を映す雲井沼


紅葉の終わった頂上から霞んだ函館山を見下ろす


紅葉に彩られた道を下る



登りで3時間要した道をわずか40分のダウンヒルで大川1Cに到着。さらに家まで30分。
疲労感は強いが、クロカンスキーのトレーニングを兼ねて、雪が降るまでに3時間切りを目標にもう1~2度はトライしてみたい。


懐かしい先輩との山談義

2014年10月08日 | 日常生活・つぶやき

 20代のころの同じ職場の先輩で良く一緒に山に登ったAさんのお宅へお邪魔した。インターネット環境にないので、読みたいという拙筆による「ほっかいどう山楽紀行」のコピーを持参した。

 今も奥さまと二人で道内外の山に登り、そのたびに墨一色でその山の絵を描き続けている方である。若いころから絵が上手で、過去にハガキに描いたものを何度も送っていただいていたこともある。拙HPを開設したころには、その絵をアップさせていただいた。今日はこれまで描いたものを100枚以上、すべて見せていただいた。墨の濃淡だけで、水墨画のように描ける感性と技術がすばらしい。以前は個展でもやろうと思ったが、額を買うのが大変で止めたとのこと。

 奥さまも交えて、山やスキー、昔の職場のことなど、3時間半もお喋りし、非常に楽しい時間を過ごすことができた。 









栗の皮むき&函館ハーフゴール後の写真

2014年10月07日 | 日常生活・つぶやき

 先日拾ってきた栗の中から直径4cm以上の大きなものを、栗ご飯や栗料理用に選り分けておいた。今日は、その皮剥きに挑戦。


 昨年、ネットで購入した栗皮むき器は非常に便利だ。鬼皮だけでなく渋皮も一緒に剥くことができる。 

 これらは、妻の手で、「栗ご飯」「甘露煮」「マロングラッセもどき」になる予定。マロングラッセは、本格的なものは、皮の剥き方も全然違うし、一粒ずつガーゼに包んだりして、1週間ほど掛けて作るらしい。とてもそんな面倒なことはできない。

 いろいろ検索しているうちに下記のレシピが見つかった。これなら3日でできそうなので、作ってもらうことにした。
 http://recipe.foodiestv.jp/recipe/4452.html


翌朝の栗ご飯


栗の甘露煮



○函館ハーフマラソンのゴール後の写真(函館トライアスロンクラブのMAEさん提供) 





心配な認知症・・・

2014年10月06日 | 日常生活・つぶやき

 今日は、不肖私が函館支部長を仰せつかっている退職組織の講演・研修会だった。
 演題は「認知症の理解と予防」で、講師は、函館市保健福祉部 高齢福祉課 保健師 手塚加津子氏。会場は、いつも会場提供をいただいている函館市民生事業協会「明和園」。

 まずは、この講演会にピッタリの冷や汗もののハプニングから・・・朝起きてから昨日の遊楽部岳のHPへのアップ作業に夢中になり、この講演会のことは昨日までは覚えていたが、今朝になってすっかり忘れていた。お昼過ぎになって理事長から電話があって思い出した。幸い、まだ時間があったので、なんとか間に合ったが、主催事業の責任者の立場でありながら、まさに、この「認知症が進行している状況」である・・・凄いショックだった。

 前もって昨日までに挨拶文を考えておけば、忘れることもなかったのだが、今日の午前中に考えれば良いと思っていたことも原因のひとつであった。慌てて車の中で挨拶を考え、43名の参加者と講師を前にしてこの失態話を入れて、「皆さんと違って、もう予防の段階を過ぎている感じがします。進行を少しでも遅らせるためにも、しっかりお話を聞いて、研修に励みます」と、なんとか得意とする付け焼刃の責任を果たすことができた・・・

 講演の主な内容は、下記の通りである。
 1、認知症の症状 2、中核症状 3、行動・心理症状とその支援、 4、認知症の診断・治療 6、認知症の予防 7、認知症の人との接し方 8、認知症介護をしている家族の気持ちの理解 9、認知サポーターとは

