その後の感想など。
まずは、保留した4名様。
*土屋アンナ
※真奈美
真奈美は始めに見た時は勢いだけの感じだったが、可愛らしい所ものぞかせて、真奈美が魅力的に見えて来た。ちょっと子供っぽくて、自分の思っている事をあまり考えずに口に出してしまう様な、でもその分、嘘がない感じ。戦士が「お前の心の泉は澄んでいる」と言うのが納得出来る様になった真奈美だった。殺陣や怪獣に襲われている時の迫力はあった。戦う旅人になっていた。
歌もうまくて、始めの出鱈目歌も歌い上げて名曲になっていると思う。
*姜暢雄
※聡
聡はひたすら弱く、きっとお金持ちの家のお坊っちゃまなんだろうな。この世界が信じられないでおろおろしてしまう、そんな聡のキャラクターがしっかり出来上がった感じがする。エルビスになった時の、カッコよく見せる所も良かったけれど、もっともっと大袈裟にやって欲しかった。以外と似合う気がする と思ったら、結構大胆にエルビスを見せてくれる様になっていて、嬉しかった。
*真奈美と聡とのコンビがよくなったと思う。会話のテンポや間がよくなったのか、落ち着いて見られる様になった。始めは会話がなんとなく一方通行な感じで、おかしい筈なのにおかしくなかった所も笑える様になった。
*中越典子
※おさえ
今回のおさえは若い。若くて、気が強そうで、可愛かった。まだ物ごとは深く知らないような幼さもある。だから、カビ人間が追われている時にパニックになってしまったのもわかる気がする。
でも、心に思っている事をその気持ちで反対の言葉で言うのは随分難しい事なのだと思う。言葉の意味の方に引っ張られている感じがする。
*片桐仁
※カビ人間
片桐さんのカビ人間はとても人懐っこい、人の温もりを求めている感じがとてもする。心の優しさがとても感じられるカビ人間だった。表情もよくて、嬉しさ、悲しさ、戸惑いなどとても分かりやすかった。
おなじカビでも、片桐さんはウエットな感じで大倉さんは胞子を飛ばしているドライな感じがする。きっと衣装もそうだから。あの衣装はフェルト?暑そうで、大変だろうなと思う。
ストーリーをから。
※おさえの病気の事を他の人達はどのくらい知っていたのだろう。あまり知られない様にしていた感じだけれど、カビ人間は牢屋に入れられた時に隣の人に聞いたと言う事は、結構知れ渡っている様に思うのだが。
それなのに、市民がおさえの言葉を間に受けてしまうのは何故?
でも最後にカビ人間を撃ったのは、市民ではない侍従長だった。きっとおさえが叫んでも、市民達にはカビ人間を殺す事は出来なかったのではないかと思う。市民は結構普通の人だから、そんなに簡単に人は殺せない。
おさえが剣を突き刺した時、愕然し、病気が治って喜び、でも、おさえの死の事実を受け止めて悲しむ。ごく一般的な人達の反応だったと思う。
おさえの言葉に触発されたのが侍従長だけなら、あの時、おさえは叫ばなければ良かったのに…と思ったしまう。
なんとなく、そこらへんが釈然としない。おさえの行動はちょっと問題。それが若さゆえなのか……。
戦士は自分の価値感の中におさえを入れ様とした。でも、カビ人間は自分の世界を受け入れてくれた。だから、おさえは、命を助けられたと言う事だけでなく、カビ人間を好ましく思ったのだろう。でも、婚約までしていた戦士をあっさり忘れてしまうなんて、ちょっと冷たい。
ジジイは心の目で見ているからカビ人間に対してもへだだりがない。差別の心がない。目が見えていても、そんな心でありたい。
まとめ
『ダブリンの鐘つきカビ人間』はとても面白かった。
でも今回観劇して、自分の中では戦士が主役のストーリーになってしまった。
やはり一番印象に残るのが戦士。
橋本さんは、表情と言うより、あの顔はギャグ漫画の様。笑いを取る所も増えていったし。
そして、目に見えない怪獣と戦う所からすっかりシリアスになる戦士。おさえちゃんの為に必死でポーグマホーンを手に入れたのに、戻ってみると、おさえちゃんは戦士の事は眼中になく、カビ人間に愛を告白している。婚約者だったのに。
きっと訳の分からないまま、おさえが自ら命を絶ってしまう場面をも目にして、自分は何も出来ずにいる。それでも、自分の感情を抑えながら愛しげにおさえを抱き上げる戦士。悲しすぎる。
「奇跡なんてくそくらえ」と思ったのは、戦士も同じではないかな。
殺陣もかっこよかったし、橋本さとし戦士 絶賛
*東京楽はカーテンコール5回で、最後はスタンディングオベーションになる。
カーテンコール、通常の2回の後、3回目は後藤さんと、中山さんの挨拶。
4回目は山内さんのギター、若松さんのパーカッションで、全員で歌のセッション(曲名分かりません)。
5回目は「みんなの気持ちがひとつになるのはこれだけ」と『群馬水産高校の校歌』を客席も一緒に合唱。
地方公演は松本が若干残っているだけで、後は完売だそうだ。DVD発売が決まっているので、今度はDVDで楽しもう。
まずは、保留した4名様。
*土屋アンナ
