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大好きだった文鳥のももは2月初め空へ行きました。
「卵詰まり」が原因でした。
文鳥は秋から春に卵を産みます。
我が家は一羽飼なのですが、
この時期に可愛がりすぎると、
無精卵を持ってしまうことがあります。
繁殖目的でない限り、体の負担が大きいので
文鳥の雌の飼い主さんは、
「ふるるるる」としっぽを振るサインを見せたら
なるべく刺激しないように気を付けます。
我が家もかなり気を付けて来たのですが、
風邪を引いた後、栄養価の高い餌を続けてたし、
どうしても心配で甘やかし、かまってしまったのが
裏目に出る形になりました。
体が重そうなのに気づき、
もしや?と思い病院に連れていったところ
レントゲンで卵が確認されました。
産卵できればよかったのですが、
病中「ボレー粉」(牡蠣殻を砕いたもの)を
あまり食べなくてカルシウムが足りなかったのか、
柔らかい卵のままお腹の中で大きくなってしまっていました。
もともとほっそりした小柄なタイプで
このまま行くと卵詰まりで命を落とすだけなので、
体力もあるし、今のうちに卵は取りましょうということになり、
病院で施術することになりました。
でも、帰ってこれませんでした。
卵管に癒着している部分があったそうです。
もちろん、手術中に持たない可能性も聞いていましたが、
元気な姿のまま病院で見送ったので、
正直、受け入れるのに時間がかかりました。
同じころ友人が若くして亡くなったり
つらいことが重なりました。
ももはきっと天国でも女王様気質で
わがまま言って飛び回っていると思います。
私も今はすっかり元気です。