癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

青森のホテル到着

2018年11月15日 | 登山・旅行
    
 18:00発の青函フェリーに乗る。

    
 初めて乗った一番新しい「はやぶさ」で、青函フェリーにしては、乗客定員300名のとてもゴージャスな船だった。

    
 こんな洒落た席もある。

    
 貸し切りのカーペット室。このような部屋が3室のほかに椅子席やステートルームもあるが、乗客はわずか6名ほど。

    
 夕食は愛妻弁当にビール付き。運転しないので、ビールも飲むことができた。
 酔いに任せて、珍しく眠ることもできた。

 フェリーターミナルからホテルまで歩いても30分ほどだが、遅いのでタクシーを使った。
 下りるときに船の中から予約電話したが、メーターは1480円だったのに、「1030円で良い」とのこと。青森駅までの定額料金らしい。助かった。

 22:20、青森駅前のホテルニュームラコシに到着。

 かなり古いホテルで、多少狭いツインルームなのに、2500円なのは、部屋のトイレの流れが悪いかららしい。

奥州街道(松前道)歩き旅計画

2018年11月15日 | 登山・旅行

奥州街道(松前道)の地図と22の宿場

 旧奥州街道は江戸から三厩までの約800km、110超もの宿場を数える国内最長の街道である。この街道は、松前藩の参勤交代のルートでもある。
 そのうち、「松前道」と呼ばれているのは、三厩宿~盛岡宿間の22の宿場を繋ぐ約280kmの道のりである。これより南の盛岡宿~仙台宿間は「盛岡道」とか「南部道」、仙台宿~白河宿間は「仙台道」と呼ばれている。白河宿~日本橋までは、江戸幕府が直轄した「奥州道中」と呼ばれ、途中から日光街道が別れている。

 今回は、そのうち、盛岡までの「松前道」を歩く予定である。日が短く、寒い時期でもあるので、無理せずあちこちゆっくり見ながら、30km平均で歩きたいと思った。しかし、宿場間の距離で計画を組んだら思うように行かなかった。宿場間でうまく宿が見つかれば、距離を調整するつもりだ。

 山旅は車中泊で安上がりだが、歩き旅の難点は宿代が掛かることである。できるだけ安い宿を探して、ケチケチ旅行に徹するつもりだ。

 なお、旧街道の地図は、ウェブサイトにアップされている宿場間の詳しい地図を印刷したが、スマホに現在地も表示される旧街道を示したgoogle mapもみつかった。便利な世の中だ。

<急きょ今夕出発>
 明日の朝、始発の北海道新幹線に乗って、奥津軽いまべつから三厩へのJRに乗り換えて行けると思って計画を組み、今日その切符を買いに行った。しかし、こちらの勘違いで、新幹線から三厩行きのJRの乗り換え駅が、奥津軽いまべつの駅から離れた津軽二股駅で、予定していた電車に間に合わないことが分かった。その次は5時間後である。
 ところが、1~3泊目の宿を予約してしまったので、大幅な計画変更はできない。なんとしても明日の朝、三厩駅着7:46のJRに乗りたい。

 いろいろ考えて調べたら、青森駅前に今晩2500円で泊まれるビジネスホテルが見つかった。そこで、今夜の18:00発の青函フェリーに乗って、そのホテルに泊まり、明日の朝青森発6:15のJRに乗れば、それが当初の計画通りの三厩駅着7:46のJRに接続することが判明。これなら、予定通りに歩き始められる。
 おまけに、新幹線利用では5820円だが、この方法なら、フェリー代1440円+ホテル代2500円+JR代1140円=合計5080円で済む。時間は何倍も掛るが、時間は売るほどある。安いに越したことはない。これで良しとして、計画を遂行することにした。

<あす以降の計画>

①11/16(金)
 青森駅6:15~6:58蟹田(乗り換え)7:07~7:46三厩駅8:07~(バス)~8:13義経寺

1三厩宿~5.5km~2今別宿~22.5km~3平舘宿 <28.0km> 

②11/17(土) 
 3平舘宿~12.8km~4蟹田宿~7.7km~5蓬田宿~13.8km~6油川宿<34.3km>

③11/18(日) 
 6油川宿~5.8km~7青森宿~7.2km~8野内宿~18.2km~9小湊宿<31.2km>

④11/19(月) 
 9小湊宿~14.5km~10馬門宿~3.0km~11野辺地宿~24.1km~12七戸宿<41.6km> 
⑤11/20(火) 
 12七戸宿~15.1km~13藤島宿~4.0km~14伝法寺宿~6.8km~15五戸宿<25.8km>

