ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

10/22生物多様性シンポジウム&沖縄の歌と踊り

2010年10月28日 | ジュゴンブログ
名古屋ではCOP10関連イベントもたくさん開催され
SDCCも色んなイベントに参加しました。


10/22(金)天白文化小劇場で開催された沖縄BDネット主催の
シンポジウムにブース参加させていただきました。
グッズがたくさん売れて、署名もいっぱい集まりました
ありがとうございます。


ロビーには、ワシントンポストに載せた意見広告の写真など
たくさんの写真が展示されていました。


11月沖縄知事選に出馬する伊波洋一さんへの激励メッセージを
届けましょう 寄せ書きコーナーです。


命どぅ宝あいち、NO BASE辺野古☆名古屋など
名古屋のグループの皆さんが、早くから集まって
ロビーの準備をされていました。


とってもおいしそうな天然酵母のパン
サーターアンダギーも3つ100円でお買い得


まず、沖縄の歌と踊りが披露されました。
プログラムの詳細はこちらです。


続いてシンポジウム
ひとりめは、真喜志好一さん
テーマは沖縄の基地問題(普天間基地返還と辺野古新基地建設)
「普天間の返還と辺野古の基地建設は別々の問題です」       


ふたりめは伊波義安さん
テーマは生物の宝庫・やんばるの森と高江ヘリパット問題 
伊波さんは奥間川流域保護基金 でナショナルトラスト運動をされています。
         

三人目は小橋川共男さん
テーマは世界の宝 泡瀬干潟をラムサール条約の登録湿地へ 
泡瀬干潟の素晴らしい生きものたちの写真を披露してくださいました。         

終了後の質問「名古屋市民に期待することは?」に対して、
“沖縄のことをもっと知ってほしいし、学校教育の中で
現代史をしっかり教えることが必要。”
“沖縄を変えることが日本を変えること、ネットワークを
広げていきましょう。”

沖縄では平和・人権・環境問題が特に顕著に結びついています。
生物多様性を守ることがいのちとくらしを守ること。
COP10を機会に、ネットワークが広がっていきます。
みんなで力を合わせて、政治を変えていきましょう。

ZAN

10/26南山大学で講義

2010年10月28日 | ジュゴンブログ
10月26日(火)、COP10をちょっと抜けだして、
名古屋の南山大学(瀬戸キャンパス)に行って来ました。


呼んでくださったのは、南山大学総合政策学部の目崎茂和教授(サンゴ礁保全研究)。
ジュゴンとCOP10のことを、環境関係の2コマの授業でお話しさせていただきました。
こんなすごいところで話をするなんて・・・ドキドキ


まず、沖縄ジュゴンの置かれている厳しい状況と
政府がジュゴンの海を埋め立てる基地建設を強行しようとする中、
地元の名護市では「基地に頼らない地域作り」を
進めようとしていることをお話ししました。


続いて、地元の人たちが、座り込みやピースキャンドルなど
粘り強い行動を続けていること、みんなに知ってもらうために
SDCCが大阪や東京で様々なアクションしていることを紹介しました。


IUCNのジュゴン保護決議や、それに基づいて第1回の
ジュゴン保護国際会議がアブダビで開かれたことなど、
世界のジュゴン保護の動きと、SDCCの取り組みもご紹介。


上から見るとこんな感じ。
とても熱心に聞いていただき、質問も出ましたよ。

集まったたくさんのアンケートから
「自分にもできることをしよう、もっと関心をもっていきたい」
「沖縄の基地問題はどこか他人事と思っていたけど、
すごく身近な問題だと実感、日本全体で考えないと」
「ジュゴンを守るということは、単なる環境問題だけでなく
 平和の問題、世界とつながっていることなのだと知り
 今の社会をというものを私たちが考える良い機会になりました」

若い人たちが、興味を持って出来ることをはじめてくれたらうれしいです


目崎教授には、鳥羽水族館ツアー写真展など常日頃お世話になっていますが、
今回こんな素晴らしい機会を与えてくださり大感謝です。

ZAN

COP10~23日フォーラム

2010年10月28日 | ジュゴンブログ
10月23日午後、
COP10会場でフォーラム「沖縄ジュゴンと国際責任」を
開催しました。
参加者は85人。イラクの政府代表を含めて海外からも参加しました。
詳しくは別のブログで。

沖縄タイムス(10月24日)で、
SDCCのフォーラムが取り上げられましたので
全文を掲載します。



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