国立新美術館で行われている「ルーブル美術館展」(6月1日まで)に行ってきました。
私が行ったのは平日ですので、待ち時間はなしでしたが、
中は結構混んでました…
もう大きめの企画展に行ったら最初の3-4枚は
「遠くから見ただけでよしとする」が自分の中で定番になりつつあります。
(そこでちゃんと見ようとするととにかく時間がかかるから)
画像中央の「鏡の中の女」ティツィアーノ作はとてもよかったです。
ただお目当てのフェルメールの「天文学者」に関しては見せ方がどうも…。
この手の目玉作品は最近の美術館では作品の前に柵を作り、
「柵の手前は立ち止まらずに鑑賞する。
柵の後ろからはゆっくり鑑賞する。」タイプにしてあることが多いです。
柵の後ろは段をつけて高くなっていることがほとんどです。
でも今回は段差がありませんでした。そのため
「柵の後ろにいると常に人が前を横切って作品が見えない」
正直、ゆっくり鑑賞してる感ゼロです。ただでさえ混雑してるのに…。
仕方なく柵の前を立ち止まらず通行しながらの鑑賞にすると
「柵の後ろで鑑賞してる人に申し訳なくて中腰で移動するため
足元に気を取られて鑑賞どころではない。」
ちゃんとした美術館なんだから改善してほしいです。
全体的に小さ目~中型の作品が多くて派手さはありませんでした。
でも味わいのある作品は多かったです。
同じ国立新美術館内で開かれている「マグリット展」(6月29日まで)も興味があったのですが、
若いときに何度か見てるので今回はパス
(でもあとから聞いたら今回は内容的にとてもいいものが集まってるみたいです。)
サントリー美術館「若冲(じゃくちゅう)と蕪村」(5月10日まで)が
歩いて10分ほどしか離れていないのでそちらに行ってきました。
こちらの方が会期終了が近いせいか混んでました。
サントリー美術館って東京ミッドタウンの中に入ってからは始めていったのですが、
照明が暗い
もちろん作品保護のために必要なのはわかっているのですが、
ガラス越しで照明が暗く、しかも混んでいてゆっくり見られないとなると
老眼の身にはなかなかつらいです。
でも若冲の象さんはやっぱりいい
もちろん蕪村もよかったですよ。この二人を比較して同時に見るって
なかなか贅沢でよいです。