”さわらの羽”

さわらのステッチ日記

退院

2013年10月02日 | Lanarte

お久しぶりです。
徐々に再開するようなことを言っておきながら
全然更新できなくてすみませんでした。

父が入院していました。
(いきなり暗い話ですみません。)
心臓です。
今まで健康診断で一度も引っかかったことがなく、定年後も、こまごました仕事とか
ボランティアとかも続けてとにかく病気とは無縁の人だっただけに驚きでした。
咳がとまらなくて、「風邪だから別にいい。」という本人を
説き伏せて近所の医者に連れて行ったら
「どうも心臓が…一度検査を」と専門医を紹介され
その日のうちに予約をとり、
翌日検査に行ったら、そのまま入院です。
入院当日も全然本人は自覚症状がなく、
「バス2本を乗り継ぐのが面倒だから自転車で行く」といいはるのを
頼むからやめてくれと家族中でとめてバスでいかせました。
入院直後は集中室に入り、体力が戻るのをまってカテーテルで検査をしましたが
心筋が弱っていて自力で1から3階まで上がれないくらいしか
心臓が動いていないと言われました。

心臓病専門病院でかなり綿密に調べてもらったのですが、 
手術は不可とのことなので、この後
塩分半減(1日6g)
仕事即中止。
家庭菜園禁止
お酒もワイン1杯まで。
ゴルフもぎりぎり打ちっぱなしまで
コースを回るのは禁止。

とかなり制限がある生活となりました。
いままでアクティブすぎるぐらい遊びまわって好きなことをしていた父にはかなりきついお達しです。
「とにかく節制して、病院にまた運ばれるようなことになったら今度は帰れないと思ってくれ」
という重症度なのですが、本人はあまり自覚症状がなく
リハビリを含めて1ヶ月近くでようやく退院となりました。

実家で母と二人で暮らしていますが、仕事をやめ、ゴルフをやめ、お酒をやめ、
糖質も制限しています。
あまりに禁止事項が多くてかわいそうなので、
近所に借りている家庭菜園はそのまま続けることにしたそうです。
本当は畑仕事もやめた方がいいんだけど、
そこで倒れたらもうあきらめるそうです。
母もあまりに急激に生活が変わったので
畑仕事ぐらいはさせてあげたいと言うので、もうそれは仕方がないかなと思っています。

ということでようやくお見舞いからも解消され
(なんて親不孝な娘の言い草)
すっかり秋、刺繍の季節。
でも春や秋の気候のいいときって結局衣替えとか
布団の出し入れとか、庭の手入れとか主婦って結構忙しいんだよ…。
と、ぶちぶちいいながら生活しています。

ラナーテ、画像にとって見たら意外と進んでました