昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

ブリューメンシュトックで夕食

2011-05-23 11:08:00 | ウィーン旅行記2011年

 

201113_2 今日の出だしはカフェ・ディグラスから。アインシュ・ペナーで朝のひと時を。普通は午後のヤウゼ(「粉」の意味からお菓子を指す。ウィーンのお菓子とお茶のティータイムのこと)が普通なんだけれどもね。ビールを飲まなかったのはお利口お利口。

 

 

                                                                                                                      

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建物の中庭。ウィーンにはこんな空間がたくさんあって、中世の昔に引き戻されたような気分にさせてくれる。昔読んだ、グスタフ・ヤヌホの本にカフカとプラハの一隅を訪れそこを「光の痰壷」と呼び習わしたと言う記述に出会ったが、ウィーンにもそんな神秘的なイマジネーションをそそる場所はたくさんある。

 

 

 

 

 

 

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ドミニカ教会の入り口。バシリカ風のこの教会の外観は、ウィーンの教会の中でも異彩を放っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

郵便貯金局。ユーゲントシュティールの傑作にして、オットー・ワーグナーの代表作。地震がない国とはいえ、こういった歴史的な傑作の建造物が、まだまだ現役で使用されているのは羨ましい限りだ。

 

 

 

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郵便貯金局の内部。天井から自然光を採り入れ、独特の雰囲気をかもし出している。観光シーズンを当て込んだデコレーションは正直言ってウザイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ルプレヒト教会の内部。まえにもあったかな?重複してもいいから掲載しておく。この教会の内部を見られるのは貴重な体験である。塩の聖人である聖ルプレヒトに捧げられたウィーンで最も古い教会である。

 

 

 

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ホーア・マルクト広場。

 

 

 

 

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フッランチィスカーナー広場にて。奥に、ウィーンの名物カフェにして、映画「恋人との距離」にも登場した「クライネス・カフェ」が見える。

 

 

 

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夕暮れのバル小路に出てきた。

 

 

 

 

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バル小路6番地にある老舗居酒屋「ブルーメンシュトック」。今晩はここで腰を落ち着けて夕食をとろう。この店はかつて、ベートーヴェンやシューベルトが通ったことでも有名な歴史ある名店である。日本にも永井荷風御用達の店とか池波正太郎が常連だった店とかいうのはあるが、ウィーンに来てみるとちょっと歴史の格が違うことに気づかされる。

 

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ローストポークにダンプリング、ソースをかけた料理。この一皿でお腹一杯。大変、美味しかったです。

 

 

 

 

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ブルーメンシュトックで飲むビール。歴史ある居酒屋ということと、周囲の佇まいがあまりにもウィーンの古都としてのイメージにぴったりだったので、ついつい酒盃を重ね、半リットルのクリューゲルを4杯ほど空けた。そりゃ飲み過ぎだって。

 

 

 

 

 

 

 

 

夏日暮れ小路の迷路彷徨いて   素閑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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