今季、朝ドラと大河ドラマ以外で、ちゃんと視聴した唯一のドラマです。
主演は、水川あさみさん。
どうしても、朝ドラ『ぶぎうぎ』でのお母さん役のイメージ。
櫻井翔さん演じる清家一郎のハヌッセン探しみたいになりましたが、結局、ハヌッセンはいなくて、すべて清家一郎が演じていただけでした。
拍子抜けです。
親友の鈴木俊也、続いて恋人の真中亜里砂、ラスボスは、母の清家弘子だと思っていたのに。
亜里砂を演じる田中桃子さんも、弘子を演じる高岡早紀さんも、怖かったです。
女性の怖さみたいなのをみながら、背中がゾクッとして、たまらない部分もありました。
俊也役の玉山鉄二さんは、早い段階でいい人に変身しましたね。
櫻井さんの演技が、妙に芝居がかっていると思っていたら、それも演技だったとは、まいりました。
暗い話の中でも、同僚の山中と青山の存在は、ホッとするところでした。
原作には、もしかしたら、いないのかもしれませんが。
主人公の道上香苗の家族の問題も描かれましたが、中途半端だったと思いました。子役の森優理斗くんは、『麒麟がくる』『鎌倉殿の13人』『らんまん』と立て続けにNHKドラマに出演していて、芸達者だなと改めて思いました。夫役は、『虎に翼』に出演中の和田正人さんでした。
もし、清家一郎のような人が、総理大臣になったら、恐ろしいことだなあとも思いました。まさに、和製ヒットラーですよね。
原作の主人公は、清家一郎らしいので、原作本を読んでみようかな?
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