麻生太郎財務相は、商品券を新たな通貨としたいのであろう。
コロナ禍で落ち込んだ日本経済を持ち直させるために、一般庶民に商品券を配るのだそうから。
おそらくこれからは、税金も光熱費も年金も保険料も学費も給食費も、ぜんぶ商品券で支払うことができる時代がくるのだろう。
「商品券に即効性がある」というのは、そういう意味でなければ、おかしいだろう。
いちいち商品券に変えるという、なんでそんな手間を掛けるのかわからない手続きがなぜ必要なのか、わからないが。
皮肉はやめて真面目に言うが、現金の一律給付に勝る策はないはず。
しかし麻生財務相は、庶民がなけなしの貯金を持っていることが、許せないらしい。銀行から貯金を出して、流通させないといけないのだそうだ。「現金給付は貯蓄に回る可能性が高い」って、どういうことか。
まずは暮らしに現金が必要だということがわかっていない。こんなリスク社会に、なけなしの金を切り詰めて貯金しないと不安な庶民の生活をなんだと思っているのか。
商品券については、「外食や観光に使途を限定した期限付きの商品券やクーポン券」という言い方も出ている。不要不急の外出を控えるよう呼びかけている現状で、「外食や旅行に行く費用なら出してやる」というのでは、まったく転倒している。。
以下、朝日新聞より
麻生太郎財務相(発言録)
(新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済対策で、現金給付や商品券配布などの選択肢が検討されていることについて)一律(給付)でやった場合、現金でやった場合は、それが貯金に回らず投資に回る保証は? 例えば、まあ色々な形で何か買ったら(一定割合や金額を)引きますとか、商品券とかいうものは貯金には(お金が)あまりいかないんだよね。意味、分かります?リーマン(・ショック)の時と違うんだよ。リーマンの時、マーケットにキャッシュがなくなったんだから。今回はどこにそういう状態があるの? みんな銀行にお金が余っているじゃん。だから、お金があるんですよ。要はそのお金が動かない、回らないのが問題なんだから。(24日、記者会見で)
コロナ禍で落ち込んだ日本経済を持ち直させるために、一般庶民に商品券を配るのだそうから。
おそらくこれからは、税金も光熱費も年金も保険料も学費も給食費も、ぜんぶ商品券で支払うことができる時代がくるのだろう。
「商品券に即効性がある」というのは、そういう意味でなければ、おかしいだろう。
いちいち商品券に変えるという、なんでそんな手間を掛けるのかわからない手続きがなぜ必要なのか、わからないが。
皮肉はやめて真面目に言うが、現金の一律給付に勝る策はないはず。
しかし麻生財務相は、庶民がなけなしの貯金を持っていることが、許せないらしい。銀行から貯金を出して、流通させないといけないのだそうだ。「現金給付は貯蓄に回る可能性が高い」って、どういうことか。
まずは暮らしに現金が必要だということがわかっていない。こんなリスク社会に、なけなしの金を切り詰めて貯金しないと不安な庶民の生活をなんだと思っているのか。
商品券については、「外食や観光に使途を限定した期限付きの商品券やクーポン券」という言い方も出ている。不要不急の外出を控えるよう呼びかけている現状で、「外食や旅行に行く費用なら出してやる」というのでは、まったく転倒している。。
以下、朝日新聞より
麻生太郎財務相(発言録)
(新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済対策で、現金給付や商品券配布などの選択肢が検討されていることについて)一律(給付)でやった場合、現金でやった場合は、それが貯金に回らず投資に回る保証は? 例えば、まあ色々な形で何か買ったら(一定割合や金額を)引きますとか、商品券とかいうものは貯金には(お金が)あまりいかないんだよね。意味、分かります?リーマン(・ショック)の時と違うんだよ。リーマンの時、マーケットにキャッシュがなくなったんだから。今回はどこにそういう状態があるの? みんな銀行にお金が余っているじゃん。だから、お金があるんですよ。要はそのお金が動かない、回らないのが問題なんだから。(24日、記者会見で)