先週から、桜が満開になって本格的な花見ができるのはいつかいつかと待っていたが、今日あたりが満開の見ごろのようだ。幸い天気も春爛漫の晴天。これは花見日和である。仕事の合間を縫って北澤川の緑道へかーたんと花見に出かけた。
見事な花の饗宴である。
ぬばたまの光のどけき春の陽にしずこころなく花の散るらむ
今を盛りの桜の花もすぐにはかなく散ってしまう。この無常感が日本文化の根底の土壌となっているのではないか?
橋のたもとでかーたんと長屋の花見ならぬ、ささやかなサミットの弁当と缶ビールの宴席。隣近所では、平日というのにバーベキューやら鍋物やらの盛大な花見の宴を張っている連中がちらほら。
弁当はオカブが牡蠣弁当、かーたんが焼きそば。 豪華宴会をやってる連中と比べたら極めて慎ましい、小宴だ。
花見は、30分ほどで終わった。
この先、桜の満開を何度見られるだろう。ふとものの哀れに囚われた。
桜咲く我と合わせて散華かな 素閑
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