⑥11/21(水)
 15五戸宿~19.7km~16三戸宿~10.2km~17金田一宿~6.1km~18福岡宿(二戸)<36.0km>

⑦11/22(木)
 18福岡宿(二戸)~7.4km~19一戸宿~32.3km~20沼宮内宿<39.7km>

⑧11/23(金)
 20沼宮内宿~16.4km~21渋民宿~19.3km~22盛岡宿<35.7km>

⑨11/24(土)予備日

⑩11/25(日)移動日
盛岡10:05~高速バス~13:10青森フェリーターミナル14:35青函フェリー18:25
※盛岡駅西口23のりば(3300円) 

香雪園の名残紅葉 & 激安1000円のタイヤ交換

2018年11月14日 | 花・紅葉だより


 午前中、すっきりとした青空が広がったので、MTBに跨り、香雪園の名残紅葉を観に行ってきた。
 今年の紅葉は遅い上に、ここはモミジやカエデ類が多いので、もしかしたら?と思って出掛けた。しかし、思っていたよりずっときれいな紅葉が残っていた。





















◎激安1000円のタイヤ交換


カーサービス黒の兄弟~タイヤ交換の横で妻は猫と戯れる

 昨日は、函館にもようやく初氷と初霜が訪れた。あと1日遅ければ、函館に気象台ができて以来145年ぶりの新記録になったそうだ。
 明後日から奥州街道の歩き旅に出るので、帰って来てから慌てなくても良いように、昨年と同じ1000円でタイヤ交換をしてもらってきた。

 予め、昼休み明けの13:00に予約を入れておいたので、行ったらすぐに取りかかってくれた。予約表は30分ごとに1~2台ずつびっしり詰まっていた。
 一人で1台15分~20分、大変な重労働に見えた。訊いたら、「膝と腰が辛いです」と話されていた。
 すでに今シーズン300台を超えたそうだ。目標は1000台とのこと。薄利多売だが、労力だけでほぼひと月で100万円の売り上げはまあまあだろう。しかし、膝と腰が心配と話されていた。

 安いタイヤ交換をきっかけに、車検整備、オイル交換、自動車保険、中古車販売などのお客になってほしいという先行投資のようだ。


 ここには猫が2匹飼われてる。昨年のブログを見た猫キチの妻も一緒に行った。20分のタイヤ交換している間中、妻は2匹の猫と遊んでいた。「1000円のタイヤ交換で、ネコカフェを楽しんだ」と大喜びだった。

自分も!」と思われた方は、早目に予約を入れた方が良いです。
住所/函館市大縄町7-27(高砂通り沿い)  電話/0138-86-9460


刈払い直後の晩秋の毛無山(北斗市)

2018年11月13日 | 登山・旅行


葉が落ちて見通しの良くなった桧沢の滝

 春の新緑の美しさと花の種類の多さが魅力の毛無山ではある。毎年、この時期に函館山楽クラブが刈払い作業をしているにもかかわらず、夏以降の大石の沼より先は、笹や夏草が生い茂って、途中で帰ってしまう登山者が多く、あまり評判のよろしくないのが残念である。
 自分も、考えて見たら、新緑と花目的の春と冬だけの訪問ばかりで、紅葉時期は登ったことがない。

 たまたま、11/4に函館山楽クラブと函館マウンテンクラブが刈払い作業をしたという情報が入ったので、すっかり葉の落ちた寂しい時期ではあるが、敬意を表して晩秋のこの山を初めて訪問してみた。


GPSトラックログ。帰りに故齋藤浩敏さんの慰霊プレートにも寄ってみた。


大野川に架かる桧沢橋の天板はまだ外されていなかった。
渡渉地点が数ヶ所ある桧沢川に絡んだ登山道を進む。


横の急斜面の登りから桧沢の滝を眺める。
この急斜面の木段は腐って、土が崩れていて、非常に登り辛くなっていた。



やがて、大石の沼に到着。モノトーンの木々とトドマツの緑が湖面に映って美しい。

 大石の沼から稜線に乗るまでは、斜面をトラバースするような登山道が続くために、夏以降は笹や夏草が上から覆い被さってくるところである。そこもずっときれいに刈払われていた。


稜線の笹やぶの中の登山道も、わずか1年で笹やぶなってしまうが、広くきれいに刈払われていた。


頂上左手前眼下にひろがる平野部の北側


両側に噴火湾を従える駒ケ岳


広くきれいに刈払われた山頂部。手前は三角点。

 
頂上より手前に設置されている三等三角点と、頂上部に設置されている旧宮内庁直轄林の標石
右の丸い「宮」の字が彫られているのは、明治時代の皇室の御料林(宮内庁直轄林)であることを示す。


