畑の横を歩くと、妙に畝の高い場所があって、土山の下にはアスパラガスがひっそりとしかし逞しく育っている。
陽に当って色がついてしまうと味がかわるので土の下に隠されている。
この時期になると出稼ぎでポーランドなどから来る日雇い労働者が、汗水流して収穫するのだ。
それは傷つきやすいので、丁寧に人手で収穫されなければいけない。
ドイツ人は白アスパラガスに目がない!
採りたての白アスパラガスは内から輝くような薄いクリーム色で、いかにもきめ細かく美味しそうだ。
もう店で買う前から生唾を飲んでしまう。
細くて直径1,5cm、太くて3cm程の物もあって、採りたてはいかにもみずみずしく、水分をたっぷり含んで折ればパキッと飛沫が飛び、生で齧るとシャリッと音がし、口の中には独特の香が広がるのだ。
しかし、生でガシガシ食べるものではない。なぜならアスパラギン酸はゆがかれてから特有のうまみが出るというものらしい。
まずアスパラガスの皮をむく。高かったからと言ってケチケチと薄くむいてはいけない。
大きな深鍋(アスパラガス用ゆで鍋と言うのも売っている)でお湯を沸かし、砂糖とバターの塊をおとしてアスパラガスをゆがく。
ゆで湯の中でそれが少し透き通るようにみえたとおもったら、試しに齧ってみる。
歯ごたえよく噛み切れる位に茹で上がっていれば、引き上げて水気を切る。ここで試食を続行したい気持ちに堪えて、ソースの事を考えなければいけない。もう少しの辛抱だ。
ソースにもいろいろあるが私の場合は、溶かしバターにパセリ、手元にあるハーブのみじん切りをまぜて、さっとアスパラガスにかけるだけが好きだ。
付け合せは、極薄く切られたばら色のイタリアパルマ生ハムと茹でジャガイモ(ドイツにはそれはもうたくさんのジャガイモの種類がある。)を添えるだけのシンプルな食べ方が気にいっている。
この時期はイチゴの出回る時期でもあって、そこここに”イチゴ売り”がでる。
イチゴが大好きな私はとてもうれしくなって店の前に並んでいるのを見るとつい買ってしまうのだ。
もしもアスパラガスを食べ残す事があればサラダも良いかもしれない。
ちょっと思いついて、イチゴをつぶしてサラダドレッシングに混ぜ合わせてみた。
ドレッシングには、イチゴ色を殺さぬためにも、味を引き立てるにもこの場合白バルサミコ酢が合うと思う、そこに少し生のバジリコとセージを少しだけと、粒からし種をいれる。粒からし種は味よりも歯応えのために加えてみたかった。
アスパラガスの上に赤いソースがトロリとかかり、スライスしたイチゴとバジリコの葉を添え、キリリと冷えた白ワインを用意すると。。。。。
ついでにピカピカした大粒のイチゴにかぶりつきながらこの間、知人が持ってきたスパークリングワインを飲む。
ああ、もうこれは至福です。
アスパラガスの公やけの最終収穫日(!)は6月24日で、それ以降はアスパラガスの宿根を来年まで休養させなければいけないという配慮。
だから、美味しいアスパラガスが市場から消える日までたゆまずせっせと食べ続けるのだ。
陽に当って色がついてしまうと味がかわるので土の下に隠されている。
この時期になると出稼ぎでポーランドなどから来る日雇い労働者が、汗水流して収穫するのだ。
それは傷つきやすいので、丁寧に人手で収穫されなければいけない。
ドイツ人は白アスパラガスに目がない!
採りたての白アスパラガスは内から輝くような薄いクリーム色で、いかにもきめ細かく美味しそうだ。
もう店で買う前から生唾を飲んでしまう。
細くて直径1,5cm、太くて3cm程の物もあって、採りたてはいかにもみずみずしく、水分をたっぷり含んで折ればパキッと飛沫が飛び、生で齧るとシャリッと音がし、口の中には独特の香が広がるのだ。
しかし、生でガシガシ食べるものではない。なぜならアスパラギン酸はゆがかれてから特有のうまみが出るというものらしい。
まずアスパラガスの皮をむく。高かったからと言ってケチケチと薄くむいてはいけない。
大きな深鍋(アスパラガス用ゆで鍋と言うのも売っている)でお湯を沸かし、砂糖とバターの塊をおとしてアスパラガスをゆがく。
ゆで湯の中でそれが少し透き通るようにみえたとおもったら、試しに齧ってみる。
歯ごたえよく噛み切れる位に茹で上がっていれば、引き上げて水気を切る。ここで試食を続行したい気持ちに堪えて、ソースの事を考えなければいけない。もう少しの辛抱だ。
ソースにもいろいろあるが私の場合は、溶かしバターにパセリ、手元にあるハーブのみじん切りをまぜて、さっとアスパラガスにかけるだけが好きだ。
付け合せは、極薄く切られたばら色のイタリアパルマ生ハムと茹でジャガイモ(ドイツにはそれはもうたくさんのジャガイモの種類がある。)を添えるだけのシンプルな食べ方が気にいっている。
この時期はイチゴの出回る時期でもあって、そこここに”イチゴ売り”がでる。
イチゴが大好きな私はとてもうれしくなって店の前に並んでいるのを見るとつい買ってしまうのだ。
もしもアスパラガスを食べ残す事があればサラダも良いかもしれない。
ちょっと思いついて、イチゴをつぶしてサラダドレッシングに混ぜ合わせてみた。
ドレッシングには、イチゴ色を殺さぬためにも、味を引き立てるにもこの場合白バルサミコ酢が合うと思う、そこに少し生のバジリコとセージを少しだけと、粒からし種をいれる。粒からし種は味よりも歯応えのために加えてみたかった。
アスパラガスの上に赤いソースがトロリとかかり、スライスしたイチゴとバジリコの葉を添え、キリリと冷えた白ワインを用意すると。。。。。
ついでにピカピカした大粒のイチゴにかぶりつきながらこの間、知人が持ってきたスパークリングワインを飲む。
ああ、もうこれは至福です。
アスパラガスの公やけの最終収穫日(!)は6月24日で、それ以降はアスパラガスの宿根を来年まで休養させなければいけないという配慮。
だから、美味しいアスパラガスが市場から消える日までたゆまずせっせと食べ続けるのだ。