Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

観劇に行けない

2024-09-22 | Weblog
目の前の締切に追われて、まったく観劇に行けない。
知り合い・友人の劇が、夥しく上演されているのだが……。

昨夜は夕方六時前に一瞬からだがあいたので、夜の部の何かを見ようかと一瞬思ったが、最近はなんと夕方六時開演のものばかりで、会場に到着して間に合うものがない。土曜日の夜は夕方六時開演が主流になっていたのだ。
その後すぐに直しの必要が出てきたので、どのみちどこも行けなかったのだが。

さて、今、目の前のことは仕上げて、人には会いに行かなければならない。
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「地球の歩き方」による、「世界のカレー図鑑」

2024-09-22 | Weblog
どういうわけかカレーのことを調べている。
仕事上である。

そしたら、「地球の歩き方」のカレー特集に出会った。
「世界のカレー図鑑」。
興味が尽きない内容である。
さまざまな地域の中でカレーがそれぞれに存在することが、よくわかる。
インターネットにやられっぱなしの紙媒体だが、これぞ「一冊持っていたい本」であり、作戦成功である。
と思いきや、結局、図書館で借りてしまった。
たいへん申し訳ない。

スパイスカレーなるものに、昨年からたまに挑戦している。
今年は自分では余裕がない。

カレーに挑戦して挫折した人のお話を聞いたりもした。
本当に奥が深く、自分が興味あるものを「仕事」にすることの難しさを感じる。
まあそれは、カレーに限らないのであるが。


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有田芳生さんが次期衆院選・東京24区に立候補する方向

2024-09-21 | Weblog
立憲民主党の有田芳生・前参院議員が次期衆院選の東京24区に立候補する方向で調整している、という報道が出ました。
同区選出の自民党・萩生田光一前政調会長は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係が指摘されており、旧統一教会問題の取材に長年、取り組んできたジャーナリストであった有田氏がこの地区から出馬することは、統一教会と自民党の癒着に対して、市民がきっぱりと「ノー!」を突きつける絶好の機会だということです。

有田芳生さんは、立憲民主党沖縄県連の中心人物でもあり、沖縄居酒屋「おもろ」の常連としても知られています。政界きっての沖縄通であると言っても過言ではないでしょう。

はい、じつは、私が今取り組んでいる沖縄の現実と泡盛にまつわる新作に、大きく関わりのある人なのです。というか、既に、芝居の内容についての御相談もあって、最近もご一緒に泡盛を呑んだりしています。

そして、有田芳生さんには、この新作の上演時のアフタートークにご登壇いただく予定です。
添付の写真は、一昨年の『藤原さんのドライブ』のアフタートークに出ていただいたときの、有田さんと、私です。

さて、戯曲の内容を詰めながら、ネコが泡盛を舐めている絵が浮かんでいます。
その絵ももうすぐお見せできると思います。

燐光群新作 『沖縄戦と琉球泡盛』

11月30(土)〜12月8日(日)
東京・吉祥寺シアター

岡山、関西公演もございます。
詳細はまもなく発表です。



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自家製タケシオイル

2024-09-20 | Weblog
沖縄で出会った石原岳さんが考案した「タケシオイル」を、私も作るのだが、
「タケシオイル」は、ニンニクも入ったり、過熱調理したり、醤油が入ったり、いろいろなバリエーションがあるようだ。
石原岳さんはふだんから持ち歩いて、あらゆる食べ物にかけているようだ。
私は加熱しないでオイル漬けにすることが多い。ほとんどオリーブオイル。
私の漬けたこの唐辛子は座高円寺の表で希に開催される「座の市」で入手したもので、もう1年以上前に漬けたので、量は減っていたしで、新たに漬けるために取りだし、オイルも別なものに移した。
今この容器には、別な唐辛子を仕込んでいる。

「自家製タケシオイル」という言い方もヘンなのだが、とにかく御陰で、料理ではなんにでも使っているのである。
今は何年ぶりかでニンニクも漬けていて、そちらはオイル漬けと醤油漬けを作っている。「タケシオイル」と組み合わせると、バスタでは、ペペロンチーノが簡単にできる。

「タバスコみたい」と誤解されるが、私はそういう使い方はしないし、タバスコは岩塩のはずであるが、こちらの「自家製タケシオイル」は、塩分は入らない。

で、今日は石原岳さんのライブに行きたかったのだが、原稿が終わらないためにうかがえず、こうして昔の写真をとりだして、言い訳しているのである。
石原岳さんはミュージシャンですので、ライブハウスなどで名前を見かけたら、ぜひ寄っていただければ、幸いである。
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3本塁打、10打点の大谷選手にあやかろう

