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Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

そっちもこっちも

2017-08-13 | Weblog
問題はネコじゃないんだな。
自分なんだな。
と、気がついたところで、夏は暑い。
ガスは抜けているのか。
自分がなくなっているのか。

写真は『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土、日除ク)』、三人の女たちの裸足。
涼しいと感じるかどうかはあなた次第だ!
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『利き水』の舞台、吉祥寺のSullivan's 今月で閉店

2017-08-12 | Weblog
吉祥寺のサリバンズ アイリッシュパブ(Sullivan's Irish Pub)が、今月30日で、閉店という。
別な町に移転して構えは大きくなるというが、詳細はまだ発表できないそうだ。
とにかく、あの吉祥寺のSullivan'sは、今月で閉店ということである。
私もお盆明けには現在の状態から脱出して、ギネスとバジルモヒートを飲みに行きたい。

『利き水』は、このお店のマスターとの会話がきっかけで創られた短編戯曲。舞台になっているお店も、そして猪熊恒和演じるマスターも、こちらがモデルである。
マスター(写真)は福島のいわき出身。
『利き水』は、2011年、東日本大震災の直後に、フランス・パリ郊外マルヌでの「水のフェスティバル」からの依頼で書き下ろした短編。その後もあちらでは繰り返し上演されていて、その意味ではかつてロンポワン劇場がフランス版『屋根裏』を製作した際、フランスの劇作家協会に半強制的に(?)入れられた意味はあったのかな。
戯曲は『三田文学』に掲載されている。

日本版は燐光群により現代詩の舞台化作品『宇宙みそ汁』と同時上演で、全国ツアーをした。
『宇宙みそ汁』初演のさい、渡辺洋、薦田愛、清中愛子、三人の詩人の皆さんによるシンポジウムをした。
渡辺洋さんがお亡くなりになったのは、つくづく残念である。


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どっちもあっちも

2017-08-11 | Weblog
停滞。
世間はお盆六連休が始まったのだという。

ふと気づいた。
「ネコが出入りする為 必ず閉めて下さい」と書かれたガラス戸が開いていたのはなぜだろうか。
ひょっとしたらネコが開けたのだろうか。

とにかく。
ネコの手も借りたいがネコはいない。
だし、たぶんネコは役に立たない。

写真は一月、東北の某「猫」の島にて。
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にっちもさっちも

2017-08-10 | Weblog
原稿もあと一息でまだ停滞。
他にもいろんなことがストップしている。
今月後半から来月にかけての隙間の予定もビシバシ入ってくる。
来年の話もしに行くことになっている。
夕飯、近くの中華屋に行くが、私の好きな「S」ではない方で、とにかく料理がしょっぱくてどれも同じ味だ。夏仕様なのか。

とにかく。
ネコの手も借りたいがネコはいない。
だし、たぶんネコは役に立たない。

写真は一月、東北の某「猫」の島にて。
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『ゆきゆきて、神軍』公開から、三十年

2017-08-08 | Weblog
映画『ゆきゆきて、神軍』公開から、三十年という。
もう昔だ。私が奥崎謙三を模した登場人物の出てくる『蝶たちの獄』を上演し(1984年初演)、奥崎氏に関心を持っていることを知っていた関係者が、制作中の原監督を紹介してくれた。岡山での撮影には「制作協力」として、私が高校生の頃から親しくさせていただいている自主上映を中心とする団体「残像舎」が入っていた。
ラッシュ試写を見たときの衝撃は忘れられない。
以来、いろいろとおつきあいさせてもらってきた。
原監督の次の作品『全身小説家』のドラマ部分には燐光群からも大勢が出た。
時間が経ったことはわかっていたが、公開から三十年という。
なんてことだろう。

