オオバコは道端にどこにでも生えています。雑草です。
が、実は薬草なのです。
昨日カジカ沢でフキを採取した際、とても綺麗なオオバコの群生を発見しました。
大概は虫に食われた穴ボコの葉が多いのですが、まだここのは大丈夫です。オオバコは別名:車前子(しゃぜんし) 車前草(しゃぜんそう)と言って、去痰作用 咳止め 排尿障害 膀胱炎 利尿作用があり、クスリとして用いられていました。花粉症なので、去痰作用があるという事で、お茶にしようと思い綺麗なところを摘んで持ち帰りました。
オオバコについて調べて見ました。
オオバコの全草(車前草)にはプランタギニン、ホモプランタギニンなどのフラボノイドとアウクビンなどの成分を含み、種子(車前子)にはコリンやアウクビンなどと粘液質プランタザンを含んでいます。
オオバコを煎じて常用すると喉(のど)の筋肉、食道、気管支などの運動と分泌を支配する分泌神経を刺激して喉から気管、気管支にかけて粘液の分泌が増加して痰をきります。
呼吸中枢にも作用して咳を静めます。この神経に作用するのがプランタギニンとアウクビンです。
オオバコにはむくみをとる利尿作用があります。
水分の排泄を増やすだけでなく、体のエネルギー燃焼後の老廃物の尿素、尿酸、塩化ナトリウム(塩)などの排泄も増やします。
含有されるビタミンA様物質による滋養性も幾分あるので“小便を利し、気を走(や)らず(元気を損傷しない)”といわれています。
民間療法ではぜんそくに種子をもつ全草を煎じて砂糖を入れて飲んだり、葉を塩もみして歯痛のところにあてかみしめるなどして使用されています。
これは、いいぞ。
いいものが、できそうだ。
イカリ草茶もつくってます←動画