2024-09-20 | Weblog
前人未踏、という言葉が、こんなにぴったりとあてはまることも、あるのだな。
3本塁打、10打点の大谷翔平選手にあやかろう。

というか、この局面で、全打席で打つなんて。
信じることと、日々の努力、両方が噛み合わないといけないのだな。

これがチームのプレーオフ進出決定と重なるというところが、素晴らしい。
人間一人で生きているわけではないという、当たり前のこと。

仕事がいろいろと足踏み状態。
先ずは締切原稿を、駆け込む。
駆け込まねば。
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映画 『ルート29』を体験する

2024-09-19 | Weblog
予備知識なしで、映画 『ルート29』を観た。
予備知識なしで観るというのは、いいものだ。
先の展開がわからぬまま、先入観なく観られるし、ということである。

しかし、まあ、あまりにも想定外のことが起きる映画で、なんとも不可思議な体験だった。
そういう体験をしたい人は、以下は読まないでくださいね。

綾瀬はるかが主演なのだが、渋いピンク色の作業服というか制服のツナギだけで、通す。言葉は少ない。とにかく、彼女の、すっとした表情が、この映画のあらゆる不条理を乗り越えて、こういう世界があるのだから、とにかく続きを観るしかない、という気持ちにさせる。数日間の逃避行で山の中も歩くし、風呂も入っていないから、顔の皮膚から粉が吹いたっておかしくないのだが、とにかく最後まで、顔はつるん、目はきょとん、としている。それはたんに、この映画が、そういう世界なのだ、というだけのこと、なのである。受け入れるしかないのである。

「女の子」と言われているのに、少年にしか見えない、大沢一菜の存在は、尋常ではない。こんなのは、観たことがない。あまりにもそれが自然だからだ。この映画の後に大沢一菜のデビュー作『こちらあみ子』を観ると、こちらは、まあ、いちおう、女の子に、見える。『ルート29』の性別不詳は、もちろん意図的なはずで、途中まではリアリズムの映画と思って油断していると、とんでもないところに連れて行かれるのだが、その、観客を異界に誘うスイッチは、この人物の存在を受け入れた時点で、既に入っているのである。

大沢一菜・森井勇佑監督のコンビは、『こちらあみ子』に続くものということだが、『こちらあみ子』を観た人はそれなりに心の準備ができていると思うが、いきなり『ルート29』を観ると、まあ、途中から、本当に、困惑させられる。最初の二十分くらいまでは、基本はリアルに行くのだろうと思っていたからだ。それはそれで面白く観ていたのだが、犬を連れた女性の登場で、ちょっと、認識が噛み合わなくなる。犬はいいし、犬のことを「外に御願いします」と繰り返し言う店員もいいし、設定はまあいいのだが、その後の展開で、ちょっと、受け入れられなくなる。もう少しリアルの方で「ずれ」を作っていると思っていたからでもある。そういう意味では、ちょっと違和感のあるシークエンスは、他にもないわけではない。

だが、やがて、この映画が、たんに理不尽さを押しつけるのではなく、ジャンルとしては、鈴木清順の系譜に当たるのだという感じであることに、ふっと、気づいて、その瞬間から、その後は、すっと、受け入れられるようになる。
市川実日子も、堂々としているし、ごく僅かな出番ながら、渡辺美佐子も、この不条理な世界を、ごく自然にあるものとして、受け止めてみせている。
そして、「ルート29」は、姫路と鳥取を結ぶ国道29号線のことで、隣県出身者としては親しみも湧くし、身近なはずの風景なのだが、映画としては特別な時間が過ぎていくから、ここはどこ?となる。

製作はリトルモアだから、かつての同級生というか、悪友・孫家邦が、企画製作者である。
予備知識なしで観たといったが、美佐子さんが出ていることは、孫くんに聞いていたので、実は知っていたのである。
昔は演劇もしていた孫くんは、荒戸源次郎事務所・鈴木清順監督の映画をきっかけに、この世界に入った人なので、この映画が「新しくリアルな鈴木清順」みたいなものだと考えることは、あながち間違っていないのであろう。
『ツィゴネルワイゼン』や、孫君が大車輪だった『夢二』というよりは、どこか、鈴木清順監督が松竹で撮った『悲愁物語』に近いような気も、してきた。
だが、明らかに二十一世紀の映画で、映画がデジタルになって以来の新たな「常識」であるかのような「リアリズム」を選び、そのことは、確かに、活用されている。


劇場公開は、2024年11月8日。一般観客からどういう反応が出てくるのだろうと、楽しみである。
少なくとも私は、物語の展開に奉仕するような動きをいっさいしない綾瀬はるかは、他の作品で観るより魅力的であると感じた。
物語に奉仕しない、ということの美点を無意識に書いたが、物語に罪があるわけではない。表面的な「リアリズム」の羅列なら、それも御免である。
とにかく、新たな可能性を感じたいし、信じたい。
それだけである。