二股岳をバックに、記念撮影。

○帰りに寄った故齋藤浩敏さんの慰霊プレート


 11/4の刈払いのときにも、誰かが寄ってくれたらしく、周りがきれいになっていた。
 今年の5月下旬に2年ぶりに草刈りをしたが、その後、誰かがスコップで斜面を削って休みやすくしてくれたようだ。

 
ろうそく立てが固定されて、ろうそくが供えられ、可愛い草鞋人形も供えられていた。
またこの下のカーブ地点の木に造花のひまわりが2個結わえられていた。
1年目のときに真っ赤なハイビスカスの造花が同じように設置されていたことがあるが、同じ人かも?


登り1時間45分、下り1時間35分(寄り道も含む)。帰りに北斗市のせせらぎの湯に入って帰宅。

冬と春の記録は下記でどうぞ!
冬15年3月22日の故齋藤浩敏さんの毛無山慰霊登山会
新緑と多くの花が見頃な08年5月16日の毛無山

松前藩の参勤交代と奥州街道

2018年11月12日 | 日常生活・つぶやき

三厩にある「松前街道終点之碑」~ここが奥州街道の終点 ※他サイトから借用

 夏山と冬山の端境期の11月は、昨年までの3年間は毎年本州の歩き旅に出ている。15年には富士山ぐるりトレイル、16年には中山道後半、17年には東海道後半~伊勢路~熊野古道(伊勢路)である。

 今年は春に43日間もの四国遍路をしているので我慢していたが、また旧街道歩き旅の虫がうずうずしてきた。いずれは5街道踏破も・・・と考えたりしていたら、ふと「松前藩の参勤交代はどのルートを歩いたのだろう?」という興味が湧いてきて、いろいろ調べてみた。

◎松前藩の参勤交代

 一般的な大名は1年ごとに国元と江戸を往復(2年1勤)するが、遠隔地にあった松前藩松前家は例外で、元禄年間(1688~1704)までは概ね3年に一度、以後、文化4年(1807)に陸奥梁川(福島県伊達市)へ転封するまでは5~6年に一度、文政4年(1821)の松前復領後は5年に一度と、時代によって変化した。他の大名並みに隔年参勤となるのは、天保2年(1831)10月からだという。(海保嶺夫『近世蝦夷地成立史の研究』)。

 松前藩主の参勤経路は当初、小泊(中泊町)に上陸し、西浜街道~羽州街道~奥州街道を経由するルートをとった。その後、下船の場を三厩に変更し、松前街道(上磯街道)~青森~奥州街道を経由するルートが定着したという。

 この中に出てくる松前街道(上磯街道)は、松前から函館までの福山街道のことかと思ったら、北海道ではなく、津軽半島の陸奥湾沿いに今でも残っていて、三厩~青森の間の旧街道をいうらしい。その部分も含めて、一般的には奥州街道というようだ。

 松前藩の参勤交代は、記録によると、天候にもよるが、早いときで26日、遅いときは40日も掛ったそうだ。しかし、26日というのは凄い・・・1日36km計算になる。

◎奥州街道とは
 

 今までは、奥州街道というと、江戸時代の五街道の1つで、江戸から福島県白河までと思っていた。しかし、その部分は、江戸幕府が直轄した街道で、「奥州道中」と呼ばれた部分である。実際は、その延長上も含めて松前藩が参勤交代で歩いた三厩から日本橋までの間が奥州街道のようである。

 日本一長い街道で、およそ900キロある。途中にあった宿場は114宿。53次といわれた東海道や69次の中仙道に比べても、その長さが分かるというものだ。

 なお、白河宿~仙台宿を「仙台道」、仙台宿~盛岡宿を「盛岡道」または「南部道」、盛岡宿~三厩宿までを「松前道」とも呼んだらしい。

 この奥州街道を参勤交代の道として利用した松前、奥州、羽州の大名だけで29家。それに北関東などの大名も加わると大変な数だった。

 大名だけでなく多くの文人墨客も奥州街道を歩いている。松尾芭蕉、菅江真澄、伊能忠敬、古川古松軒、高山彦九郎、吉田松陰などなど。蝦夷地(北海道)へ向かうにはこの街道を通らなければならなかったし、みちのくの地を訪ねるにも欠かすことができない街道だったようだ。

