Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

映画館で観るべき 『ぼくが生きてる、ふたつの世界』

2024-09-24 | Weblog
映画 『ぼくが生きてる、ふたつの世界』は、必見である。
映画館で観るべきである。
映画館で観る集中力に、意味がある。
個性も強く、多くの人に届けるには難しいかもしれない内容なのに、バランスというか、まとまりの良さでも、最近の映画で抜きんでているように思われる。

この映画も、なるべく予備知識なく、観た方がいい。
どこかにこんな親子がいた、という、普遍的な物語と見えるのが、素晴らしい。

監督・呉美保。原作・五十嵐大。脚本・港岳彦。母子を演じるのは、吉沢亮、忍足亜希子。

港岳彦氏は『ゴールド・ボーイ』とこの映画で、同じ年に二つの大きな成果を挙げたことになる。全然方向性は違うんだけど、作者の存在を感じさせる強さは、それぞれにある。きっとこれが、腕力というものなのだなあ。
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納得できない立憲民主党の代表選出

2024-09-24 | Weblog
立憲民主党の代表に野田佳彦氏が選ばれた。吉田はるみさんが選ばれたら素晴らしかったのだが、それは、立憲民主党が「政党」として立ち直ることができる可能性においてである。枝野氏でも少しはその気持ちになれたかもしれない。野田氏は、真逆である。わかっているはずだろうに、自滅の道である。
いうまでもなく野田という人は、そう長くもないかつての政権期間に、消費税増税、原発に「収束宣言」を出し再稼働、集団的自衛権の行使容認、武器輸出三原則緩和、TPP参加協議開始、といった、信じがたいことをやらかしてくれた。安倍氏の挑発に乗り、政権を献上した。希望の党に入ろうとして断られたり、いま現在、「共産党とは政権を一緒に担えない」と公言しつつ維新と組もうとしていたり。彼が想定しているらしい連立政権に向けた立ち回りを、既に、あからさまに、行っているのだ。自立した考え方などないのだ。節操のなさ、情けなさは、計り知れない。大酒飲みらしいが、どんな酒の飲み方をするのか。政治家でいること、権力を持つことこそが大切で、議員という立場を市民の代表でなく「職業」だと誤解している面々の、トップにいる輩である。何かいいところが一つでもあるならどなたか教えてください。こんな人を担いだら、政党として終わりである。
そして彼は代表選で「安保法制・戦争法はすぐには廃止できない」と言い放った。なんじゃそりゃ。立憲民主党は「安保法制・戦争法はすぐには廃止できない」を、選んだのである。憲法を大切にしないし、どうやら野党でもないのである。
さらに付け加えると、彼は、辺野古移設方針を堅持、オスプレイの配備を強行、尖閣諸島の国営化に踏み切った人物でも、ある。「安保法制・戦争法はすぐには廃止できない」は、もともとの路線なのだ。

写真は、あえてぜんぜん関係ないものを。八月の沖縄で久々の再会を果たしたT氏お薦めの、ポテトサラダに見えないポテトサラダ、である。野党に見えない野党、とは、別にかけていないよ。



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現金が使えない

2024-09-24 | Weblog
某有料自転車駐輪場。
二時間以内無料、その後一時間ごとに加算される。
よくあるやつである。

ところが。
現金を入れるところがない。
電子マネーでないと使えない。

いや、それはちょっと。

小銭を入れる穴がないことに驚き、
電子マネーを持ってきていないことに溜め息をつく。
自転車だから、PASMOもSUICAも、いらないではないか。

100円ではなく110円になっていて十円足すのが面倒だが、電子マネーだと気にならないはずである。
そういうカラクリも読めた。

とにかく、何箇所かある精算機の、ちょっと離れたところに、コインを入れられるものを発見。
なんとか支払う。

しかし。
飲食店等のタブレット注文同様、お客が働かされたり動かされたりされる傾向は、留まる気配がない。
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