昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

羽根木公園に梅見に行ってきた。

2015-02-15 14:14:33 | まち歩き

春浅き日曜の昼に近くの羽根木公園に梅見に行ってきた。
かーたんは今日はコンサート出演でオカブはお留守番。家にいても所在がないので、歩いて20分ほどの梅ヶ丘の羽根木公園に梅見に行くことにした。
風はやや強いが、春めいた温かい一日。柔らかな日差しを浴びて、北澤川緑道を歩く。ジョギングの人、犬の散歩の人、子供を連れて家族でお出かけの人、やはり春を待ちわびた人々で、街路はにぎわっている。北澤川緑道の途中にある円乗院にちょっと寄り道。この寺は真言宗豊山派。古くから代田の古刹として知られていた。もとは地元の豪農達が自家の菩提寺として建立したものという。また、伝説の巨人「ダイタラボッチ」所縁の寺として、代田餅つき歌を伝承する寺社として、世田谷の郷土史には欠かせない。
円乗院には風雅な日本庭園があって、寺が空いているときには何時でも誰でも入れる。ちょっとした憩いの場だ。

        
 

        

 

円乗院を出て、環七を渡り、梅ヶ丘に向かう。日当たりのいい緑道をそのまま歩く。
梅ヶ丘で小田急線の高架をくぐり、赤堤通りを渡るともう羽根木公園だ。
きつい石段を登っていくと、カメラを提げた人たちが大勢、シャッター・チャンスを狙っている。
梅は樹に依るが大体七分咲きといったところ。花が多く開いている樹を求めて、公園の南側の斜面を彷徨う。

        

        

今は、世田谷区主催の梅ヶ丘梅祭りの最中で、公園の広場には露店が出ていて、焼き鳥やおでんや焼き餅、酒などを売っている。弁当を広げる人、露店の肴で一杯やる人、とにかくいつになくすごい人出だ。
陽が高くなって、ダウンのコートを着ていると背中が汗ばむほどだ。 
ここで、店を広げて昼酒と洒落込みたい気はやまやまだが我慢我慢。
多くの花より団子の家族連れを脇に梅見を楽しむ。 

          

        

            

            

   

園内の遊歩道を一周したのを潮に引き上げる。帰りも北澤川緑道を歩く。なべおさみさんの家や中島みゆきさんの家など有名人の居宅が数ある通りだ。代沢小学校まで来て、暑いのが我慢できなくなってコートを脱ぐ。家までは一投足だ。
帰館するとエルさんが居間で、明日の授業の準備をしていた。この子も良く頑張る。早朝から深夜まで、休日もなく働きづめだ。ちょっと仕事をこなすコツについて相談に乗ってやった。
明日から始動。3月も目の前だ。頑張ろう。

あまたなる木々競えるや魁の     素閑 



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