8/18(金)、原監督とのトークショーに、出ます。

………

『ゆきゆきて、神軍』公開30年記念上映

8月12日(土)~8月18日(金)
渋谷 UPLINK

『ゆきゆきて、神軍』(1987年/122分/DCP)
監督・撮影:原一男
製作:小林佐智子
録音:栗林豊彦
編集・構成:鍋島惇

87年の日本映画界を震撼させた驚愕の作品。天皇の戦争責任に迫る過激なアナーキスト・奥崎謙三を追った衝撃のドキュメンタリー。
神戸市で妻とバッテリー商を営む奥崎謙三は、たったひとりの「神軍平等兵」として、”神軍”の旗たなびく車に乗り、今日も日本列島を疾駆する。生き残った元兵士たちの口から戦後36年目にしてはじめて、驚くべき事件の真実と戦争の実態が明かされる・・・。平和ニッポンを鮮やかに過激に撃ち抜いた原一男渾身の大ヒット・ドキュメンタリー。


トークゲスト第1弾発表

8/12(土)
15:40回上映後トークショー:寺脇研(京都造形芸術大学教授)、原一男(本作監督)
19:30回併映作品:『亜人間 奥崎謙三』(31分)

8/13(日)
15:40回上映後トークショー:茂木健一郎(脳科学者)、原一男(本作監督)

8/14(月)
12:30回併映作品:『亜人間 奥崎謙三』(31分)
20:25回上映後トークショー:春日太一(映画史研究家)、原一男(本作監督)

8/15(火)
12:30回併映作品:『亜人間 奥崎謙三』(31分)
20:25回上映後トークショー:渡辺えり(劇作・演出・俳優)、原一男(本作監督)

8/16(水)
12:30回上映後トークショー:野上照代(元黒沢映画 プロダクション・マネージャー)、原一男(本作監督)
20:25回上映後トークショー:三遊亭はらしょう(ドキュメンタリー落語家)、原一男(本作監督)

8/17(木)
12:30回上映後トークショー:井上達夫(東京大学大学院教授<法哲学>)、原一男(本作監督)

8/18(金)
12:30回上映後トークショー:坂手洋二(劇作家・演出家・劇団「燐光群」主宰)、原一男(本作監督)


知らぬ存ぜぬは許しません

天皇の戦争責任に迫る過激なアナーキスト・奥崎謙三を追った衝撃のドキュメンタリー『ゆきゆきて、神軍』。公開30年を記念し、茂木健一郎などゲストを迎えてのトークイベント付上映を開催します。

1987年8月1日、渋谷のユーロスペースで『ゆきゆきて、神軍』が封切られました。この年の8月から翌年3月まで26週間の記録的な大ロングランとなり、5万3000人を動員しました。同劇場の興行成績ナンバーワンで、今もなおその記録は破られていません。
己れをたった一人の“神軍平等兵”と名乗る奥崎謙三の奇矯さと、その奥崎を執拗に迫る原一男の過激さが相まって、作品の評判が広がり、単館公開から全国50カ所で公開され、現在では当たり前になった「映画館でドキュメンタリー映画を観る」というパイオニア的な作品となりました。
ベルリン国際映画祭カリガリ映画賞や日本映画監督協会新人賞など、その年の映画賞を独占し、『ボウリング・フォー・コロンバイン』で知られるマイケル・ムーア監督など、世界中の映画人に影響を与えました。しかし、その内容ゆえに、テレビ放映などが厳しいと言われている作品でもあります。
今回は、公開から30年を記念して、世間の目も気にせず、我が道を貫いた奥崎謙三が問い続けた戦争責任、権力やタブーに抗って生きていくことを改めて考える上映イベントを開催致します。
原監督からオファーしたゲスト、そして皆さんからのリクエストで決まったゲストの方を交えて、とことん語りつくします。

