高村薫の同名小説の映画化。
業界最大手の日之出ビール社長・城山恭介が『レディ・ジョーカー』と名乗る5人の犯行グループによって誘拐された。
その5人とは、小さな薬店の老店主、中年のトラック運転手、信用金庫の職員、町工場の若い旋盤工、下積みのノンキャリア刑事。恵まれない境遇を生きてきた彼らは競馬場で知り合い、それぞれ異なった理由でこの犯行に至った。
これに対し、合田刑事ら捜査陣も早急に事件解決へ動き出す。だが誘拐の2日後、犯人側は突然城山を解放し、「人質は350万キロリットルのビール。要求は20億円」と、次なる作戦へと計画を進めるのだった。
高村薫さんの小説は面白かった。
登場人物の心理がしっかり書かれ、それがメインになっているから、映画にしてもあまりそれは伝わらず、面白くないだろうと思っていた。
でも、誘拐事件から身代金強奪の計画は見事だから、その表面的な事件だけでも面白くなるかと思っていたのだが、結果はどちらも中途半端な感じで、よく分からない映画になっていた。
小説を読んでいるから、あるシーンでは雰囲気が伝わって来て、「ああこの感じ」と思うのだが、全体を通して、何を伝えたかったのだろうと思う。
配役も、自分のイメージしたのと違っている人が多かった。
合田刑事は、3作品目の登場だが、なかなかイメージに合う人に巡り合えない。
映画だけ観た人は、この映画をどのように観たのだろう。
業界最大手の日之出ビール社長・城山恭介が『レディ・ジョーカー』と名乗る5人の犯行グループによって誘拐された。
その5人とは、小さな薬店の老店主、中年のトラック運転手、信用金庫の職員、町工場の若い旋盤工、下積みのノンキャリア刑事。恵まれない境遇を生きてきた彼らは競馬場で知り合い、それぞれ異なった理由でこの犯行に至った。
これに対し、合田刑事ら捜査陣も早急に事件解決へ動き出す。だが誘拐の2日後、犯人側は突然城山を解放し、「人質は350万キロリットルのビール。要求は20億円」と、次なる作戦へと計画を進めるのだった。
高村薫さんの小説は面白かった。
登場人物の心理がしっかり書かれ、それがメインになっているから、映画にしてもあまりそれは伝わらず、面白くないだろうと思っていた。
でも、誘拐事件から身代金強奪の計画は見事だから、その表面的な事件だけでも面白くなるかと思っていたのだが、結果はどちらも中途半端な感じで、よく分からない映画になっていた。
小説を読んでいるから、あるシーンでは雰囲気が伝わって来て、「ああこの感じ」と思うのだが、全体を通して、何を伝えたかったのだろうと思う。
配役も、自分のイメージしたのと違っている人が多かった。
合田刑事は、3作品目の登場だが、なかなかイメージに合う人に巡り合えない。
映画だけ観た人は、この映画をどのように観たのだろう。
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