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わたしもつい最近まで知らなかった単語です。
布地に図案を写すときにチャコペーパーやチャコペンシルなどを使うのが
一般的だとは思いますが、白糸刺繍の教室では別の方法を教わりました。
トレーシングペーパーに図案を書いた後、
線の上を針で穴をあけていき、その上に青い絵の具をかけます。
針で穴が開いたところに青いインクが通って、
下にひいておいた布地に点線の線が引けるというわけです。
この針が先端についた道具、もともとはボビンレースの型紙をつくる道具のようで、
「プリッカー」というそうです。ドイ手芸さんや越前屋さんで扱っています。
もちろん、それを買ってもよかったのですが、
今まで教室で借りていたものが、
針が交換できて、鉛筆型でとても使いやすかったので
先生に伺ったところ、海外で購入されたのとのことで
商品名等が残念ながらよくわかりませんでした。
似たようなもので見せていただいたのが、
「デザインカッター」の軸を代用するというもの。
軸の先端が十字になっているものがよさそうです。
ただ、デザインカッターもいろいろあるのでネットではいまひとつわからず、
そのうちお店で現物をみてからと思っていました。
ほかにも千枚通し、とかきりとか、パーチメントクラフトの針とか
フェルト人形を作る針とか(これは針に返しがついているので不向きかも)
いろいろと見たのですが、ほとんどが針先の交換はできません。
そんな時、たまたまテレビをみていたら「ピンホールカメラ」を自分で作る番組があって
缶に0.2mmの穴を開けるところが写ったのです。
0.2mmの穴を開けるドリルが(しかも手で)存在することすらしりませんでした。
でも見たとたん、これは使えそう!と思いました。
夫に「テレビでこういうのみたんだけど、どこに行くと売ってるんだろう、高いのかな?」と聞くと
「持ってる」と即答。
「えーーーっ!」そんなに簡単に手に入るもんなのか。
別に高いもんじゃないし、と次の瞬間、パソコンでぱぱっと注文してくれました。
クラフトツール 精密ピンバイスD 74050
ピンバイス これ、お勧めです。
0.1~3.2mmのドリルがセットできるものなので(ちなみにドリル自体はついていません)
かなり細い針から太い針までセットできるし、針の出す長さも調節できます。
難をいえば少々重いこと。わたしは軸の根元(キャップになっている部分)等は
使うときははずして使っています。そうすると割と軽くなるので。
ちなみに青い絵の具は専用のものらしく、わたしはBroderimagasinetさんから
「Skalsスカルス 青色絵の具ウルトラマリン415」というのを買いました。
国内でもどこかで売っているといいのですが…。
刺繍が終わったらお酢にしばらくつけてから洗うと青い色はきれいに落ちます。
お世話になっている白糸教室で一日講習の
「クリスマスオーナメント作り」があるそうです。
とても素敵な先生なのでヘデボ刺繍を試してみたい方には朗報だと思います。
詳しいことは「Maliko先生のブログ」をご覧ください。
さわらさんが購入された品と、ドリルのセットも必要ですね。
図案の穴の間隔は細かいのですか?
それと、お酢につけて洗う方法って難しいですか?(質問ばかりですいません)
チャコペーパーの方法しか知らないので、勉強になりました。
お洗濯で、青い絵の具が綺麗に消えるのですね。
チャコペーパーも、時間の経過で洗っても落ちにくくなりますね。
元々はプラモデルとか作るためのドリルの軸です。
ですので、薄い金属とかプラスチックとかに穴があけたいのでなければドリルは必要ないと思います。
わたしはトレーシングペーパーに穴を開けるために普通の縫い針をセットして使います。
図案の穴の間隔は細かい方がきれいに写ると思います。
お酢につけるのは30分から1時間くらいでその後洗濯用の洗剤で洗えば大丈夫です。
白糸刺繍はやはり白x白なのでこの方法がいいみたいです。
写してから一度乾けばその後刺している時も汗でにじんだりしないので、布が汚れないところがいいと思います。
普通の縫い針をセット出来るのですか!
プラモデル用品なんですね、でもリンク先を見たら、買えるお値段ですね。
お酢の洗い方、教えて下さって有り難うございました。
綺麗になるのですね。
写してから乾くと、にじんだりしないのですね。
それも驚きです。
チャコペーパーは、洗ったと思っても、青い色が残る事があったりします。
昔からの知恵かしらね~すごく勉強になりました、ありがとうございます。
それでも 白糸は なかなか 手が出ません。
敷居が高すぎて。
絵の具 大きな画材屋さんならあるのかしら?
平井さんの行かれたんですねぇ
私も大好きです
さっそく 新しい本もゲットしました
その前のも 持っていますよ
まだ 大きなものは手が出ませんが
平井さんの愛情が あふれていますねぇ
買えるお値段なのがうれしいですよね。
もしかしたら場合によっては薄く色が残ることがあるのかもしれませんが、少なくともわたしの場合は残らないし、
どっちかというと自分で汚した糸の方が気になります。
(何度もやり直しているうちに薄黒くなったりします)
たむさんどうもです。
平井さんの小さめの展示場でしたがとってもよかったです。
何より「刺繍を楽しんでいる」感じがご本人からオーラで出ているのがうれしかったです。
作品が緻密なのでもっと神経質な感じできっちりきっちりされているのかと思っていたので。
新しい本も写真がきれいでかつ無駄にごちゃごちゃしてなくていいですよね。