国立近代美術館で行われている
菱田春草展に行ってきました。
もっと早くに行きたかったのですが、
週末に台風とか来てたので延び延びになっていました。
「黒き猫」に人気があるらしく、
期間の後半になってから、「美の巨人たち」と「日曜美術館」で
立て続けにテレビで放映されたので激混みに(泣)
私としては「落葉」の5連作がすべて公開されるときき、
楽しみにしていたのですが、重要文化財指定の1点は前期公開のみで
入れ替えになっていて「ずらっと並べて5個全部」は見られなかったのでちょっと残念。
スペース的には仕方ないのかな…。
「落葉」でも「未完」の作品が出ていたのですが、
一部分だけ描かれているだけでもものすごく良かったです。
菱田春草って若くして亡くなっているし、
何より「目が悪くなってしまった画家」なので
つい感情移入してしまうのですが、
やっぱりその努力と気迫は並々ならぬものがある気がします。
図録は「コデックス装」という見開きが大きくできる綴じになってちょっと変わった形式。
お土産コーナーは激混みだったので、見ることすらできず、
図録だけ別のレジで買うことができたので、今回はこれだけです。
「国立近代美術館」は普段はそれほど混雑しないので、
いつもはゆっくり回ってお堀端をちょっとめぐって帰ります。
今回の春草展はゆっくり見ることはできず、消化不良だったので、
皇居内を歩き、(こちらは紅葉もまだなのでそれほど混んでいません。)
「三の丸尚蔵館」でちょっと特別展を覗いて気分をリフレッシュしてきました。
(数は少ないですが勲章とかマイセン?と思われる磁器が展示されていました。)