◎奥州街道踏破の歩き旅の記録

 奥州街道の歩き旅の記録は、圧倒的に五街道部分の日本橋から白河までが多い。しかし、三厩までの歩き旅の記録も多い。そのすべては、日本橋から北上しているものばかりである。

 それらを見ていると、宿場町の面影を残すところは少ないが、結構旧街道が残っていて、その史跡などが多いようだ。

 ただし、五街道のような詳しい旧街道を示す地図やガイドブックはなかなか見当たらない。歩いている人たちの記録のもとになっているのは「奥州街道―歴史探訪・全宿場ガイド」無明舎出版 (2002年12月発刊)のようだ。定価は3,600円だが、すでに絶版になっていて、今では中古品でも7,700円もする。
 とても買えないが、それを基にして歩いた電子足標やGPSトラックログなどの地図はネット上にも多い。それを参考にして歩くことができそうである。

 こんなことを調べていたら、何回かに分けても、三厩からスタートして日本橋まで南下して、「松前藩の足跡を辿る歩き旅」を繋いでみたくなった。

 とりあえず、11/16から11/27までの12日間、予定が入っていないので、手始めに三厩から盛岡までの「松前道」(約273km)を踏破する計画を練ることにする。 

132年ぶりの遅い冬の訪れ & 湯巡りパスポート

2018年11月11日 | 日常生活・つぶやき

函館山薬師コースから見下ろした市街地~手前眼下に教会群(※本文とは関係ありません)

 今年の冬は暖冬予報が出されているが、北海道の平野部での初雪が非常に遅れている。昨冬の記録的な根雪の早さと豪雪だった反動でもあるまいが、今年は、11月に入っても高気圧に覆われて寒気が入りにくく、気温の高い日が続いている。街中の紅葉も1週間以上遅れていたし、寒くならないので紅葉も鮮やかにはなれなかった。

 昨日時点で、道内にある気象庁の関連8カ所でまだ初雪を観測しておらず、日本気象協会北海道支社によると、昨日が28年ぶりの記録だったが、今日以降になれば1886 年(明治13年)の18日に次ぎ、132年ぶりの記録になるという。

 ちなみに、函館の平年の初雪は11月3日で、昨年は13日だった。函館の最も遅い記録は11月27日(1873年)とのこと。今後10日間の予報を見ても、マイナス予報がないので、かなり遅れそうな気配だ。

 冬物が売れず、タイヤ交換も遅れているらしい。タイヤ交換はのんびりしていると混みそうなので、予約を入れておいて今週中にはするつもりだ。

 例年は11月中旬から連休にはオープンすることが多い中山峠や札幌国際やニセコなどのスキー場は、やきもきしているようだ。

◎道南近郊 湯巡りパスポート


11/10から書店やコンビニで、999円で売りだされた「道南近郊 湯巡りパスポート」

 登山のあとなどに温泉を利用することが多いので、早速買ってみた。詳しくチェックしてみたら、無料は2軒のみ、半額が8軒、100円割引(3回までのところが多い)、あまり利用しそうにないその他のサービスが15軒、特典なしで温泉の紹介のみが18軒。このほかに道南以外の温泉も27軒紹介されているが、高いところが多くメリットは少ないようだ。

 期待した割には、無料や半額が少ない。しかし、来年の8月末までなので、元は取れるだろう。 


無料が3回と大判振る舞いの駒が峯温泉 ちゃっぷ林館 
このほかの無料はグリンピア大沼の1回

20kmスロージョグ & 「よし庵」での会合

2018年11月10日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

上磯駅入口にて、セメント積み出し橋と函館山をバックに

 暑い時のランは苦手な妻が、来年3/3の東京マラソンに申し込んだら、抽選倍率12.1倍の難関を突破し、見事当選した。涼しくなってきた最近になってようやく走り始めている。

 昨日のスイーツの食べ過ぎのカロリー消費と夜に飲み会があるので、妻を誘って20kmスロージョグに挑戦。7分30秒/kmくらいのスロージョグなら、20kmは特に練習していなくても走れる自信はあるが、一人だと辛い。そこで、2人で走ることにした。

 ゴール後すぐに温泉に入りたいので、昭和温泉まで車で行って、そこを起点に走った。コースは、国道5号~産業道路~国道228号を10km走って折り返すことにした。結果的に上磯駅がちょうど10km地点だった。

 7分17秒~7分55秒/kmのペースで最後まで走ることができた。信号待ちのタイム計測は自動的に停止するので、実質的なタイムは2時間29分26秒。平均ラップは7分36秒/kmだった。