※真奈美
真奈美は始めに見た時は勢いだけの感じだったが、可愛らしい所ものぞかせて、真奈美が魅力的に見えて来た。ちょっと子供っぽくて、自分の思っている事をあまり考えずに口に出してしまう様な、でもその分、嘘がない感じ。戦士が「お前の心の泉は澄んでいる」と言うのが納得出来る様になった真奈美だった。殺陣や怪獣に襲われている時の迫力はあった。戦う旅人になっていた。
歌もうまくて、始めの出鱈目歌も歌い上げて名曲になっていると思う。
*姜暢雄
※聡
聡はひたすら弱く、きっとお金持ちの家のお坊っちゃまなんだろうな。この世界が信じられないでおろおろしてしまう、そんな聡のキャラクターがしっかり出来上がった感じがする。エルビスになった時の、カッコよく見せる所も良かったけれど、もっともっと大袈裟にやって欲しかった。以外と似合う気がする と思ったら、結構大胆にエルビスを見せてくれる様になっていて、嬉しかった。
*真奈美と聡とのコンビがよくなったと思う。会話のテンポや間がよくなったのか、落ち着いて見られる様になった。始めは会話がなんとなく一方通行な感じで、おかしい筈なのにおかしくなかった所も笑える様になった。
*中越典子
※おさえ
今回のおさえは若い。若くて、気が強そうで、可愛かった。まだ物ごとは深く知らないような幼さもある。だから、カビ人間が追われている時にパニックになってしまったのもわかる気がする。
でも、心に思っている事をその気持ちで反対の言葉で言うのは随分難しい事なのだと思う。言葉の意味の方に引っ張られている感じがする。
*片桐仁
※カビ人間
片桐さんのカビ人間はとても人懐っこい、人の温もりを求めている感じがとてもする。心の優しさがとても感じられるカビ人間だった。表情もよくて、嬉しさ、悲しさ、戸惑いなどとても分かりやすかった。
おなじカビでも、片桐さんはウエットな感じで大倉さんは胞子を飛ばしているドライな感じがする。きっと衣装もそうだから。あの衣装はフェルト?暑そうで、大変だろうなと思う。
ストーリーをから。
※おさえの病気の事を他の人達はどのくらい知っていたのだろう。あまり知られない様にしていた感じだけれど、カビ人間は牢屋に入れられた時に隣の人に聞いたと言う事は、結構知れ渡っている様に思うのだが。
それなのに、市民がおさえの言葉を間に受けてしまうのは何故?
でも最後にカビ人間を撃ったのは、市民ではない侍従長だった。きっとおさえが叫んでも、市民達にはカビ人間を殺す事は出来なかったのではないかと思う。市民は結構普通の人だから、そんなに簡単に人は殺せない。
おさえが剣を突き刺した時、愕然し、病気が治って喜び、でも、おさえの死の事実を受け止めて悲しむ。ごく一般的な人達の反応だったと思う。
おさえの言葉に触発されたのが侍従長だけなら、あの時、おさえは叫ばなければ良かったのに…と思ったしまう。
なんとなく、そこらへんが釈然としない。おさえの行動はちょっと問題。それが若さゆえなのか……。
戦士は自分の価値感の中におさえを入れ様とした。でも、カビ人間は自分の世界を受け入れてくれた。だから、おさえは、命を助けられたと言う事だけでなく、カビ人間を好ましく思ったのだろう。でも、婚約までしていた戦士をあっさり忘れてしまうなんて、ちょっと冷たい。
ジジイは心の目で見ているからカビ人間に対してもへだだりがない。差別の心がない。目が見えていても、そんな心でありたい。
まとめ
『ダブリンの鐘つきカビ人間』はとても面白かった。
でも今回観劇して、自分の中では戦士が主役のストーリーになってしまった。
やはり一番印象に残るのが戦士。
橋本さんは、表情と言うより、あの顔はギャグ漫画の様。笑いを取る所も増えていったし。
そして、目に見えない怪獣と戦う所からすっかりシリアスになる戦士。おさえちゃんの為に必死でポーグマホーンを手に入れたのに、戻ってみると、おさえちゃんは戦士の事は眼中になく、カビ人間に愛を告白している。婚約者だったのに。
きっと訳の分からないまま、おさえが自ら命を絶ってしまう場面をも目にして、自分は何も出来ずにいる。それでも、自分の感情を抑えながら愛しげにおさえを抱き上げる戦士。悲しすぎる。
「奇跡なんてくそくらえ」と思ったのは、戦士も同じではないかな。
殺陣もかっこよかったし、橋本さとし戦士 絶賛
*東京楽はカーテンコール5回で、最後はスタンディングオベーションになる。
カーテンコール、通常の2回の後、3回目は後藤さんと、中山さんの挨拶。
4回目は山内さんのギター、若松さんのパーカッションで、全員で歌のセッション(曲名分かりません)。
5回目は「みんなの気持ちがひとつになるのはこれだけ」と『群馬水産高校の校歌』を客席も一緒に合唱。
地方公演は松本が若干残っているだけで、後は完売だそうだ。DVD発売が決まっているので、今度はDVDで楽しもう。
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