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どう考えても暑いよ

2024-09-18 | Weblog
一応九月後半なのですよね。
どう考えても暑いよ。

夕方雨が降ったけれども、夜も暑い。
水をいっぱい飲んでしまった。

午後、渋谷と神泉の間で、魔が差して、ガレット屋に寄ってしまった。

友人に日本でガレットの店を開こうと画策している者もいるので、ランチタイムに、偵察に、入ってみることがあるが、その流れでもある。
今度はランチタイムを過ぎていたが、午後ずっとやっている店だった。

昨年暮、『わが友、第五福竜丸』を上演した和歌山県串本町でも同じ動機で、ガレット屋に入ったが、そのときいただいたものは、そば粉の香りが見事に立ちのぼって、認識をあらためた。

渋谷と神泉のガレット屋は、注文の仕方とかが変わっていて、何か合理性の追求なのだろう。
そばの味はしっかりしたが、「そば粉の香りが見事に立ちのぼって」となるためには、具材があまりないものの方がいいかもしれない。

まあしかし、魔が差して、ガレット屋に寄ってしまったことじたいが、暑かったせいだという気はしている。

まあ、やはりバラしてしまえば、じつは、沖縄のことを調べている中で、泡盛とタコスの関わりを調査中で、ついつい「粉もん」を探索しているのです。
そうです。
泡盛に合う「粉もん」を探っているのです。

戯曲の内容を詰めながら、
ネコが泡盛を舐めている絵が浮かんでいます。

燐光群新作 『沖縄戦と琉球泡盛』
11月30(土)〜12月8日(日)
東京・吉祥寺シアター

岡山、関西公演もございます。
詳細はまもなく発表です。




以下、過去ブログ。

昨年暮、『わが友、第五福竜丸』を上演した和歌山県串本町の宿泊先のビジネスホテルのビル一階の端に妙にお洒落なガレット屋があり、友人に日本でガレットの店を開こうと画策している者もいるので、ランチタイムに、偵察に、入ってみた

私の最寄り街はまだまだ大丈夫と思います

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牛窓という町についての映画『五香宮の猫』 関連書籍「猫様」刊行記念イベント出演のお知らせ

2024-09-18 | Weblog
最近、想田和弘監督『五香宮の猫』についていろいろと猫関係中心に書き込んでいるが、『五香宮の猫』は牛窓という町についての映画でもあり、その御縁もあるのだ。

で、
『五香宮の猫』の世界を、本でも楽しめるのが想田和弘さんの新刊『猫様』である。
その刊行記念イベントに、想田監督と共に出演することになったので、お知らせします。


「猫様」刊行記念書店イベント開催/
------
2024年10月17日(木)19:00~@下北沢 本屋B&B
想田和弘×坂手洋二
「映画と演劇とフォトエッセイ
猫のように自由な表現とは
映画監督と劇作家が語る表現の方法」
『猫様』(発行:ホーム社/発売:集英社)刊行記念
-------
10月18日に映画作家、想田和弘さんの新刊『猫様』が発売されます。
「週刊金曜日」の連載を書籍化したもので、瀬戸内海に面した岡山県牛窓の猫たちの写真を中心に、人間と自然の関係や、これからの社会について考察するフォトエッセイです。

また、監督最新作『五香宮の猫』が10月19日に公開されます。
2021年に27年間暮らしたニューヨークから牛窓に移住した想田さんが、牛窓で古くから親しまれてきた鎮守の社・五香宮に住みついた野良猫たちを撮った観察映画第10弾となります。

イベントでは牛窓にもゆかりのある劇団燐光群主宰の坂手洋二さんと、新作の創作秘話や表現の方法、現代社会の課題、牛窓の秘密?などについてお話いただく予定です。
映像・演劇・著作とクリエイター最前線でキャリアを積むお二人のトークイベント、ぜひ楽しみにご参加ください!

イベント詳細&お申込みは▽
WEBサイト:https://bookandbeer.com/event/bb241017a/









『五香宮の猫』ブログ 「想田和弘監督最新作『五香宮の猫』観ました !」
https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/d9faf0f813295d7527d8fb553613a592

五香宮を訪ねました!
https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/4ef96003e980d7b531b9ff789d119a6c
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テアトロ10月号に 「本人」と「演じる人」のご対面 について書きました

2024-09-18 | Weblog
テアトロ最新10月号
連載「いまを生きる」に、
 
「本人」と「演じる人」のご対面 

について書きました。

劇中に描かれるキャラクターの、
「本人」
「演じる人」
が、じかに会う、という
七つのケースについて
記しています。
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シーサーだって暑い 