 走り終えてすぐの温泉は最高。疲れが抜けていくような感じだ。夜の会合のビールも美味かった。


国道228号のトライアルの辺りを走る


大野川の有川橋から、水面に浮かぶ水鳥と横津連峰を望む


折り返し地点の上磯駅


スタート・ゴールの昭和温泉


◎「よし庵」で開催された函館スキー指導員会・役員歓送迎会


 4年前まで12年間会長を務め、今は顧問になっていることもあり、役員の歓送迎会に招かれた。


会場は、亀田町の国道5号沿いにある居酒屋「よし庵」~右奥が宴会場の玄関

 この「よし庵」は、繁華街でもないし、交通の便もそれほど良いわけでもないのに、ネット上で非常に人気の高い居酒屋で、観光客の利用も多い。
 リーズナブルな値段のとても活きの良い活魚や海鮮料理が売りで、気さくな大将の評判も良い。一度入ってみたいと思っていたが、ようやく念願がかなった。
 
料理の一部を紹介。メインの海鮮鍋の写真を撮るのを忘れた。







清尚学院高校のスイーツ販売

2018年11月09日 | 食べ物

 本日、近所の清尚学院高校で、生徒が実習で作ったスイーツを売る販売会が開かれた。
 調理師や製菓衛生師を目指す生徒の学習成果を市民に知ってもらう機会で、年2回ほど販売会をしている。今年の6月1日には「ピザとお菓子」が販売されている。

 個数限定なので、11時から整理券を配り、11時半から販売していた。妻が整理券をもらってきて、自分が買いに行ってきた。




 今回販売されたのは、調理科3年生が作ったスイートポテト(200円)と、製菓衛生師科3年生が作ったアップルパイ(800円)。
 スイートポテトは、「べにあずま」を使い、直径15㌢のアップルパイは七飯産の紅玉を使っている。 

 昼食代わりにスイートポテト1個と、アップルパイ1/4切れを食べた。どちらもずっしりと重さがあり、スイートポテトはクリーミーな甘さが際立ち、アップルパイはパイ生地は美味しかったが、りんごの部分は自分には柔かくてやや甘過ぎた感じ。


晩秋の函館山散策

2018年11月08日 | 登山・旅行

旧登山道から見上げる御殿山

 11月に入ってからも穏やかな小春日和のような天候が続いている。ふと思いついて函館山の散策に出かけた。

 駐車場から旧登山道~薬師山コース(往復)~千畳敷コース~汐見山コースを2時間ほど掛けてぶらぶら歩いた。歩数計は約1万歩だった。午前中も遅い時間だったが、たくさんの人がのんびり散策を楽しんでいて、4人もの知り合いに出会った。

 紅葉のピークは過ぎているので、葉が落ちてしまったこの時期、目に付く木の実を中心にカメラに収めながら歩いた。


ワタゲカマツカ


ムラサキシキブ


サルトリイバラ


マユミ


ノブドウ~旧大野町で育った子供のころは、メクラブドウと呼んでいた


ガマズミ


ミヤマガマズミ~ガマズミより葉の先がとがっていて紅葉がきれい


ツルウメモドキ


千畳敷コースに咲くキクタニギク~函館山で咲く最後の花らしい


種が巣立った後のオオウバユリ


オオカメノキの冬芽

街中紅黄葉ウォーク

2018年11月07日 | 花・紅葉だより

八幡通りのイタヤカエデ

 今年の紅葉は、台風の影響でパッとしないところが多い。おまけに暖かい日が続いていて、紅葉しないうちに落葉している木も多い。
 我が家のサラサドウタンも例年は真っ赤になってから落葉するが、今年は黄色いまま落葉している。

 家にいるときは、1万歩超ウォーキングをするようにしている。今日はカメラ片手に最後の紅黄葉が見られそうなところを2時間以上歩いてみた。歩数計は約15,000歩だった。

 今年の11月は本州には行かないので、これで、今年の紅葉も見納めと言ったところである。


亀田八幡宮


千代台公園


千代台公園。落ち葉を集める仕事をしている人。


遺愛学院の中のイチョウ並木


杉並町電車通りの店の前のコキア(別名ホウキグサ)


五稜郭ときわ通りのイチョウ並木~右側はすべて黄色なのに、左側は青々している。日当たりの関係?


