ヤーコンを二株植えています。
まだ、収穫できないでいます。
ヤーコンは中南米アンデス高地原産のキク科の根菜です。 インカ帝国の昔から、果物のような野菜として親しまれていたそうです。ご存知のとおり、 アンデス地方は世界でも有数の長寿国です。そんな現地の方が食しているのがこのヤーコン。
日本には、昭和60年(1985年)に伝わりましたが、当初は、その栄養成分が分からず、 一度は忘れ去られましたが、地道な研究の結果、“オリゴ糖の塊のようなお芋”ということが発見され、 それが飛躍のきっかけとなりました。
「キク科の植物なのにいも?」
そう、そしてヤーコンは芋なのになんと生で食べられるのです。
塊根部(芋)の形はサツマイモに似ていますが、味や歯ざわりはナシのようです。果物の梨に似た、 シャキシャキとした触感で、生でサラダなどに入れることが多く、サツマイモのようにゆでたり、 煮たりはしません。せいぜいさっと油でいためる程度です。
だから果物のようにジュースにすることもできるのです。 現在調べられているあらゆる野菜の中で、最高にオリゴ糖を含んでいる魅力的な野菜なのです。 それに、食物繊維も豊富に含んでいるので、とってもヘルシーな野菜です。
菊芋もそうですが、最近は中南米がブレイクですね
ヤーコン―健康効果と栽培・加工・料理 (新特産シリーズ) | |
月橋 輝男,中西 建夫 | |
農山漁村文化協会 |