”さわらの羽”

さわらのステッチ日記

今年もお世話になりました。

2007年12月29日 | Weblog

今年も押し迫ってきました。
なんだか今年は予期せぬ事が色々と起こって、
その度にじっくり考えて決断を迫られる事が多く、
なかなかにスリリングな一年でした。
でも、家族揃って、無事
お正月を迎えられるんですから、
良しとしましょう。

ただ、夫も私も、冬休みになって、
この一年の疲れがなんだかどーんと出てしまい、
精力的に雑事をこなすという所までは行かず
手抜きで掃除を済ませ、年賀状を書き、
とにかくこの休み中に、体調を整えて、
来る年に備えるのが一番、と思い
静かな年末を過ごしています。

刺しゅうも思った程はかどらず、
その点では少々残念な一年でした。
でも、目も復調したし、来年に備えてお買い物は相変わらずしてるし、
どれだけ刺しても在庫には困らないので、
来年はどんどん刺しゅうが出来る一年だと良いなぁ‥と思っています。
ブログや書庫のページの更新も来年はもう少し頑張りたいです。

お友達には助けられる事の多い一年でした。
たくさん元気も貰いました。
来年は自分が元気になって、ちょっとでもお返し出来るといいな。
来年も宜しくお願い致します。

皆様良いお年をお迎え下さい。


約半分

2007年12月20日 | Permin

合間を見てコツコツ刺してます。
(折り皺、ゆがみで見にくい画像でごめんなさい。)

これでだいたい半分位でしょうか?
上の方はアルファベットの文字ばかりなので、
そっちに行くとつまらなくなりそう。

先にボーダーを上まで伸ばして、
そこから文字も埋めていき、
真ん中と交互の進めないと、
後が怖いです。

長男に各塾の特色等を説明し、
後は自分で選ぶように言ってあります。
「どこがいいかなぁ。」と、悩んでいる様子。

一時間後に、「どっちにしようかなぁ。」と
言って来たので、珍しく真面目に考えてるじゃん。
どっちってことは、二つの塾に絞り込んだのか‥と、
話を聞こうと思ったら、
「MD付きのコンポと、デジカメ。
クリスマスの頼むのに、どっちがいいと思う?」ですって!
そんなの知るかい!!!


しんどい‥。(今日は愚痴です。)

2007年12月18日 | Weblog

夫がインフルエンザにかかり現在
二階の一部屋に隔離して療養中。
A型だそうで、タミフル処方されました。

長男は中間テストの結果は最悪。
反抗期であまりに頭に来るので、
最近長男にはなるべく近づかないようにしている。
「勉強しろ。」と、いつもは口うるさく行ってきたけど、
今回は殆ど言わなかった。
だからある程度予測出来たとはいえ、
予測以上の最悪度。
この時期に来て、これはないんじゃないの?
「塾をかえたほうがいいかなぁ」とか言い出して、
もっか塾探しの真っ最中。
といっても、ぼんやり長男なので、
結局は、体験学習とか冬期講習の手続きとか、
親が動かないとならない。

人に聞いてみたり、色々調べてみたけど、
どこの塾も一長一短、どこも「これ!」って決定打にはならず。
そして判ってくる結果は一つ。

「どこの塾に行っても自分でコツコツやる子か、負けず嫌いで
家でも頑張って勉強する子が成績が伸びる。」

でもその当たり前の事が出来ないから
出来るようになる為に塾に入れたいんだけどねぇ。

悩んでいる所に電話。
「○○警察ですが。」
警察?!何事?!とうとう学校で問題でも起こしたか?!
と、思ったら、長男の財布が届けられたらしい。
(お金は入ってないけど、図書館のカードが入ってたんですって。)
なくしたなんてそんな事一言も長男は言ってなかったぞ。

あぁ、もう心臓に悪い。本気でしんどい‥。


遅すぎだよ‥

2007年12月12日 | Fremme

画像は本当はオフ会までに
仕上げていきたかったフレメ。

これ一本に絞って頑張ったはずなのに、
全然追いつかなかった‥(-_-;)
早い人はこんなのぱぱっと仕上げちゃうだろうに、
いったいなぜなんだろう‥。

実は先日もお友達同士の集まりで、
早くさせる人に質問が集中。
いったいなぜに?と思うのは皆さん同じらしい。

こんどぜひ、みんなの前で刺している所を
実演して貰える用に交渉中。

このフレメが仕上がらなかったショックからか
本来持って行くはずだった仕上がり済みのクリスマスカレンダーの
存在を忘れていた。
しかも忘れていった事に、オフ会から帰って2-3日後に気付いた。
もう自分が信じられない‥


続・クリスマスオフ会行ってきました。

2007年12月07日 | ステッチ全般

毎年バージョンアップを続ける
クリスマスオフ会ですが、
雑誌等に載る方も多い中、
オリジナル図案で作品を作られる方も増えてきました。
私にはそのような才能は皆無ですので、
ここぞとばかりにクリスマスオフでは
その世界の香りを楽しんでいます。

Aさんの優しい色遣いの作品や、Sさんの作品の端正な美しさや、
Gさんの独特の色遣いが可愛らしい作品達。
特にGさんの作品は、その可愛らしさに魅了される方も多く、
「マトちゃん」は色んな方の作品を楽しませて貰いました。
Gさんの作品は刺繍と共に、布の色遣いも他の人には真似できない所があって、
抱きしめたくなる程、作品達は可愛かったです。

