銀座の山野楽器へ、宮澤のフルートの調整に行ってきた。
この楽器は、オカブが大学生の時から使い続けているもので、40年は使っている、かなりな年期物。
もう2年前から、オーバーホールに出すようにとリペアの人から、言われ続けているのだが、オーバーホールの費用が、なかなか捻出できなくて、そのまま放ってあるもの。(貧乏は辛いのぉ)。ソリッドシルバーの品で、完全に「がた」が来ているが、愛着があるので、なかなか手放せない。
今日は、山野楽器が「フルートフェスティバル」と称して、週替わりで各メーカーの展示即売会と、無料調整会を行っているなかで、宮澤楽器の日に当たっている。調整に出す、我がフルートの老嬢を店の人に預け、先ずは最新モデルの試奏。 うーん、いい音。それに近年作られたフルートは、歌口の設計が、古いモデルとは根本的に異なるので、音の出しやすさが全然違う。素晴らしい楽器の数々。う~ん、欲しい。でも、かーたんから聞く答えは決まっている。う~ん、残念!
オカブは三響の古いC管の14Kのモデルを持っているが、最近は金よりも銀の笛のほうが好ましく思えるようになった。
う~ん!無念!
調整が終わって、しょぼしょぼと山野を後にする。
玄関には気の早いクリスマスツリーが飾ってあった。オーナメントが楽器を模しているのが山野らしさというところか?
銀座線で渋谷に出て、代沢十字路からしょぼしょぼ家に帰った。
冬来るうつむき歩む影長し 素閑
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