ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

沖縄県交渉の追加質問

2009年07月07日 | ジュゴンブログ
7月9日に沖縄県交渉をもちます。
7月3日沖縄防衛局交渉をふまえての追加質問です。

今日、7月7日に沖縄県に提出した「追加質問のお願い」を下記に貼り付けます。

                            09年7月7日
沖縄県環境政策課長殿
                     ジュゴン保護キャンペーンセンター
                      事務局長 蜷川義章

            <追加質問のお願い>
(理由)
先日、送付した要請書の追加質問をします。理由は、7月3日沖縄防衛局との話
し合いで2005年3月7日に発見されたジュゴン(NO16-9)が7時間11分の大
半を辺野古沖で回遊していることを認めたからです。したがって、「平成16年度
まで辺野古沖がジュゴンの生息地であった」と、私見と断ったうえで、交渉責任者
である調達計画課課長補佐他1名が認めました。

6月15日に沖縄県に提出された沖縄防衛局の「住民等の意見概要と事業者の見
解」の(16)ジュゴンのNO9事業者見解「ジュゴンの生息は辺野古沖では平成1
1年度まで」が虚偽事実であることが明らかになりました。

そこで、沖縄県に追加質問をします。

(追加質問)
1.上記の件については名護市在住のYさんが意見を出しています。しかし、沖縄
防衛局は自らに都合の悪い意見を無視し、関係自治体に明らかにしていません。市
民が提出したすべての意見の提出を求めますか。

2.次回、7月14日の環境影響評価審査会までに上記の点(平成16年度までは
ジュゴンの生息地であった)との発言を確認しますか。

3.確認したうえで、6月15日に提出された事業者見解と異なる場合は、沖縄県
環境影響評価条例第4章(準備書作成)第19条(準備書についての知事意見等)
第3項と、同条例第12章(雑則)第57条(勧告及び公表)第2項にもとづき訂
正の勧告をしますか。

4.沖縄防衛局の準備書は第6章「調査結果の概要並びに予測及び評価の結果」に
おいて、環境省の資料を改ざんして辺野古沖で発見されたジュゴンを消しさるなど
恣意的な予測及び評価の結果に導いています。県環境評価委員会の事務局として、
準備書での第6章の意義についての認識を伺いたいと思います。







環境省のHPが変わった

2009年07月07日 | ジュゴンブログ
皆さん 環境省のHPが変わりました。

環境省のHPの「自然環境・自然公園」の野生生物をクリックすれば
「ジュゴンと藻場の広域的調査」が出てきます。
しかし、公開質問をした段階(6月29日)では平成15年度までの調査結果しか出てきませんでした。

今回の公開質問状で指摘された環境省は
あわてて報道発表資料に隠していた資料を公開しました。
平成17年度までの資料がアップされています。参考までにみてください。
http://www.env.go.jp/nature/yasei/jugon.html

この平成16年度調査の結果概要に2005年3月7日に発見された
NO16-9「準備書から消えたジュゴン」が発見されます。
沖縄防衛局が方法書や準備書の公告縦覧を時までに、環境省は関係する資料をアッ
プしておくことが最低限必要なことです。

この点について環境省に確認すると、「手続き的な問題だ」としか回答しませんで
した。

環境省は誰のために仕事をしているのでしょうか。

ジュゴンの保護者

朝市のおばあ

2009年07月07日 | 活動報告
じゅごんの里ツアー3日目「ヤンバル散策」と
「おばあの朝市訪問」のふたつのコースに分かれて行動。
5名が朝市に出かけておばあとお話ししました。

その時の様子です。
どうぞごらんください。

朝市のおばあ


おばあは自らの体験を語ることで、平和を作ろうとしています。
朝市は毎週日曜日、朝9時半ぐらいからやっています(売り切れるまで)。
場所は沖縄県名護市の瀬嵩。久志郵便局のとなり(じゅごんの里の看板向かい)です。
ぜひ、おばあのお話を聞きに行ってみてください。

ZAN