「Pears」 Heritage collection by Elsa williams
copyright JCA Inc.
最近またちょくちょくめまいがするので
細かいものを見るのがつらくてざくざくさせるものを探しました。
実はもう7-8年くらい前にセールで買って
一度は開封して刺し始めたものの
以下の理由によりみごとに挫折
①プラスチックキャンパスが硬くて刺しにくい
②ニードルポイントなのに毛糸ではなく刺繍糸6本取りなので
糸を引き抜いてあわせなおすのが面倒。
③図案がない!!!
①は最初からわかってることだし、
②は刺繍糸のほうが毛糸よりなじみやすいしどちらかというと好みだったので
この二つはクリアできていいことなのですが、
「図案がない!!!」のには困りました。
ニードルポイントはもともとメッシュ地の後ろ側に絵を張ったり、
メッシュ地に色を塗ったもの(キットで売ってるのはだいたいこの形式)
を見ながら刺していくのでクロスステッチのようにチャートはありません。
刺す人の感じるままにある程度曲線などは線をはみ出したり曲げたりして
刺していいようです。色の塗ってあるメッシュ地のキャンパスも
きっちり色別れしているわけではなく「これはどっち???」とか
「ここの1目は刺すべき刺さないべき???」とか
いちいち考えなくてはなりません。
絵を描くように自由にラインを引ける人にはあってると思うのですが、
自分のセンスにまるで自信がなく、疑惑を持ち続けてる私にはこれはかなり苦痛。
このキットには色分け表(各色のアウトラインがジグザグ線で表示された表)
がついていました。そこに縦横線を引き、チャート代わりに使おうと思ったのですが
実際刺してみたらやっぱり全然目数があわない。
(色の目安を書いただけの表なのでいい加減であたりまえなんだけど)
これはもうだめだ…と、そのまま闇にそっと放置されていたのでした。
今回は「もう開き直ってアバウトな線でさすぞー!」と
引っ張り出してきたのですがやっぱり「むむむ、ここはどうする?」と
たまるストレス。結局苦肉の策でカラーの表紙を300倍にカラーコピーして
出来上がり写真のコピーを見ながら刺してます。
(こんなに大きくコピーしちゃうと反ってぼんやりしてみずらいんですが・汗)
こういうのってすごく邪道なんだろうなぁ…すみません。