「Pears」 Heritage collection by Elsa williams
copyright JCA Inc. Designed by fabrice de villduve
ニードルポイント地の部分を埋めるのに通常テントステッチを使うようです。
画像、白い紙の上の部分ステップ1-6まであるのがテントステッチのはず。
(英語では basket weaveというらしく、このキットの説明書きはそうなっています。)
裏側を見ると平編みのかごを編んだように立て横にきっちり糸が渡ってます。
白い紙の下のほうにあるのはcontinental stitchとなっています。
裏側は斜めに大きく糸が渡る方法。
1 over 1などでハーフステッチ(もしくはクロスステッチを刺すときの前半部分)を
刺す代わりに私はよくこの方法を使います。
以前、他のステッチャーさんに教えてもらいました。
ハーフだと、布目の間を糸がすり抜けてしまい、針目が落ちることがあるのですが、
この方法だとそれが起こらないので細かいリネン布地のときは特に重宝しています。
狭い面積の部分はテントステッチよりcontinental stitchの方が数が数えやすく、
細かいデザイン部分はこちらを使う頻度は多いです。
では広い面積の地ざし部分はどうか?実験してみました。
地ざし部分がまだらな茶に見えるのは指定が
「2色寄り合わせる」となっているからです。
右上から「ノ」の地にこげ茶で枝が伸びてます。
「ノ」の地の左上部分がcontinental stitch(今回は縦方向)、
「ノ」の地の右下部分がテントステッチです。
画像だとほとんど違いはわかりませんが、テントステッチの方が
糸がきっちりしまるというか、きつめの針目になります。
地ざし部分はどちらかというと絵としては引っ込んでいてほしい部分だし、
刺し方も難しくはありませんでした。地はきっちりはいるテントステッチの方が、
自分としては好みでしたので、地の部分はこちらで刺し進めようと思います。
ただし、テントステッチの方が糸の減り具合は激しいです(笑)。