”さわらの羽”

さわらのステッチ日記

ルーブル美術館展に行ってきました。

2015年04月30日 | Weblog

国立新美術館で行われている「ルーブル美術館展」(6月1日まで)に行ってきました。
私が行ったのは平日ですので、待ち時間はなしでしたが、
中は結構混んでました…

もう大きめの企画展に行ったら最初の3-4枚は
「遠くから見ただけでよしとする」が自分の中で定番になりつつあります。
(そこでちゃんと見ようとするととにかく時間がかかるから)

画像中央の「鏡の中の女」ティツィアーノ作はとてもよかったです。
ただお目当てのフェルメールの「天文学者」に関しては見せ方がどうも…。
この手の目玉作品は最近の美術館では作品の前に柵を作り、
「柵の手前は立ち止まらずに鑑賞する。
柵の後ろからはゆっくり鑑賞する。」タイプにしてあることが多いです。
柵の後ろは段をつけて高くなっていることがほとんどです。
でも今回は段差がありませんでした。そのため

「柵の後ろにいると常に人が前を横切って作品が見えない」

正直、ゆっくり鑑賞してる感ゼロです。ただでさえ混雑してるのに…。
仕方なく柵の前を立ち止まらず通行しながらの鑑賞にすると

「柵の後ろで鑑賞してる人に申し訳なくて中腰で移動するため
足元に気を取られて鑑賞どころではない。」

ちゃんとした美術館なんだから改善してほしいです。

全体的に小さ目~中型の作品が多くて派手さはありませんでした。
でも味わいのある作品は多かったです。

同じ国立新美術館内で開かれている「マグリット展」(6月29日まで)も興味があったのですが、
若いときに何度か見てるので今回はパス
(でもあとから聞いたら今回は内容的にとてもいいものが集まってるみたいです。)
サントリー美術館「若冲(じゃくちゅう)と蕪村」(5月10日まで)が
歩いて10分ほどしか離れていないのでそちらに行ってきました。

こちらの方が会期終了が近いせいか混んでました。
サントリー美術館って東京ミッドタウンの中に入ってからは始めていったのですが、
照明が暗い
もちろん作品保護のために必要なのはわかっているのですが、
ガラス越しで照明が暗く、しかも混んでいてゆっくり見られないとなると
老眼の身にはなかなかつらいです。

でも若冲の象さんはやっぱりいい
もちろん蕪村もよかったですよ。この二人を比較して同時に見るって
なかなか贅沢でよいです。


ハーダンガーの刺繍作品展に行ってきました。

2015年04月22日 | ステッチ全般

あざみ野で行われていた
「hiloハーダンガー刺繍作品展」に行ってきました。

ステッチハウスさんやいろいろな方のブログ等で
紹介されていたので楽しみにしていました。

大作多かったです!
会場も広くて明るいし、作品数も多いし、
一つ一つ見て回るといつの間にか時間が、しかも1階で終わりかと思ったら
2階にも展示があり、危うく見逃すところでした…
レティセラの技法が使われているものも多くあり、
白糸好きな私としては、大満足でした。

もちろん、ハーダンガーの技法だけの大作もたくさん素敵なものがありましたが、
ブラックワーク、クロスステッチ、ドロンワーク等も取り入れて、
品よくきれいにまとめられた作品もたくさん!
かなりなデザイン力と計算力(笑)が必要と思われ、
(だって、パターンを繰り返すわけですから縦横とか目数を合わせ
ある程度の大きさに、しかも種類がいろいろで収めるのってすごく大変!)
すごーーーーい、とうなっておりました。

私が行ったのはかなり終盤戦だったので、
作品の販売には間に合わず、画像のクリアファイルを購入して帰りました。

夢中で作品を見ているうち、時間も押してしまったので
そのあと、「表参道まで出て、ステッチイデーの作品展を見て、
時間があれば根津美術館で光琳とかみれるといいかも」と思っていたのですが、
今回は中止。

急きょ帰り道に横浜高島屋で開かれている
「京都細見美術館 琳派のきらめき」見てきました。
落ち着いた花鳥風月の作品が多く、よかったです。
最近はどの美術館もこんでいることが多く、ゆっくり近くで見るって難しいのですが、
デパートの美術ものって、人も少なめでゆっくり見られるので私はとても好きです。
ただし、8Fについた途端めちゃ混みラッシュでびびりました
「北海道物産展」のせいでした…(笑)

「京都細見美術館 琳派のきらめき」は4/27までです。