 35年ほど前に亡くなった母方の祖母が認知症だった。まだ、認知症という言葉はなかったが、まさに認知症の症状そのものだった。そのときのことを思い出しながら聴いた。我が家は、二人とも両親が亡くなっているので、親の介護は必要ないが、特に自分が認知症になり、妻に介護してもらう立場になる可能性が大である。なんとか予防に励まなくてはならないと思っているのだが、自信はまったくない。

 講演会の後は、3名の研修部理事(それぞれ現職時代は家庭科音楽が専門)による「認知症予防ゲーム」・・・「お口の体操・噛み噛みタイム・音楽で遊ぼう・歌って遊ぼう」

「アブラハムの子」の歌と踊りをリードするOさん


歌いながらの体を動かすゲームに興じる参加者
 

紅葉ねらいの遊楽部岳

2014年10月05日 | 登山・旅行

臼別頭とのコルから遊楽部岳(1275m)を見上げる。この山肌の紅葉はほぼ終わっていた。

 数年前の今頃登った遊楽部岳の紅葉がきれいだったので、4回目の登頂を目指した。江別のHaさんが『北海道夏山ガイド』の取材を兼ねて同行してくれた。

 前回より山頂近くの紅葉には遅かったが、天候にも恵まれ、素晴らしい紅葉を楽しむことができた。相変わらずアップダウンの長い尾根歩きの山だが、初めて登ったHaさんは、登って分かるスケールの大きさ、ハードながらも変化に富んだコース、素晴らしい紅葉、太平洋と日本海の見える山に大喜びだった。


ミヤマカエデに彩られた4合目付近を行く


5合目から見上げる臼別頭の双耳峰とそこまで突き上げる太櫓川支流沿いの見事な紅葉。
右の尾根を登り、臼別頭を越えて、さらに見えない遊楽部岳を目指す。


臼別頭と遊楽部岳とのコルから眺める太櫓岳と高度変化の紅葉。
その奥は、噴火湾


臼別頭(1251m)から望む遊楽部岳頂稜


頂上にて・・・「さぁて金でも掘るか?」・・・なぜか2丁置かれていたスコップを手に


頂稜の端から望む臼別川源頭部の崖と帰りに登り返さなければならない臼別頭

 7:00スタート、登り4時間10分、下山3時間40分、15:40ゴール。今回は先を歩かせてもらったが、前回より途中の休憩を長く取ったこともあるが、登りも下りもご丁寧に25分ずつ遅かった・・・久しぶりに疲れを感じ、加齢による体力低下を思い知らされた。

 下山後、八雲の立岩にある「和の湯」で疲れを癒し、Haさんと別れて帰路に就いた。
 
 詳しい山行記録は、下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)

御嶽山余波

2014年10月04日 | 登山・旅行
 このたびの御嶽山の噴火の大惨事には、改めて火山の恐ろしさを認識させられた。亡くなられた方々には、同じ山を愛する者として、心より哀悼の意を表したい。さらに、まだ行方不明のままの方々一日も早い救出を祈っている。

 さて、下掲の記事は、昨日10/3の北海道新聞(札幌圏版)に掲載された拙筆による連載記事である。紙面原稿は先週の木曜日にできあがっていた。ところが、その翌日に御嶽山が噴火し、大惨事となった。


 
 一昨日の夕方(掲載日の前日)になって、新聞社から電話が入った。「一番最後の段落の部分、内容的にこのタイミングとしてはまずいと思うので、書き換えできませんか?」とのことだった。

 書き換える前の元の原稿の最後の段落は下記であった。

「早く規制が解かれ、なんとか死ぬまでにもう一度剣ケ峰や砂原岳に登り、噴火口ものぞいてみたいと思っているのだが、その日は果たして来るのだろうか?」

 御嶽山の大惨事がなければ、駒ヶ岳を愛する誰もが共感し、ウンウンとうなずいていただける話のはずだったのに・・・。
 このタイミングでは、確かに不謹慎な内容である。担当者からの原案提示もあり、上掲記事のように書き換えたのである。とんだところに余波が押し寄せた大惨事だった。

