北勢線に内部・八王子線にと釣り掛けが走るニブロクが分離されたあとの近鉄で一番好みの電車というと転換クロスシートの5200系です。座席にあわせ細い窓が整然と並ぶところや派手に傾斜をつけたりなどせずおとなしい顔なのが気に入っています。名阪間を移動するときこの車両に当たるとアーバンライナーなど特急に抜かれてもどうぞお先へという気分になり腹が立ちません。
特急を使わずに近鉄で名阪間の移動するときは伊勢中川で乗り換える必要がありますが両側の扉が開く様子を見ると関西私鉄らしい器用さが感じられうれしくなります。なんとなく改軌前の気分が追体験できるような気もしますし。
今の近鉄の特急車両にはあまり好みの車両がないのですが色々な車両が行き来する様子を見ているとさすが特急王国と感心させられます。
名古屋線にくらべ大阪線は5200系に当たりづらく今回はロングシート化された2610系でした。それでもモーター車に乗って急勾配の青山越えをするのはなかなかオツです。名古屋から特急を使わず名張に着くとだいぶ大阪に近づいたような気がするのに名古屋からほどなく入った三重県がまだ続いているので東海道線を鈍行乗り継ぎで移動するときの静岡県の長さをちょっと思い出したりもします。
名張を出ると徐々にロングシートが似合う通勤電車然としてきて乗客の会話や車内アナウンスがいよいよ関東モノの私が勝手にイメージする関西の言葉っぽくなりわくわくしているうちに鶴橋です。関東住まいだとここで神戸三宮などという行先が見えることに慣れずいまだにウソのような気がしてしまいますがさらに銀にオレンジ色という車両だと濃い赤か青がくっきりの勝手な思い込みの阪神らしくなくなんだかニセモノっぽく見えたりします。ただ阪神らしくはないと思っても近鉄特急の新色にはなんとなく似た感じに見えこの点では揃っている気もするのですが。
ともあれ阪神らしくないというか近鉄っぽいというか、な車両の三宮行きに乗って地下にもぐり大阪難波から阪神なんば線に入ると桜川でアーバンライナーが見え、アーバンライナーって阪神に直通してたっけ、とびっくりしました。桜川に近鉄用の留置線があることを知らなかったわけです。
尼崎でこれこそ青胴車と言いたくなる色の濃いジェットカーを見るとああ阪神だなあとうれしくなりますが、両側の扉を開けていて通路がわりに乗客が通るところをみるとさらにうれしくなります。
向かったのは尼崎市側に味のある字が見える武庫川駅です。ここでお馴染みの色の近鉄の車両が走って来るのを見たら鶴橋で阪神の車両を見る以上にウソのような気がしました。どうも勝手に阪神に京急や京成のイメージをかぶせてしまっているようで近鉄の長い車両が入ってこられる感じがしません。
片開き扉好きなので久々に武庫川線の片開きの赤胴車を見たくなって来たのですが赤は優等らしい色だけに本線で飛ばして欲しくもありやや物足りないものも感じました。関西私鉄の片開きといえば南海の7000系が消えいよいよ少なくなり寂しくなるばかりです。
と軽快でスッキリしている阪神の車両を見たあとだからか梅田に出て山陽電車を見たらなんとなく朴訥というか垢抜けない気がしてしまいました。転換クロスなので普段関東暮らしだとかなり上等な感じはしますけれども。
関東では転換クロスの通勤電車などまず期待できないゼイタクさですがまあ車両ではなくて例えば無料の優等なんかを期待する分には多少は救われることもあるのかも、などと後ろ向きだか前向きだかよくわからないことを考えたりしました。
特急を使わずに近鉄で名阪間の移動するときは伊勢中川で乗り換える必要がありますが両側の扉が開く様子を見ると関西私鉄らしい器用さが感じられうれしくなります。なんとなく改軌前の気分が追体験できるような気もしますし。
今の近鉄の特急車両にはあまり好みの車両がないのですが色々な車両が行き来する様子を見ているとさすが特急王国と感心させられます。
名古屋線にくらべ大阪線は5200系に当たりづらく今回はロングシート化された2610系でした。それでもモーター車に乗って急勾配の青山越えをするのはなかなかオツです。名古屋から特急を使わず名張に着くとだいぶ大阪に近づいたような気がするのに名古屋からほどなく入った三重県がまだ続いているので東海道線を鈍行乗り継ぎで移動するときの静岡県の長さをちょっと思い出したりもします。
名張を出ると徐々にロングシートが似合う通勤電車然としてきて乗客の会話や車内アナウンスがいよいよ関東モノの私が勝手にイメージする関西の言葉っぽくなりわくわくしているうちに鶴橋です。関東住まいだとここで神戸三宮などという行先が見えることに慣れずいまだにウソのような気がしてしまいますがさらに銀にオレンジ色という車両だと濃い赤か青がくっきりの勝手な思い込みの阪神らしくなくなんだかニセモノっぽく見えたりします。ただ阪神らしくはないと思っても近鉄特急の新色にはなんとなく似た感じに見えこの点では揃っている気もするのですが。
ともあれ阪神らしくないというか近鉄っぽいというか、な車両の三宮行きに乗って地下にもぐり大阪難波から阪神なんば線に入ると桜川でアーバンライナーが見え、アーバンライナーって阪神に直通してたっけ、とびっくりしました。桜川に近鉄用の留置線があることを知らなかったわけです。
尼崎でこれこそ青胴車と言いたくなる色の濃いジェットカーを見るとああ阪神だなあとうれしくなりますが、両側の扉を開けていて通路がわりに乗客が通るところをみるとさらにうれしくなります。
向かったのは尼崎市側に味のある字が見える武庫川駅です。ここでお馴染みの色の近鉄の車両が走って来るのを見たら鶴橋で阪神の車両を見る以上にウソのような気がしました。どうも勝手に阪神に京急や京成のイメージをかぶせてしまっているようで近鉄の長い車両が入ってこられる感じがしません。
片開き扉好きなので久々に武庫川線の片開きの赤胴車を見たくなって来たのですが赤は優等らしい色だけに本線で飛ばして欲しくもありやや物足りないものも感じました。関西私鉄の片開きといえば南海の7000系が消えいよいよ少なくなり寂しくなるばかりです。
と軽快でスッキリしている阪神の車両を見たあとだからか梅田に出て山陽電車を見たらなんとなく朴訥というか垢抜けない気がしてしまいました。転換クロスなので普段関東暮らしだとかなり上等な感じはしますけれども。
関東では転換クロスの通勤電車などまず期待できないゼイタクさですがまあ車両ではなくて例えば無料の優等なんかを期待する分には多少は救われることもあるのかも、などと後ろ向きだか前向きだかよくわからないことを考えたりしました。