東京新聞も報道しているが、高野病院が経営ピンチだという。
東京電力福島第一原発事故後も避難せず、福島県双葉郡八町村で唯一、診療を続けてきた、福島第一原発から22キロに位置する広野町の高野病院。
昨年末に一人で何役をも担い活躍していた高野英男元院長が事故で亡くなり、その後外部から医師を招いて建て直しを図っているが、財政問題は解決しない。元院長の仕事を引き継ぐために、常勤・非常勤医が四人増えた。今春以降、毎月五百万円の赤字が続き、このままでは負債が一億の大台に乗りかねない。震災後、外来患者が減り、人材は不足し、経費は増大しているのだから、無理もない。
県外から雇用した場合、給与の半額を補助する県の支援策が、様々な制約で正常に機能していないとも聞く。
県は現状を見据えて、現状に見合った手厚い援助をすべきである。
双葉郡八町村に病院がなくなくって困るのは、一般市民なのだということを忘れてはならない。
病院代理人の馬奈木厳太郎弁護士が言うように、今後はへき地医療に準じる支援が必要ではないだろうか。
もともとは「じむちょー」の呼び名で親しまれていた高野己保理事長の苦悩を思う。
医療関係者でここは助けに行くしかないな、と思われる方がいらっしゃいましたら、とにかく最初は話を聞くだけでもいいので応援していただきたい。
一人でも多くが県に対して意見を言い、働き掛けていただきたい。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201708/CK2017082902000128.html
写真は、二年前、高野病院の設定をお借りした、『バートルビーズ』初演。
冒頭、「じむちょー」をモデルにさせていただいた「事務局長」を演じる大西孝洋のモノローグ。
『バートルビーズ』は今秋発売の『バートルビーズ/たった一人の戦争』(彩流社)に所載されます。
東京電力福島第一原発事故後も避難せず、福島県双葉郡八町村で唯一、診療を続けてきた、福島第一原発から22キロに位置する広野町の高野病院。
昨年末に一人で何役をも担い活躍していた高野英男元院長が事故で亡くなり、その後外部から医師を招いて建て直しを図っているが、財政問題は解決しない。元院長の仕事を引き継ぐために、常勤・非常勤医が四人増えた。今春以降、毎月五百万円の赤字が続き、このままでは負債が一億の大台に乗りかねない。震災後、外来患者が減り、人材は不足し、経費は増大しているのだから、無理もない。
県外から雇用した場合、給与の半額を補助する県の支援策が、様々な制約で正常に機能していないとも聞く。
県は現状を見据えて、現状に見合った手厚い援助をすべきである。
双葉郡八町村に病院がなくなくって困るのは、一般市民なのだということを忘れてはならない。
病院代理人の馬奈木厳太郎弁護士が言うように、今後はへき地医療に準じる支援が必要ではないだろうか。
もともとは「じむちょー」の呼び名で親しまれていた高野己保理事長の苦悩を思う。
医療関係者でここは助けに行くしかないな、と思われる方がいらっしゃいましたら、とにかく最初は話を聞くだけでもいいので応援していただきたい。
一人でも多くが県に対して意見を言い、働き掛けていただきたい。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201708/CK2017082902000128.html
写真は、二年前、高野病院の設定をお借りした、『バートルビーズ』初演。
冒頭、「じむちょー」をモデルにさせていただいた「事務局長」を演じる大西孝洋のモノローグ。
『バートルビーズ』は今秋発売の『バートルビーズ/たった一人の戦争』(彩流社)に所載されます。