Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

アメリカはオバマ政権の間にTPPを通す 日本はその呼び水の役を演じるのか

2016-11-04 | Weblog
どう考えても、人々の暮らしを苦しめ、あらゆる未来の事業を歪ませ、政治の不全を招く、ひどい、ありえない内容である「TPP=環太平洋パートナーシップ協定」。
わかっていてこれを通してしまうなんて、未来永劫末代までの恥だ。将来この結果によって苦しむ人たちに顔向けできない。
なぜみんな平気なんだろう。
「グローバル企業」を太らせるだけで、ほとんどの人が貧困に陥る。
人々は現在の最低限の権利さえ奪われる。縛られる。
内容、ほんとにわかってますか。
いちいちあげつらうのにも疲れる。
わかっていない人がいるなら今からでもご自分で調べてください。

アメリカ大統領選挙で、民主党のクリントン候補と共和党のトランプ候補のいずれもが反対する考えを示している、とも報道されている。

日本で成立してもアメリカでは就任後の大統領が否決に持ち込むだろうから成立しないかも、と考えているらしい、甘い考えの皆さん。
それはないようだ。
アメリカ通商代表部で日本などとの交渉を担当したカトラー前次席代表代行は、NHKの取材に対し、「オバマ大統領の任期が切れるまでに議会の承認が得られる可能性がある」という見方を示したという。

同代表代行は「オバマ政権はいつでも議会で審議を始められるよう、あらゆる準備をしている。年内に承認される可能性はあると思う」と言い、アメリカで再交渉を求める声が上がっていることについては、「TPPはバランスのとれた貿易協定で、そのバランスを崩すことになり非常に危険だ」と述べて、否定的な考えを示したという。
また、日本側が今の国会でTPP協定の承認を目指していることについては、「日本の努力は、アメリカだけではなく、ほかの参加国を後押しすることになる」と述べて、期待を示したそうだ。
日本は「呼び水」の役を演じるのか。
このままでは、アメリカにも反対勢力はあったが、日本のせいで決まった、というストーリーになってしまう。

止めるには、いま、まさに、日本で決まらないようにするしかないのだ。

民進党がとても政党とは呼べない野合集団のようになってしまっている。もともとそうだったのか。
民進党に期待した皆さん、いくらなんでももう正体はわかっただろうから、離れるのも結構だが、期待して投票とかしたなら、責任をとって、TPPを通させないために働きかける必要があります。

正気なのだろうか。
他人事のような、この空気。
頽廃である。
コメント
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