2024-09-17 | Weblog
夏は、シーサーだって暑い。
シーサーに傘をかけてやる、優しさ。

沖縄の、泡盛の古酒を貯蔵、熟成させていた、「古酒の郷」事務所の表。

さて、シーサーはネコ科かどうか論争は、まだ私の中では、決着がつかないでいる。


戯曲の内容を詰めながら、
ネコが泡盛を舐めている絵が浮かんでいます。

燐光群新作 『沖縄戦と琉球泡盛』
11月30(土)〜12月8日(日)
東京・吉祥寺シアター

岡山、関西公演もございます。

詳細はまもなく発表です。
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この夏は長い

2024-09-17 | Weblog
冷房を切ると暑いが、切る。
それにしてもこの夏は長いなあ。
体感は夏のままだ。
ともあれ、日々の仕事をして、日々を生きる。

真田広之さん、『SHOGUN』の、エミー賞は、めでたい。
真田さんとの仕事は映画『写楽』だけだが、あの三十年前の頃から、海外を視座に入れて、活動されていた。


写真は、このところ続いている、七年前の、宮城。
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こいつも「猫島」の、ネコです

2024-09-16 | Weblog
こいつも「猫島」の、ネコです。

戯曲の内容を詰めながら、
ネコが泡盛を舐めている絵が浮かんでいます。

燐光群新作 『沖縄戦と琉球泡盛』
11月30(土)〜12月8日(日)
東京・吉祥寺シアター

岡山、関西公演もございます。

詳細はまもなく発表です。

なんでネコなんだ、とは訊かないでください。


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偶然なんて、ない

2024-09-15 | Weblog
思いがけない出会いというものはあるもので、
ああ、これはもう、運命と思うしかないのではないか、と感じることがある。
たいしたことではないのかもしれない。
だが、ちょっとしたことで、人間には、スイッチが入ることがある。
そういうことが、たまにある。
今日は、それを信じる。

写真は、7年前。宮城県の海。
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「新宿御苑への放射能汚染土持ち込みへの反対運動の成果と経過報告」終了

2024-09-15 | Weblog
「あれからどうなった?? 新宿御苑への放射能汚染土持ち込みへの反対運動の成果と経過報告」、終了しました。

先日の豪雨で、新宿御苑への放射能汚染土埋め立て予定地は、完全に冠水しました。その報告も行われました。

鎌田慧さんの講演も説得力がありました。原発押しつけの攻防。反対派が推進派になる悲しさ。

まさのあつこさんの報告はIAEA報告の翻訳をめぐる環境省の戦略的な取捨選択を暴き、わかりやすく、充実していました。


「新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会」は、たくさんの人たちが集う新宿御苑に、放射能汚染土が持ち込まれる環境省の「実証事業」に反対している会です。
汚染土の持ち込み計画がいつの間にか「再生事業」とされ、最終埋設地の一つにされてしまう危険を指摘してゆきます。


https://x.com/antigyoenosendo/status/1822852859689680914?s=49&t=WKzJMioH1plvBVzbEnmjbA
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映画 『ツイスターズ』 のプロットの運び方

2024-09-15 | Weblog
夏の間に幾つか映画を観たが、『ツイスターズ』は、ある意味予想通りだが、どこか不思議な感覚もある映画、だった。
異常気象を意識しないではいられない夏であったし、個人的には山あいで急激な雨に降られた直後に観たということもあるが、さまざまな関心を持ってみることができた。
ただ、どうしてアメリカのあの地域ばかりに竜巻が来るのか、ということも含めて、ご都合主義である部分が多いことは、否めない。世界の異常気象問題には、映画自体は入っていかない。
社会勉強的には、アメリカは「でっかい田舎」であるという認識はもともと持っているが、この国の特殊事情は、あらためて、様々に、よくわかる。
私が面白く感じたのは、完全に悪役モードで登場した感じの嫌みな二枚目男が、だんだんと主人公の相手役として、理解され、まともな人間として描かれていくプロットの運び方である。通常、こんな登場の仕方をしたら、こうはならないからだ。その意外性に説得力があるのは、例えば、この男の仕事上の「チーム」が当初、ある意味、押しつけがましく嫌らしい感じに登場していたのだが、実は彼らがきちんと仕事をこなしており、しかも利己的ではなかった、ということが示されていくからで、それが後付けで無理やり持っていくのではなく、最初からその実体はきちんと示されていた、というところだ。「仕事ができる」ということは、確かに、善ではあるのだ。その辺りは、ハリウッド的な台本の書き方が、パターンに収めてよしとするのでなく、少しずつ駒を進めているということかもとわかって、なるほど、と思ったということだ。
あと、この手の娯楽映画につきものの、こちらからのいちゃもんとしては、主人公男女二人だけが、どうも周囲とかけ離れて美男美女であるところ、だ。どうしても設定上の「フツーの人」というふうには、見えないのである。


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