原一男監督からのメッセージ
今年5月、毎日新聞で「『ゆきゆきて、神軍』いま上映できるか 公開30年、原一男監督に聞く」という記事を書いて頂き、これは挑戦状だと受け止めた私(たち)は、なんとかこの夏、上映できないものか?とその可能性を探ってきました。最大の課題は、上映する劇場が見つかるかどうか、でした。
それが見つかったのだ。「ウチでやりますよ」と名乗り上げて頂いた。東京・渋谷のアップリンク!ありがたい!
「神軍」ファン、奥崎謙三ファンは元より、平成という時代の今、戦後民主主義の破壊が迫っていることに危機感を抱いている人たちに呼びかけたいのです。
「神軍」をダシにして、その危機感について、深く考えてみませんか?「神軍」の初上映から30年が経ちます。「神軍」は昭和に発表された作品ですが、昭和から平成へと時代が移ったことで何が変わったのか? 何を失おうとしているか? 私は、作品を発表した時よりも今の方が、奥崎謙三さんが込めたメッセージについて、より深く、色々と考えています。
上映だけでなく、考えるきっかけとしてゲストを招きたいと考えています。60分ほど、じっくりお話して頂きたいのです。
上映期間を1週間頂きましたので、毎日、お一人をお招きします。
実は、この企画を実現したいと考えたときに、ツイートで茂木健一郎さんに、ゲストとしてお出で頂くことに、既にOKを頂いています。
上映まで1ヶ月、ゲストを急いで決めなければなりません。即、出演交渉を始めます。そこで皆さんに提案があります。ゲストの候補をあげてくれませんか?
皆さんの推薦の多い人から交渉をしてみますので。その交渉の模様は、ネットでお知らせしますから。
上映の時間などの情報は追ってお知らせいたします。



http://www.uplink.co.jp/movie/2017/48623
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高江 座り込みガイドライン

2017-08-06 | Weblog
心がざわざわする時は、ここに戻ろう。


【ヘリパッドいらない住民の会「TAKAE座り込みガイドライン」】

1. 私たちは非暴力です
 コトバの暴力を含め
 誰もキズつけたくありません

2. 自分の意志で座り込みに参加しています
 誰かに何かを強いられることはありません
 自分の体調やきもちを大切に

3. いつでも愛とユーモアを!
  Let’s have a sense of humor and love!


※ていうか。ほんとに。やっぱり正確に書こう。

オーストラリア沖で米軍普天間飛行場所属のMV22オスプレイが墜落したことを受け、小野寺五典防衛相は6日、国内で同機の飛行を自粛するよう米側に求めた。防衛省で記者団に明らかにしたんだそうだ。
10日から北海道で実施する日米共同訓練へのオスプレイの参加は、「飛行自粛を申し入れたことを踏まえ、米側と調整したい」と述べ、明言を避けたんだとさ。同訓練には普天間所属のオスプレイ6機が参加する予定だったことを受け、である。
北海道の共同訓練の時だけかい。
沖縄から出て行けと言えないのなら、ただのポーズだが、どの方向から見ても、見当違いでしかない。
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オスプレイは勝手に落ちる。

2017-08-05 | Weblog
米海兵隊の直離着陸輸送機オスプレイMV-22が5日午後、オーストラリア東岸クイーンズランド州沖合で墜落。
フォックスニュースが軍関係者の話として報じたという。
Military.com によると、現時点で、23人が救助され、3人が行方不明。事故原因はまだ不明とのこと。
そして、墜落したオスプレイは、沖縄駐留の第31海兵遠征部隊らしい。
共同通信によると、同機は7月下旬まで同州などで行われていた米豪の合同軍事演習「タリスマン・セーバー」に参加していたという。

去年12月、沖縄県名護市沿岸で大破したのは同型機。
2015年5月には米ハワイ州オアフ島で訓練中に着陸に失敗し、海兵隊員2人が死亡。
今年6月10日にも、鹿児島県の奄美空港に緊急着陸している。

ゴルゴ13を雇わなくても、オスプレイは勝手に落ちる。
こんなもの、飛ばしていいはずはない。ましてや、人々が住む場所の上を。

写真は、まだまだ建設中のオスプレイパッドN-1入口前。今年7月末。
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「人づくり革命大臣」の無意味さ

2017-08-04 | Weblog
六十年前の沖縄捕鯨のことばかり考えている私は、おかしな人なのだろうか。
漁をするのは自然なことだ。
相手がクジラであったこと、時代の動きとの関わり、いろいろな要素が関わってくる。
しかし、人は、クジラは、確実にそこにいた。繋がって、今も、いる。このように。