五稜郭公園表門付近~例年より鮮やかさがなく全体的に茶色っぽい


五稜郭公園兵糧庫前


五稜郭公園裏門内側のヤマモミジ~ここも例年より鮮やかさが不足している


内堀のサクラの紅葉を土塁の上から眺める


生け垣のドウダンツツジ


函館盲学校の実をたくさん付けている、珍しいカキの木~紅葉も艶があってきれい

3回目のヒルクライム・城岱牧場~きじひき高原(途中まで)

2018年11月06日 | MTBロングライド・ヒルクライム

霞んでいて、函館山も平野部もはっきり見えないのが残念


 11月に入ってから、平年よりずっと暖かい日が続いている。今日は、3回目のMTB(マウンテンバイク)でのヒルクライムに挑戦。
 予定は、自宅~城岱牧場展望台~道の駅なないろ・ななえ~新函館北斗駅~きじひき高原パノラマ展望台~自宅のはずだった。


GPSトラックログ~総距離54.8km、総所要時間4時間35分


 数年前まで、何度か横津岳ヒルクライムをしていた。その時の標高差やタイムからすると、城岱牧場ときじきき高原の両方はできるはずとの計算だった。

 しかし、城岱牧場から道の駅まではずっと下りでお休みモード。さらに、道の駅で昼食タイムを取ってからのきじひき高原の登りは、疲れが出て、気持ちの上でギアチェンジができなかった。休み休み、無理すれば行けないこともなかったが、結局、匠の森公園入口でリタイアしてしまった。

 クロカンスキーの練習も、昼食を摂っての大休憩のあとは、気持ちが切れて距離を延ばすことができないのと同じ感じだった。
 横津岳のときは、所要タイムも標高差も2倍以上だが、ずっと登りが続くので、気持ちが切れることはなく、頑張ることができたのだと思う。
 なお、現在の横津岳の車道は、荒れて穴ぼこだらけで、自転車の登り下りはとても危険である。

 今回の城岱スカイライン入口から展望台までは、2回写真を撮っただけで、あとは休まなかったので58分だった。下りは16分。なお、自宅からスカイライン入口までは55分だった。どちらも1時間を切ることができた。次回は、写真撮りもしないで、自宅から展望台まで1時間45分を目標にするつもりだ。


城岱スカイラインの下から七飯岳を見上げる


すでに、閉館していた城岱牧場展望ハウスと七飯岳。
ロードバイクの人に登りで2人、下りで1人に会った。大きな声で挨拶してくれるのがうれしい。


道の駅なないろ・ななえに寄った。気温表示は18.4℃もあった。


軽めの昼食~山川牛熟王コロッケ(350円)、もっちりんご(150円)


新函館北斗駅前を通過


引き返し地点となった匠の森公園入口(下の登り口から2.3km地点)


 翌日分かったことであるが、この上のキャンプ場入口のところのゲートが11月1日で閉じられて、展望台までは行けなくなっているたそうだ。

北海道新聞みなみ風連載「どうなん・とうほく山楽紀行」
本日掲載の48回目「栗駒山」(秋田県・岩手県・宮城県)は、
下記の「最新情報」でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com

棒二森屋ノスタルジー

2018年11月05日 | 日常生活・つぶやき

高砂通りと電車通りの交差点から眺める現在の棒二森屋デパート

 来年の1月末で82年の歴史を閉じることが決まった「棒二森屋」は、「金森森屋百貨店」と「棒二荻野呉服店」が合併して、1937年(昭和12年)10月1日に現在地で開業した百貨店である。
 地元函館の人には棒二森屋という正式名称よりも、「ボーニ」という片仮名表記の名前で馴染みのある老舗デパートである。昔から函館駅前のランドマークとも言える存在の建物である。それがなくなると思うと、昔の繁栄ぶりを知っているだけに、一抹の寂しさを感じる。

 今日と明日限定で、屋上の互福稲荷神社を公開すると、新聞で知ったので、ウォーキングがてら出掛けてきた。ついでに、昔を思い出させる意匠などもカメラに収めて来た。


昭和12年にオープンした竣工当時の5階建ての外観。

 自分にとっては、子供のころ、母親に連れられて良く買い物に来た当時を思い起こさせる、こちらの建物の方が思い出深い。4階には一番の楽しみだった大食堂があり、5階には父親と一緒に観た映画館(ニュー東宝?)があった。当時観たチャップリンの無声映画やニュース映画が思い出深い。

 この設計は、函館出身の明石信道で、その後、昭和29年、30年、31年、36年、41年、49年の6度に渡る増築工事も、明石の設計による。デパート特有の増改築によるアンバランスな感じがあまりしないのは、同一人物の設計によるものが多いと言われている。更に明石は建物北側の別館(アネックス)の設計も担当し、こちらを昭和57年9月に竣工させている。実に46年間、棒二森屋の建築に携わって来たことになる。


