普天間基地周縁部のガマに入れていただく。入口は民家の庭にある。人が入るのは数年ぶりという。井戸を4メートル降りたところにある横穴は高さ四十センチしかなく、這って入る。そこを抜けた所に、人が立つことができない、しゃがんだまま移動するしかない鍾乳洞がある。合羽と長靴、帽子でドロドロになりながら、数十分滞在する。米軍沖縄上陸のさい、ここで三十人余が二ヶ月以上を過ごした。生き延びた数え90歳のおばぁの息子さん、孫も初めて入った。出て、新聞社の方、当時十五歳の少年兵として徴用された住人の方など、参加者とおばぁを囲み、その庭でお弁当をいただく。平和のありがたみを噛みしめる。
goo blog お知らせ
最新記事
カテゴリー
- Weblog(6669)
最新コメント
- 稲葉麻里子/今年も、アンネのバラ
- nasaki/午後
- nasaki/午後
- nasaki/映画 『茶飲友達』
- nasaki/ヤンバルクイナは「反戦」の象徴
- ヤマヒデ/POLOと旅した『悪魔をやっつけろ』
- nasaki/燐光群『沖縄戦と琉球泡盛』 本年の公演を終了致しました 皆様、ありがとうございました
- nasaki/生物多様性の宝庫・与那国樽舞湿原の生き物たちは、軍港増設計画で危機にさらされています
- nasaki/いよいよ本日14時の回が東京千秋楽 『沖縄戦と琉球泡盛』
- nasaki/テアトロ12月号に、日本被団協のノーベル平和賞受賞について書きました。
カレンダー
バックナンバー
ブックマーク
- goo
- 最初はgoo