九州・大分を、ゆえあって訪問。
大分も地震被害に遭遇。ニュース映像にあったように湯布院駅舎のガラスが割れたりの他に、石垣が崩れたり、あからさまな傷跡もあるようだが、街は落ち着きを取り戻し、避難所はほぼ撤収を終えたという。
さて、佐藤樹一郎市長にいただいた名刺には、「高崎山自然動物園の猿のシャーロット」の写真が!
大分市の公認マスコットは、「高崎山自然動物園の猿のシャーロット」なのだ。
シャーロットの絵はがきセットも売られている。
大分市の高崎山自然動物園は、1500頭以上が生息するニホンザルの楽園。檻の中で飼育しているのではなく、高崎山にいる野生のサルを餌付けしている。
昨年3月、高崎山に可愛いメスザルが誕生。その年の初子ということもあり、動物園は赤ちゃんザルの名前を公募。「カタカナで2文字以上5文字以内の名前」「この1年で話題になった言葉や出来事にちなんだ名前」という条件つきで募集した結果、5月6日、「シャーロット」という名前に決定。
しかし、その名前が5月2日に英国で誕生した英王室のウィリアム王子とキャサリン妃の長女シャーロット王女と同じだったため、「撤回してほしい」と日本中から非難が集中。一時は撤回を表明するも、英国王室広報が「気にしません」とアナウンスした結果、当初のシャーロットに落ち着いているという。
動物に王室にちなんだ名前をつけることの是非はともかく、「権威」を気にしすぎる、当事者以外がつまらぬ茶々を入れる、日本らしいエピソードではある。
シャーロットは2つの派閥に別れたサルたちの抗争に巻き込まれたりしながら、すくすくと成長、サルの人気投票「選抜総選挙」でも堂々の一位になったという。
撤回騒ぎのためにかえって有名になったわけだが、熊本の「くまモン」といい、シャーロットといい、こうしたマスコットの存在は、人の心を和ませる。
熊本でない地域の人にも「くまモン」は人気がある。全国各地に地域にちなんだ「ゆるキャラ」が多数存在する日本は、諸外国から見れば、奇異であるとか、子供っぽい印象もあるようだが、有事に於いて確実に役に立ったわけである。
別な案件で、ある「ロゴ」の創案、選定に関わっている。できて定着してしまえば「あって当たり前」になる「ロゴ」だが、何ごとにも「はじまり」の段階はある。時流や初見の印象に惑わされず、皆に受け入れられることを考えるべきなのだろう。
大分も地震被害に遭遇。ニュース映像にあったように湯布院駅舎のガラスが割れたりの他に、石垣が崩れたり、あからさまな傷跡もあるようだが、街は落ち着きを取り戻し、避難所はほぼ撤収を終えたという。
さて、佐藤樹一郎市長にいただいた名刺には、「高崎山自然動物園の猿のシャーロット」の写真が!
大分市の公認マスコットは、「高崎山自然動物園の猿のシャーロット」なのだ。
シャーロットの絵はがきセットも売られている。
大分市の高崎山自然動物園は、1500頭以上が生息するニホンザルの楽園。檻の中で飼育しているのではなく、高崎山にいる野生のサルを餌付けしている。
昨年3月、高崎山に可愛いメスザルが誕生。その年の初子ということもあり、動物園は赤ちゃんザルの名前を公募。「カタカナで2文字以上5文字以内の名前」「この1年で話題になった言葉や出来事にちなんだ名前」という条件つきで募集した結果、5月6日、「シャーロット」という名前に決定。
しかし、その名前が5月2日に英国で誕生した英王室のウィリアム王子とキャサリン妃の長女シャーロット王女と同じだったため、「撤回してほしい」と日本中から非難が集中。一時は撤回を表明するも、英国王室広報が「気にしません」とアナウンスした結果、当初のシャーロットに落ち着いているという。
動物に王室にちなんだ名前をつけることの是非はともかく、「権威」を気にしすぎる、当事者以外がつまらぬ茶々を入れる、日本らしいエピソードではある。
シャーロットは2つの派閥に別れたサルたちの抗争に巻き込まれたりしながら、すくすくと成長、サルの人気投票「選抜総選挙」でも堂々の一位になったという。
撤回騒ぎのためにかえって有名になったわけだが、熊本の「くまモン」といい、シャーロットといい、こうしたマスコットの存在は、人の心を和ませる。
熊本でない地域の人にも「くまモン」は人気がある。全国各地に地域にちなんだ「ゆるキャラ」が多数存在する日本は、諸外国から見れば、奇異であるとか、子供っぽい印象もあるようだが、有事に於いて確実に役に立ったわけである。
別な案件で、ある「ロゴ」の創案、選定に関わっている。できて定着してしまえば「あって当たり前」になる「ロゴ」だが、何ごとにも「はじまり」の段階はある。時流や初見の印象に惑わされず、皆に受け入れられることを考えるべきなのだろう。