と、「人づくり革命大臣」というものが誕生したということを聞いて、驚く。
「革命」という言葉の意味をわかっていないのだろう。
で、「人づくり」が「革命」なのだとしたら、今までの日本はいったい何をしていたというのだろう。具体を欠いた空疎な言葉。
せめて、ここ数年の日本社会が「人を育てる」という環境になかったことを、素直に認めてほしい。
ためにする「人を育てる」というコトバ自体が無意味だ。人間は目的さえしっかり持っていたら、自然にそうしている、そうなっているはずだ。それを阻んでいるものは何なのか。

あらゆる現場で、なんとか自らの手で触れられるものから、始めるしかない。
一見無駄な、無意味な葛藤に晒されることもある。
だが、あきらめまい。
それだけだ。
そうするしかないだけだと、気がついてはいる。
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名護でもクジラを捕っていた!

2017-08-03 | Weblog
沖縄を後にした。
今回の沖縄行きの目的の一つは、かつての名護での捕鯨の歴史を調べるため。
写真は、1951年、カツオ突き漁の船が、あるきっかけでザトウクジラを捕ることになって、水揚げしたところ。
沖縄と言えばピトゥ(ヒートゥー)、イルカ漁が有名だが、「復帰」前の時代に大型クジラを年に何十頭も捕っていて、ちゃんとしたもあった時代が、あるのだ。
この写真撮影当時は十七歳だったという漁師の方に、お話を聞いた。
今でも近海でイルカ漁は行われている。
持ち帰る資料が多くて、まとめるのがたいへんだ。
各方面にお待ち頂いている件も含め、その前にすることがいっぱいあるので、気が遠くなるが、とにかく前進あるのみ。
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オスプレイが落ちたのは、ゴルゴ13の仕事だった。

2017-08-02 | Weblog
辺野古新基地建設反対のカヌー隊メンバーでLoudMachineボーカルである西村茂樹さんに、ビッグコミック誌を見せられ、唖然。「ゴルゴ13」最新連載が、なんとゴルゴが沖縄に現れ、辺野古の問題に関わっているというトンデモ展開。名護で、辺野古の船長さんたちも同席しているときで、ありゃりゃりゃとなる。この「ゴルゴ13」最新連載「琉球の羊」では、オスプレイが落ちた事故は、なんと、空中給油中のオスプレイのホースを狙撃した「ゴルゴ13の仕事」だったのだという。運動のリーダーは若い准教授で、誰がモデルかわからない、もちろんヒロジさんのイメージではない。フィクションだからモデル問題にならぬよう微妙に現実とは変えておこうということか。ただしこのリーダー、八重山諸島の自衛隊配備には賛成していて、どう考えても「さいとう・たかをプロ」にしては認識不足、カヌー隊が「カヤックの仲間」になっていたり、突っ込みどころ満載。ゴルゴ13がやんばるの森で追っ手に追い詰められているところで終わる。ひょっとしたら次号、ゴルゴは高江に逃げ込むんじゃあるまいな。……ただ、ビッグコミック誌でほんとうに理不尽きわまりないのは、南西諸島を戦場にしてしまった「空母いぶき」のほうである。
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映画『関ヶ原』

2017-08-01 | Weblog
映画『関ヶ原』に、燐光群から、中山マリ・鴨川てんし・川中健次郎・猪熊恒和・大西孝洋・杉山英之が出演しています!

鴨川てんしは、たいへん卑怯な役です。しかし適役。

中山マリは、気がつかれた方は、どきっとするでしょう。

川中健次郎のスキンヘッドは印象的です。原田眞人監督の前作『日本の一番長い日』では山崎努さんと対決でしたが、今回は……?

猪熊恒和・大西孝洋・杉山英之は、武将役です。

原作○司馬遼太郎 監督・脚本○原田眞人 8月26日(土)全国公開です。
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