ＴＨＥ ＡＬＦＥＥ ＬＩＶＥ 大阪 その２

ＴＨＥ　ＡＬＦＥＥ　ＬＩＶＥ　大阪　
２００８・６・２２（日）　フェスティバルホール

取り壊されるため、このフェスティバルホールでの最後のライブ。
５年後にまた新しいフェスティバルホールが出来るそうだ。
今日のＭＣはフェスティバルホールについてが多かった。

Ｔ「５年なんてあっと言う間だよ。だって今年も半分終わったんだよ。もう５年後なんて明日みたいなもんだよ」
って、そうかも知れない。
「新しいフェスで杮落としが出来たらいい」という話しもあった。
実現できたらいいけれど、こんな時はやはり大阪のミュージシャンを選ぶのかな。

テレビの特番『アルフィーのある日突然』で後ろ向きで乗るファンを収録した会館としての印象が強いようだ。
幸ちゃんと高見澤さんがその話をして、その時のコメントも覚えていて話てくれた。

幸「大阪でフェスと言ったらステイタスだった。アルフィーが始めてやったのは８２年９月７日（？だったかな？）
それから今日で４４回目。僕は４５回目、和幸でやったから」
「横に長い会館で、２階から来るパワーが凄く感じる。ここに、頭の上にずんと来る」
Ｔ「始めてやった時はいっぱいではなかったけれど、嬉しかった」

そして、高見澤さんの一番の想い出は、若気の至りでギターを投げたこと。
「まだ若かったから」と言い訳をしつつ話してくれたが、もうそんなに若くはなかったような気がするけどね。
「ギターのチューニングが合っていなくて、ギターをバシーン、ポキッって。その瞬間、客席がシーン、しまった！って。あれから反省して」『えーっ！！』
「えっ、そうだよ。だってあれからやっていないだろ」
自分もフェスと言えばこのシーンを１番に思い出す。
確かに一瞬にして空気が凍った。でも、その後も怒っているように見えた高見澤さん、“しまった”って思ったんだ、そうかー。始めてこの時の話を高見澤さんから聞いた。これも想い出だ。

高見澤さんのＭＣの映画の話
曲のタイトルを言うのを待っていた幸ちゃん。
高見澤さんが言ったのは「フレンズ」
幸ちゃん、映画に詳しくないのだから、弾けない。困っていると、
Ｔ「適当に弾けばいいんだよ」
幸「どこの映画」
Ｔ「アメリカ・・・いやフランス・・・イギリス？？」
幸ちゃんはフランスと聞いた時に、それらしく弾く。
Ｔ「ボンジュール、ポンジュース」
その後、フランス語の発音を空気が抜けるということで実践。
幸ちゃんと高見澤さんで盛り上がっていたが、桜井さんが「そんなに空気抜かなくても、普通でいいんだよ」と言っていた。

そんな話しから、大学の時に第２外国語は何を取っていたかになる。
幸「フランス語だった」
Ｔ「えーっ！！１度も会ったことないぞー」とタカミーもフランス語。
幸「１度も出なかったかな・・・あ、始めだけ。（講師が）フランス語は１番美しい言語だからって。単位も取ったよ、４単位」
Ｔ「えっ、なんで。出なかったんでしょ」
幸「レポートとか・・・違うかなー取っていないかなー」
桜井さんはドイツ語。
Ｔ「えっ、ドイツ語！なんでベルリンの時静かだったじゃない」
桜「それで思った。単位をとっても役に立たないって」

「ロミオとジュリエット」は普通にタイミングも合ってギターを弾く。
そして、ＮＨＫに引き続き、ただすけさんのキーボードへ。
キーボードも綺麗だ。どこで止めていいか分からなくて、長く弾いてくれた。
「途中で終わらせなよ」と言われていたが、長く聞けてよかった。
そしてベース。
桜井さんは今回はメロディをちゃんと弾く。
高見澤さんは突っ込めなくて「面白くない」って。
ドラムの太郎さんはまたスキャットで歌ってくれる。高い声が高見澤さんに似ている感じ。
Ｔ「太郎上手なんだよね。あんな小学生みたいな顔してるけど」

なんだか、アンコールの時よりも、高見澤さんのＭＣの方が面白かったかも知れない。
いや、アンコールのビリー桜井も充分に面白いのだけれど、こちらは高見澤コント作家が書いたもの。
こちらは自然のやり取り。
文章では書ききれずあまり面白さが伝わっていないが、本当に可笑しい。
コントの磨きが掛かって、普段の会話もコントになってしまったかな。


フェスティバルホールは１９５８年に誕生。
建物は５０年で立替るのか。そい言えば広島市民球場も今年で最後。
広島市民球場は１９５７年誕生だから、同じくらいなのだ。