いよいよ4月になった。
世間では新年度である。
オカブ家はこの4日間を休暇と決めたので、グータラし通しだったが、世間のフレッシュな緊張感と喜びは伝わってくる。
さて、オカブ家の温泉旅行がキャンセルになった代わりに浮いたお金で美味しいものを食べよう、という企画も予算が乏しくなってきた。
今日は、軽くランチだけにして、この企画を切り上げようということになった。
かーたんもようやく普通のものが食べられるようになってきたので、特別なものを食う必要もなくなった。
太子堂・三茶への買い物のついでに、行きつけの南欧料理・三軒茶屋『きゃんどる』で日替わりランチを食う企画に相成る。
三茶までの道のりは、かーたんの体力が、まだ完全回復していないので牛歩の態。ゆっくりゆっくりと歩く。
西友で夕飯のおかずを買って、三軒茶屋のすずらん通りにある『きゃんどる』にご入店。
時間が早かったので、今日、最初の客だったようだ。
1階の真ん中のテーブルに通される。
ご注文はいつものAランチ、コーヒー、お通しのサワー・キャベツ付きだ。
ビールもジョッキでとる。
今日のAランチの内容はワラサのポワレ、タラコソースかけと地鶏のロースト。オプション付きで1,000円也。
ビールはレーベンブロイ。
いつもながら、ここのランチのコスパは高い。ただ、がっつり系には物足りないだろう。そういう方は牛丼屋とか替え玉無料のラーメン屋に行けばよい。
魚も鶏もいいお味。
ビールをグビグビ行く。
食事の途中で団体さんの予約客が入ってきた。
近辺の企業の入社式を終えた御一行様がランチにいらしたようだ。若々しい雰囲気がみなぎる。よく近頃の若い者は、という決まり文句があるが、やはり人間若いほうがいい。感性も若さのうちに研ぎ澄まされ、なにより「希望」というベクトルが違う。
食事を終えて、茶沢通りの『ムッティス・クーヘン』でドイツ菓子フランクフルター・クランツを買って帰る。ここのオーナーもママさんながら、お菓子作りに若々しい情熱を燃やしている。人間、年齢ではないが、若さを保つということは、打ち込める何かを持つことによって可能になる。
家に帰ってかーたんと、お菓子を美味しくいただいた。かーたんも音楽に情熱を燃やしている。
新社員昼酒飲めるわれのそば 素閑
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