昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

よき町世田谷

2009-01-12 16:47:52 | まち歩き

先週のデスマッチが効いて、気力も体力もいえてきた。今日は仕事は休み。世間も成人の日で祝日だから、少しばかりサボっても罰は当たるまい。かーたんは日野でちょっとしたリサイタル。気分転換に近所に一人で散歩に出ることにする。折角、缶詰になっていたところを、外出するのだから、少し気の利いたところへ行こうと、豪徳寺と世田谷代官屋敷の史跡を目指して、昼前に家を出る。

午前中は陽も顔を出し、うららかな冬の晴れ間。若林から北沢川緑道を通って豪徳寺へ。緑道は休日のジョギングの人がたくさん走っていた。

豪徳寺は文明十二年(1480年)、世田谷吉良氏五代目の政忠が世田谷城の西側の岡続きに建てたもの。江戸時代に入り、井伊直孝がこの寺を菩提寺にした。元は臨済宗であったが現在は曹洞宗。

境内は休日の参詣客で結構賑わっていた。葬儀が営まれていたが、奥の本堂で一般には目に触れない形で執り行われていた。

仏殿、庫裏、観音堂、墓域に入り、井伊直弼の墓を見る。

墓地の地面には霜柱が立っていた。

墓地の古い地蔵像の墓塔の前は真新しい石材で柵と線香台が作られていた。

豪徳寺を出て上町の大場代官屋敷を目指す。

適当に道順に当たりをつけて歩いたが、偶然に途中で勝光院に出た。曹洞宗の寺で、境内の竹林が趣を添えている。

世田谷区が管轄の代官屋敷は祝日のため閉じられていた。この辺もお役所仕事の弊害か?

帰りは世田谷通りを歩き三軒茶屋から家へ向かう。三軒茶屋のすずらん通りの「駄菓子バー」と銘打った呑み屋ののたたずまいが珍しかったのでデジカメでパチリ。

家へ着いたのは3時前だった。

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   石地蔵成人の日を眠たげに     素閑