栗拾いドライブ

2014年10月04日 | 日常生活・つぶやき
今年は栗も早そうなので、いつもの上ノ国の栗林へ妻も一緒にドライブがてら出掛けた。


まずは、木古内駅へ寄って新幹線の駅を見た。高架線になっているので駅舎も2階建て。
ちょうど海峡線の列車が着いたところだった。


そして、駅近くの「駅前飯店 急行」で86歳のおばあちゃんが作る名物焼きそばを食べる。
ここでしか味わえない独特の美味しさがあり、出汁が利いている。
この店名は、昭和31年に木古内に急行が停まるようにとの願いを込めて命名したらしい。
しかし、今や急行どころか新幹線が停まるようになった・・・。 


廃線になった江差線の踏みきりは、道路部分はアスファルトで舗装されていてさびしかった。



今年もたくさん落ちていた。二人で40分拾い続けたら、腰が痛くなり、飽きてきたので打ち上げた。



帰りは、濃厚・絶品のソフトクリーム目的で当別トラピスト修道院へ


測ったら11kgもあった・・・ちょっと欲張りすぎ
当分栗が主食でも良いくらいだ。冬の間の保存食として、冷蔵と冷凍にした

組織強化の妙案は?

2014年10月03日 | 日常生活・つぶやき

トラック勝負へもつれ込んだ男子マラソン。
日本の松村選手と川内選手は善戦及ばず、ちょっとの差で銀と銅メダルだった。

 朝から雨の1日、午前中はTVでアジア大会の男子マラソンを観た以外は、ずっとPCの前に座っての作業に勤しんだ。

 午前中は、HPのこれまでの山行記録の中に入れていた「歩き旅・フットパス・旧山道紀行」を独立したジャンルに分けて、独立させた目次ページを作った。今後、このジャンルへの挑戦と記録も充実させていきたいと考えているからだ。ここまでは楽しかった。 
 http://sakag.web.fc2.com/aruki.htm

 しかし、午後からは、退職組織の北海道本部の50周年記念誌の原稿書きに苦しんだ。与えられた題名は「組織強化の取り組み」だった。

 最近は時代の流れなのか、自分が関わっているスキー指導員会も、この退職組織も、組織離れが進み、最近急激に会員が減って来ているのが悩みの種だ。どちらも個人加入の親睦団体のような組織なので、退会しますと言われれば、そうですかと言わざるを得ない。

 スキー指導員会の退会の理由は、スキー人口の減少に伴って、指導の場が少なくなってきていること、その上に、資格維持のために登録費用や年会費が結構高いので、資格を返上する会員が増えてきているからだ。これは、仕方ないことだと思っている。

 しかし、退職組織の方は、昨年までは新会員加入率が8割を切ったことがないのに、今年は5割近くまで落ち込んだ。理由は、①今年から退職しても年金がすぐに出ないので余裕がない。②第2の仕事をしなければならないので、退職したという感じがない。③メリットが感じられないなどである。

 退会者の理由は、健康上の理由が多いを上げる人が多いが、本音の部分では、徐々に減ってくる年金、消費税や物価の上昇などの経済的な理由のようだ。年4300円の会費とそれに見合うメリットを問われると、説得力のある答えは見つからない。若い会員(といっても60歳以上だが)は、活動が目に見える函館支部の会費に比べて、北海道本部の会費の高いことを理由に上げる人が多い。これらの多くは「支部にだけなら残りたい」と本音を漏らす。

 これまでも、先輩たちがいろいろ魅力ある活動や事業を展開し、魅力ある情報提供等の工夫に努めてきた。にも関わらずの現象である。昔は、先輩・後輩の関係や義理と人情で人の繋がりが強化され、このような組織が維持されてきた。しかし、最近は、「義理がすたればこの世は闇だ~」ではないが、人の繋がりが薄れてきていることは否めない。そこへ来て、最近の経済的な圧迫感である。余計な支出や付き合いは控えたいと思うのは大いに理解できる。

 そんな中で組織強化の妙案があれば、とっくに行使して、その流れを食い止めている。それができないから悩んでいるのだ。そんな中で「組織強化の取り組み」・・・何とかページは埋めたが、あくまでも今後の展望といった内容の抽象論でしかなく、「書き終えた!」という満足感はまったくなし・・・。 

 好きな山の記録や紀行文はいくらでも楽しく書けるが、この手の原稿は本当に嫌だ!

