
今日は何の日かと聞かれたら、そりゃ「2・26事件の日」と思うだろう。
ところが、『沖縄戦と琉球泡盛』以来、私を未知の世界に導いてくれる上野敏彦氏によると、上野先輩の酒友・山本徹さんが制定した「シウマイの日」でもあるのだという。
山本さんはクジラ界の重鎮・小松正之さん、小泉武夫さん、上野さんと共につくった東京湾食文化研究会のメンバーで、現在高知在住だという。
当方、「日本シュウマイ協会」が三年前に設立されていたことも知らなかった。
なぜ「226」がシウマイの日なのか。
「226」=「つつむ」だという。
シウマイの極意は「つつむ」にある?
焼売が他の点心と異なる特徴は、皮が中の餡をしっかりと抱くように包み込んでいることだ、という。
が、最近知り合いが手製のシウマイの写真をアップしていたものは、皮を開いてしまって、餡を露出させた状態でつくり(蒸し)、供する、大胆なものだった。
シウマイの多様性は許されるのか? 厳正シウマイ派はそれをシウマイと認めてはくれないのか? 議論は尽きない。(まだ聞いたことのない議論ですが)
私は夏頃、崎陽軒の、シウマイだけの製品を、久しぶりにいただいた。(写真)
横浜工場のものである。東京工場よりも横浜工場のほうがおいしいと「通」の方はおっしゃる。
ところで、崎陽軒は、近くの住宅街に販売店ができたし、はたして「駅弁」と呼んでいいのかどうか。シウマイだけのものも「弁当」と言っていいのか。そのへんが曖昧である。
「シウマイ」と「シュウマイ」と、どちらが正しいのか。
「揚げシュウマイ」はやはり、亜流なのか。
カラシをつけることは、必須なのか。
ショージ君でなくとも、いろいろ謎が残るのである。
※ぜんぜん関係ない英語圏の経済のハナシに取り組んでいるので、ここまで無関係なことを一気に書くことが息抜きになっているのである。
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