実は前回のオフでもちょっと触れたのですが、
個人的に今回のオフでも気になったのが意外とカウントの粗い布。
ミクロ化が進む刺繍の中で、かえってざっくりした風合いの良さが
新鮮で良いな、と思っています。
前回のオフでは確かバーミリオンのフォークロア調の作品がざっくりした布にあっていて、とても良かった記憶があります。
今回はTさんの刺された花糸を使ったコースターがすごく好きでした。
一見何でもなさそうな感じなのですが、布の感じと糸の色の選び方と、端の始末
(あえて、ヘム仕立てではなく、フォーサイドを使って始末されたようです。)
これがとてもバランスが良くて素敵でした。
布はフレメの布で7目リネン(インチで言うと18ct相当でしょうか)だそうで、
同じ布で、Hさんがベングトソンさんの大作を持ってこられていましたが、
これもとても素敵でした。
布(特にリネン)の持つ、麻独特の力強さというか、麻糸本来の持つ風合いと
上手く言葉に出来ませんが、粗いことで、その糸が織ってある
糸と糸の間の空間というか、透け感が生きてくるような気がします。
普段は「布の上に刺繍がある」というものが、布の織り目が見えて、
織ってある糸が見える事で、
「刺繍糸と織り糸が交差するおもしろさが生まれるのかもしれない」
と、そんな感じがしています。
前に銀座の展示会でペルミンのすごく大きなタペストリーが古典柄で
粗い布に刺してあったのも素敵でしたが、今回のように植物や、
たとえ小さな作品でもデザインや仕立て方によってとても素敵なものができると
思えたのは大きな収穫でした。

自分自身は作品も少なくて、来年への課題の多すぎるオフ会でしたが、
とても勉強になりました。皆さんどうもありがとうございました。


クリスマスオフ会行ってきました。

2007年12月03日 | ステッチ全般

先週末はクリスマスオフ会に出席してきました。
今年もEさんが主催して下さったお陰です。
Eさんどうもありがとうございました

写真はBさんがとてもきれいにたくさん撮って既にアップしてくれています。
本格的なカメラを携えて‥。この作業、すごく大変だと思うのです。
出席者の中でも若手な可愛らしいBさんがこの作業をかって出てくれて、
皆さん(私も含め)すごく助かっていると思います。本当にどうもありがとう

さて、今年はすこーし、例年に比べると人数が控えめだったこともあり、
とても和気藹々とした雰囲気。おしゃべりに花が咲きすぎて、
帰る頃にはのどはからから、足はパンパンにふくれていました(笑)。

毎年恒例のごく個人的感想ですが‥。
今年は立体が多めだった気がします。それも小さくて凝ったもの。
私がステッチをはじめた頃は、ステッチが仕上がったら
額入れか、ベルプルか、袋物に仕立てるか‥と言った感じでしたが、
ここ数年、色んなお仕立ての仕方が海外のチャートなどで出て来ましたね。
シザーケースとか、立方体の開くと十字になるおはり箱とか、
蛇腹型とかブック型の仕立てとか‥。
ピンクッションも八角形の他にも立方体のものとか‥。
今回はオーナメントの交換会もあったので、
四角い布を対角線におって、リボンを使ってハート型にしたり、
六角形の布を縫い合わせて複雑な形にしたり。

こういうのって見るとやるのとでは大違いで、
立体だから角があわないととたんに仕上がりが汚くなるし、
小さいものだけに「多少の誤差」では許されない部分があります。
(お仕立て下手でアバウトな私はトライしては失敗してるので何度も経験済み)
「簡単そう」に見えても実は結構たいへんだと思うのです。

ここ数年、ミクロ化といおうか、布のカウント数が年を追う毎に細かくなり、
当然のように36ctや40ctの作品、25ct、28ctあたりでも1over1と言った
繊細な作品がこちらのオフ会では見られるようになりました。
だからこその皆さんの手先の器用さというか、
緻密な作業をこなす力をみせて頂いたような気がします。
「細かい所はみないでね。」とか「オーナメント号に載ってた通りにやっただけ。」
等と、皆さん笑いながら謙遜されておっしゃいますが、
どこをひっくり返してもきれいな仕上がりに、
細部まで気を遣ってきちっと正確にしあげていく、
(もしかしたら、多少のミスを上手く修正する技量もありなのかもしれませんが、
もしそうだとしたら、それもものすごく高度な技のような気がする)
そんな手の込んだ作品の美しさにため息をつきながら帰って来ました。

また、紙を使って物を作られる方も多かったです。
みるからに「カルトナージュ」って感じではなく、さりげなく小さなオーナメントが
入っている箱が刺繍を施したカルトナージュの小箱だったり、
ニードルブックも間に厚紙を入れて、きちっとした仕上げになっていたり。
バインダー型、パネル仕立て、写真立てのように見開きになっているもの。
刺繍作品回りの様々な作品が、とても丁寧な手仕事の中に収まっていて、
目を凝らせて行けば行く程、見所の多かったオフ会だと思いました。

長くなるので続きはまた次回