”さわらの羽”

さわらのステッチ日記

ダニッシュハウスさんのデンマーク刺繍展行ってきました。

2010年11月29日 | ステッチ全般

11月も終盤だというのに暖かい日が多くて助かります。
ダニッシュハウスさんのデンマーク刺繍展行ってきました。
(残念ながら今回の会期は昨日で終了しました。)

前回はおそらく3-4年前だったと思うのですが、
見せていただいた後、あまりのすごさに熱が出そうだった覚えがあります。
今回も期待に胸膨らませつつ、2回目だから熱は出さずにすむだろうと思ったのですが、
やっぱり興奮して帰ってきました。

エヴァローゼンスタンドの見事さは量、質ともに圧巻です。
(ペルミンやOOEの作品もありました。)
ちょっとやそっとじゃ手が出ないような大きなテーブルセンターや壁掛け、
椅子に仕立て上げたwool糸の作品などもたくさん拝見できました。

カタログでしか見たことのない廃盤品など
(フラワーフェアリーのシリーズとかとっても古いベルプルとか。
入り口近くのついた手の裏にあった見たこともない狩の絵のウール作品とか
垂涎ものでした。)

エヴァはペルミンの傘下に入ったときは糸の色が変更になり、
なんだかとてもさびしくて違和感がありましたが、
(個人的な意見として独特のピンクから紫の色の良さがなくなってしまった気がする
黄色の彩度が違う、赤が華やかになり過ぎた気がする。)
今回は目が新しいほうに慣れてきたせいかあまり気にならなくなりました。
(古い廃盤品とはっきりわかったり、色がすごく違えばオールドかな?って思うけど、
普通に見てるとわからなくなりました。)
自分の感覚が鈍くなったのか、人間は慣れてしまう生き物なのか…。
古いものにいつまでもしがみついてばかりはいられないって事なのかもしれませんね。

心残りなのは、キットなどの販売コーナーの前にあった
ちょっと珍しい赤1色で刺したクリスマスの小さな作品を見逃したこと。
混んでいたので後でゆっくり写真に撮らせてもらおうとその場を離れてしまい、
帰りは「キット販売コーナーに立ち寄ったらまたお買い物しちゃうかも。今は金欠だ!」と
心を鬼にしたら、後で見るはずのものをすっかり忘れてしまったのでした。
あぁ、それだけが心残りです。

次回の開催が待ち遠しく感じられる展示会でした。


スカルスの会 デンマーク刺繍展に行ってきました

2010年11月15日 | ステッチ全般

 

スカルスの会 デンマーク刺繍展に行ってきました 
日比谷ギャラリー
会期 2010/11/13~11/17 11:00~19:00 最終日は16:30まで

ギャラリーのHPでは展示は1-2階となっていましたが、
3階まで素敵な作品がたくさんありました。
2階はクリスマスがテーマの展示でかわいいものが多かったのですが、
特にスエクロの赤バージョンと青バージョンの刺繍は圧巻でした。
(全部で各44枚ありました。すごーい!)

他にはフレメのカレンダーからの作品や
eva、permin、ラナーテなどやはりヨーロッパのものが多めだった気がします。
でもDimensionとかフォークアートの本から御伽噺をさしたものとか
他にも素敵なものがたくさんありました。

私個人としては画像の中南米っぽい不思議なデザインの
タペストリーが特に好きです。珍しいですよね。

ヨーロッパのもの、デンマークのものももちろんすばらしいのですが、
実は今回Dimensionとか手に入りやすい身近なデザインが
丁寧にすごくきれいに刺されていて、とても見栄えがしたのが印象的でした。

Dimensionとか私も初期のころに結構買ってしまったキットがあったり、
その後も安くて衝動買いした絵画調のキットがあったりします。
でもヨーロッパものに押されて、だんだん渋好みになってきて、
華やかな色目のものは、もしかしたらもう刺さないかも、と思って
罪悪感にとらわれる部分もあったのですが、
今回、色が鮮やかでもきれいに丁寧に刺すとすごく上品で素敵な作品が
たくさんあることも再確認できました。
(画像に撮らせてははもらわなかったのですが、黒地に猫と鮮やかな花が
刺された作品とか、とってもきれいでした。)

改めて、ばたばた早く刺すことばかり考えないで
じっくりきれいに刺す事って大事なんだな、って思わせてくれる、
とっても丁寧で暖かい展示会でした。

 


初歩的ミス

2010年11月09日 | design works

思ったよりはさくさく進む気がする~
亀の割にはちょっとがんばってるんじゃないの?などと能天気に喜んでたら
思いっきり初歩的ミス発覚

布のカウントが間違ってる

どうりで布目が見やすいと思ったわ。
32ctのつもりで28ctの布を切ってました。
私は布の在庫は
28ctはDMCが結構あって
その後32ct以上のカウントの布をzwigartやperminで買うことが多かったのです。

どうやら何かの時にzwigart1/4ヤードの28ctを買っておいたらしい。
(記憶にないから安かったからついで買いとかしておいたんだと思う。)
何も書かずに袋に入っていたなら管理ミスで自業自得なのですが、
パッケージにはしっかり「Cashel
」の文字が
うちにはzwigartで28ctはないと信じてました。
思い込みってこわい。
しかも「刺し始めた時に」これで全部入るのかなぁ?となんとなく思ったのに、
そのまま突き進んでしまった自分の性格も怖い。

ということで布はきっちり上下左右7cmの余白しかとらなかったので
たぶん刺しあがりは余白2-3cmしかないと思われます。
でももう、ここまで来て刺し直す気はないので
懲りずにまたこのまま突き進みます


クリスマスもの

2010年11月02日 | design works
「NORDIC SANTA」 design works
布はアイーダからzwigartに変更

この季節になるとステッチャーさんはそろそろクリスマスの準備。
早い方はもう既に刺し終えられたりしてて、おぉぉ…って思いますが、
普通は10月から11月に刺し始める方が多いのでは?

去年はクリスマスのベルプルが間に合わず殆ど大晦日に仕上がるという
失態をさらしたわたし…。
今年はいっそやめちゃおうかと思ったら
「デンマークのクロスステッチの赤一色ならがんばれば4日でできる!」
と先輩方から力強いお言葉を頂き、
「そうね、そうだわ。」と一瞬明るい光が刺したものの、
冷静に考えれば亀ステッチャーの私には4日なんて絶対無理な話なのでした。

じゃあ、どうする?刺しかけを増やすのもなぁ、と迷いつつ1ヶ月近く。
迷っているうちに面倒になってしまい、一度はやめようと決めたものの、
やっぱり寂しくてキットを開けてしまいました。
あまり深く考えず(というか、間に合うかどうかとかもう考えるのも面倒だった。)
目に付いたもので手近にあったもの。
まぁ、私の適当具合なんてこんなもんです。

ということで、今年もクリスマスに間に合わないの決定。
持ち越しで来年のクリスマス用前提。

前にHAEDの賢い子供たちの図案を買ったときも思ったけど、
どうもこういう「ノルディックセーター柄」とか「赤白青の北のほうの感じの色合い」に弱いみたいです。

子供のころは、クリスマスツリーの飾りは赤と金で電球もいろんな色をびかびかつけて白い綿まで置いて
ごちゃごちゃするのが普通に日本のクリスマスツリーでした。
(少なくとも私の住んでた所や年代ではですが) 
大人になりかけのころ、デパートのディスプレーで「青のボール飾りだけ」とか
「白い樅の木に銀のリボン」とかのツリーを見たときの
「おしゃれ~」と思った新鮮な驚きが今もどこかに残っているのかもしれません。