 屋上で公開されていた互福稲荷神社。
この互福という言葉は、「棒二荻野呉服店」の呉服に掛けているらしい。


 灯篭の支柱には昭和13年と刻まれているので、竣工の翌年から屋上に設置されていたころになる。
 しかし、竣工当時は5階建てで、現在は8階建てなので、増築の度に屋上に移設されてきたことになる。
 今の屋上はあまり馴染みはないが、子供のころは、遊園地や噴水もあったような気がする。
 

あまり記憶はないが、ステージがあるところをみると、ここでショーなどが行われたのであろう。


竣工当時の写真を見ると、ここは東側エントランスだったようだ。その両側の柱の意匠は当時のまま。


 東側外壁にこのデパートのシンボルであるすずらんのレリーフが描かれている。

そのレリーフの下には、新築から6回の増改築に携わって来た明石信道のサインのタイルがある。
このレリーフも明石がデザインしたものといういうことなのだろう。
1966年(昭和40年)は、7階部分が増築された年である。


現在の正面エントランスの柱のマークとライト。これも竣工当時のものか?


玄関内側の両側に対になって設置されている彫刻の片方。「羆 根本土龍 1966」とある。
これも1966年の7階部分が増築された年なので、その記念かも?


東側階段の壁にはめ込まれているすずらんのタイル


大理石の中央階段


建物北側には増築工事の完了年を示す1974のレタリング


函館駅前から眺めた棒二森屋

 駅前通りからは、彩華デパートと和光デパートも姿を消した。今度は、この最も古い棒二デパートがなくなる。
 現在の経営者であるイオンは、アネックス館跡にホテル、本館跡にマンションと小規模な商業スペースからなる複合施設の建設案を提示しているらしい。

薮山低山「坊主山2山(国縫&美利河)」

2018年11月04日 | 登山・旅行
 今日は、自分も2回草刈り機を持って参加した有志による白水岳登山道の再開削作業が南白水岳まで到達したとのことだったので、その成果を見たくて、南白水岳を目指した。しかし、低い雲が垂れこめ、山は姿を見せていなかった。

 そこで、天候の良いはずの太平洋側へ抜けて、夏の内に取り付き地点の下見をしておいた長万部町国縫の坊主山と、今金町美利河の坊主山のダブル坊主山へ転進。

◎長万部町国縫の坊主山(125m)


国縫漁港の橋の上から望む坊主山


GPSトラックログ

 この坊主山は高速道路の国縫ICの北側に位置する低山である。山の南斜面を送電線が通っているので、その管理道(巡視路)を利用すれば、わずかな薮漕ぎで登れそうなので、その取り付き地点を夏の内に下見をしておいた。


今金方面へ通じる国道230号へ入り、高速道路の下を潜り、島田川橋から送電線を眺める。

橋の手前から民家へ入る道の途中に管理道の入口がある。国道の路肩に駐車してスタート。
手入れの行き届いた快適な管理道を登って行くと、深い谷の上に出る。しかし、道は右の尾根の上に源頭部を巻くように続いている。


快適な管理道を進む


○で囲まれた「巡」の文字が書かれたピンクテープがぶら下がっている。巡視路を意味していると思う。


25分ほど進むと、一番高い地点の鉄塔下に到達。ここからの尾根が最短コースである。
直線距離で120mほどである。ここから笹やぶに突入する。


背丈より高いので展望のきかない笹やぶを掻き分けて進む。
ネマガリダケのような太さではないが、蔓が絡んですんなりと登らせてもらえない。
それでも10分ほどで頂上到着。三角点のない山なので、GPSで場所を特定する。
周りの背丈を超す笹やぶで、展望も全くなし。


普段はテープは残さないのだが、三角点もないので、一番近い木の枝に結びつけて下山開始。


下る途中から、珍しいワイングラス型の国縫漁港を見下ろす。

 砂浜なのでこのような人工的な港を造った。しかし、この形は、この山からでないと分からない。この山の唯一の魅力である。頂上から見下ろせれれば最高なのだが・・・。

登り40分、下り35分。次に国道230号を進み、美利河の坊主山を目指す。

◎美利河の坊主山(374.7m)


美利河ダムの管理事務所前から対岸に聳える坊主山を望む。

この坊主山は、美利河ダムの西側に聳える山である。ここも夏の内に下見をしておいた。美利河種川林道を進み、送電線が交差する地点からその管理道に取り付き、最短尾根の薮漕ぎで登れそうだと目安を付けておいた。