根室の漁師さんからブランドさんま直送

2014年10月01日 | 日常生活・つぶやき


 
 9/13に停滞していた中標津まで、根室からサンマの刺身とイカの沖漬を持ってわざわざ会いにきてくださった根室市落石の漁師さんのKoさんから、今日、立派な生さんまがどっさり届いた。数えたら25匹も入っていた。

 彼が所属する落石漁業協同組合で船上沖詰しているブランドさんま「しお風」とのこと。「漁師が選んだ漁師が食べたい魚 船上沖詰さんま」というフレーズが憎い!

 初めて口にしたトロさんまの刺身にも感激したのに、また、こうしてわざわざ送ってくださり、恐縮至極である・・・感謝・感激・感動!

 早速、夕食に塩焼きでごちそうになった。焼いているときから油がバチバチと聞こえていた。脂がのり、身もしまっていてとても美味しかった・・・Koさんの気持ちも相まって、至福の極みである。その後、刺身にして食べてもみたが、先日ごちそうになったまさにトロさんまそのものだった。妻は「さんまでないみたい」とビックリしていた。

 おすそ分けもし、我が家の分は妻がいろいろ料理や保存の方法を考えているようだ。おすそ分けしたお宅でも「太くて、大きくて、活きが良いので、刺身にして食べる」と話していた。

 昨日届いたメールには、「また、機会があったらお会いしたいものです。今度は是非とも山の上で!」と、結ばれていた。来年の初夏の花のころにでも、残してきた落石岬や厚床のフットパスや霧多布湿原辺りをのんびり歩いてみたいと思っている。

七飯岳MTB登山

2014年10月01日 | MTBロングライド・ヒルクライム


 七飯岳へのMTB登山はこれで3回目だが、10年ぶりのトライである。前回は2回とも、城岱スカイラインの冬季間閉鎖後の12月だった。上の方は雪があって、頂上までMTBを上げることができなかった。

 家を出て函館新道の側道を走る。1時間で城岱スカイライン入口へ到着。ここの標高は150mでここまでも結構負荷の多い走りだった。しかし、ここから七飯岳頂上(779m)までの標高差629mの登りが本番である。この城岱スカイラインのうれしいことは、自分レベルでもMTBで登れる傾斜なことである。


 目指す七飯岳を右上に見て、ペダルを漕ぐ。(三脚とセルフタイマーで撮影)
 myMTBのギヤは前3段×後9段=27段切り替えである。
 おおむね前を2に固定し、後ろを2~4の間で登り続けることができた。 


先に、七飯岳への分岐(牧場入口ゲート)の上にある城岱牧場展望台へ(標高560m)


七飯岳への牧場入口ゲート(490m)まで戻って、牧場の中の管理道路から七飯岳を目指す。
斜度によって乗ったり、押したり。


管理道路から古い林道跡の登山道へ。ここも乗ったり、押したりで進む。


 林道跡から頂上へ・・・ここは、さすが押して上がった。


 MTB登山のベテラン・も~さんの真似をしてみた。


 実りの函館平野を眼下に見ながら下る。(三脚とセルフタイマーで撮影)



スカイラインへ出たら、ブレーキをほとんど掛けることなく、快適なダウンヒルを楽しんだ。登りで1時間ほど要したところを10分ほどで下ってしまった。帰りに、毎年一度は行く大中山の松本農園でプルーンとリンゴを買って帰った。
 
 それほど疲れもなく、楽しいMTB登山だった。自転車やMTBはクロカンスキーのトレーニングに最適なはず。スケートの選手が自転車競技でも良い成績を残しているのが何よりの証拠だ。雪が降るまでは、当分、MTBで遊ぼうと思っている。

 8:40自宅発~9:40城岱スカイライン入口9:50~10:55城岱牧場展望台11:10~11:15牧場入口ゲート~12:00頂上12:25~12:55牧場入口ゲート~13:10城岱スカイライン入口~13:25松本農園(プルーンとリンゴ購入)13:35~14:10帰宅。

詳しい山行記録は、下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)