「あるキング」 伊坂幸太郎 2009年12月12日 | 読書 「あるキング」 伊坂幸太郎 徳間書店 仙醍市のプロ野球球団、仙醍キングスは万年最下位の弱小球団。 その年のペナントレース最終戦、東卿ジャイアンツとの試合で、監督の南雲慎平太は事故により命を落とす。 同じ時、熱烈な仙醍キングスファンの山田亮と桐子夫婦に男の子が誕生する。 王求(おうく)と名付けられたその子は、3歳の時におもちゃのバットを見事なフォームで振る。 10歳、すでに王求の生活は野球 . . . 本文を読む