乗った後の景色

電車・気動車・バスに乗ることが好きな乗りマニアによる旅行雑ネタブログです。

東急バス乗り継ぎ(1)高津営業所

2009-01-30 | 神奈川県
 東急田園都市線の宮崎台駅前に電車とバスの博物館があります。東急の博物館なので電車とバスなのでしょうが、かつて傘下に東亜国内航空があったせいか飛行機の展示もありますから実態は「電車とバスと飛行機の博物館」とも言えそうです。
 この博物館は以前は同じ田園都市線の高津駅にあったのですが2003年に宮崎台に移転しました。考えてみれば高津にある頃行ったきりです。先日玉電の写真など見ていてこの博物館に保存車両があることを思い出し見たくなったのでそれにかこつけ、渋谷で東急バスの1日乗車券を買ってバスの乗り継ぎを楽しみつつ行ってみることにしました。

 まず渋谷で乗ったのは19番乗り場から出る渋12高津営業所行きです。国道246号を延々と進み多摩川を渡って神奈川県までとなかなかの乗りでがあります。ただ渋12の本数はあまり多くなく日中で毎時3本くらい、しかも一部は途中二子玉川止まりなので高津営業所行きはだいぶ少なくなります。運賃は二子玉川までは都区内均一運賃の210円、多摩川を渡って神奈川県川崎市まで乗ると250円です。運賃の払い方は乗るときの自己申告制ですが1日乗車券は東急全線に乗れるので関係ありません。


 首都高の下、暗く殺風景な大通りを延々走るうちはやや飽きますが郊外になり多摩川を渡る頃になるとわくわくしてきます。神奈川県川崎市の高津営業所に到着すると沿道の停留所ではなく営業所の構内で降ろされるのでちょっと嬉しくなりました。


 車庫からは回送や教習車とかなり頻繁にバスが出入りしていましたが、意外にもここを日中通る営業路線は2路線だけでしかも本数がかなり少なめです。なので渋12から乗り継げるのは小田急線向ヶ丘遊園駅行きの向02だけということになります。


 高津営業所の前にはお約束の管轄路線案内や一般乗合旅客自動車運送事業運送約款が掲示してあるので暇つぶしに見ていたら泥酔したり不潔な格好だと乗車拒否される可能性があるとあったのでちょっと驚きました。飲んで乗ったことを思い出しちょっとドキっとします。乗りバスの前はほどほどにしておかないとと改めて思いました。


(次回につづきます。)