GPSトラックログ


国道から美利河ダム西側の道々へ入ると、右手に美利河種川林道入口がある。ここを進む。


正面に目指す坊主山が見えてくる。この左側の尾根の薮漕ぎで登った。


車を広い駐車帯に置いて、送電線の管理道へ取り付く。


わずか5分ほどで、一番高い地点にある鉄塔に到着。
ここからの薮尾根が最短距離である。直線距離300mほどなので、この尾根を登る。
笹やぶは、国縫の坊主山よりは密度が薄く、蔓もあまり絡んでなかった。


薮漕ぎは40分ほどで頂上到着。三等三角点(点名・忠子別)はあっさり見つかった。
この山名と違う点名は、この山の北側から美利河ダムに注ぐチュウシベツ川に由来しているのだろう。


ここも笹が背丈より高く、全く展望が利かない。頭上のダケカンバと青空を写して下山開始。


下る途中から見えた美利河ダム。

登り45分、下り30分。まだ11時過ぎだった。汗を掻いたので、美利河温泉に入って帰路に就き14時に帰宅。

 これで、今年の道南の薮山は終了。道南の名前のある山224山で登り残している山はこれで19座となった。積雪期しか登れない山や、長い林道の奥にある山など、難関の山ばかり残っている。そのうち、渡島大島の2座と松前小島の1座は無理としても、残りの16座は、来年中にでも踏破したいと思っている。

乃が美の高級「生」食パン

2018年11月03日 | 食べ物

 「日本一の美味しい食パン名品10本」「パン・オブ・ザ・イヤー2016金賞」「Yahoo検索大賞2017(食品部門)」という高級「生」食パン・乃が美はなれ函館店が、本町テーオービル1階に今日11月1日(木)にオープンし、初日は開店前から長蛇の列ができたらしい。


 1本(2斤サイズ)840円(税込)もする高級「生」食パンはどんなものかと、興味本位でスキー研修会からの帰宅後に購入に出掛けた。
 五稜郭交番の向かいなのに駐車場がない。ハラハラしながら店の前でハザードランプを点けて待ち、妻に買いに行ってもらった。


 早速、店で勧める通り生で食べて見た。見た目は真っ白で、密度が濃く、持ってみるとずっしりと重い。弾力が強くふんわりとして潰れても戻るような感じだ。耳も柔らかくて美味しい。
 味は、蜂蜜が入っているせいか、けっこう甘い感じである。確かに美味しい食パンなことは間違いない。


「乃が美」のこだわり

 1日の販売数が限られているため売り切れ次第終了とのことだが、予約が可能となる14日までは無制限で買えるようだ。

 ただ、このような高い食パンしか扱わない店が、駐車場もなく、果たして、この庶民意識の強い函館に根付くだろうか心配でもある。
 妻に言わせると、「原材料にマーガリンが入っているのが気に食わない」とのことで、我が家はこの1回だけで結構という感じだ。もともとあまり食パンは食べないこともあるが・・・。

全日本スキー連盟指導者研修会(理論)

2018年11月03日 | スキー・クロカン

 北斗市農業振興センターを会場に開催れた「2019年度全日本スキー連盟指導者研修会(理論)」に3年ぶりに参加。250名が参加。シーズンが始まる前にして、久しぶりに懐かしい面々との再会がうれしい。

 今年の研修会テーマは、Ⅰ 「初歩動作の指導の実践」 Ⅱ「基礎パラレルターンへの指導の実践~3本の矢をどう束ねるか~」 Ⅲ 「パラレルターンの指導の実践」である。「3本の矢」とは、基礎パラレルターンへの指導の展開の3つの方法(横滑りからの展開・プルークからの展開・シュテム動作からの展開)である。


研修会での映像をSNSで流すことは禁止されたので、北海道スキー連盟教育部メモから一部を掲載

 具体的には、パワーポイントの動画を基に研修は進められた。3年ぶりに参加した感じでは、ターン後半のエッジングを強めることに力点を置いた、カービングを意識したパラレルターンの度合いが強まった感じである。

 我々指導員の指導法のたとえで、山本五十六の言葉はスキーの指導法と全く同じであるということが面白かった・・・「やってみせ(示範)、言って聞かせて(説明)、させてみて(体験)、褒めてやらねば(評価)、人は動かじ(動機づけ)」

 この理論研修会を基にした実技研修会は、12/22(土)~23(日)の両日、七飯スノーパークを会場に開催される。