今月日本にも「ラウンドアバウト」(環状交差点)ができたと聞きここを思い出しました。
拡大します。ここが「イギリス初の」ラウンドアバウトというわけです。
これがあるところにはこの電車に乗っていきます。
というのはもちろんウソ(東急田園都市線)で、本当に乗っていったのはこっち、ボックスシートの160km/h出せる釣り掛け電車でした。
イギリス初のラウンドアバウト最寄駅はロンドンのキングズクロス駅から55.7km先のレッチワースガーデンシティー駅です。レッチワースは1903年に建設が始まった世界初の田園都市(ガーデンシティ)で、その中にイギリス初のラウンドアバウトがあります。日本で田園都市と称された現東急目黒線の洗足や田園調布、田園都市線なんかを思い出すとレッチワースはロンドンからやや遠い感じがしますが、田園都市を考案しレッチワースを作ったエベネザー・ハワードによる田園都市は大都市に通勤するためのベッドタウンのことではなく、健康的な生活と産業のために設計された町、つまり職住近接が前提なのでロンドンから離れていていいわけです。また営利目的の分譲地でもありません。してみると日本でなんとなく路線名とかにまで使われている田園都市という言葉はレッチワースのようなガーデンシティーとは全然違う意味だと思っておいた方がよさそうです。ちなみに現在速達列車だとここからキングズクロス駅まで30分切るくらいなのでロンドン通勤もできます。(普通運賃は片道15.3ポンド・往復22ポンドとかなりのものですが。)
これで終わっても何なのでレッチワースの画像をもう少し続けます。広いので町を見て歩いたり「First Garden City Heritage Museum」という資料館を見るだけでも結構時間を食いました。
歩いて回ると結構大変で自転車でもあったらなあと思いつつ見物しました。
整然とした町並である一方街路や住宅は様々で結構変化に富み、塀はなかったりあっても簡素なものや生垣なので全体に開放感があります。
これは職住近接の職の方で、昔はコルセット工場だったのを多目的ビルに改装したそうです。
というわけで2011年訪問時のちょっと古いものですがレッチワースガーデンシティの画像でした。
拡大します。ここが「イギリス初の」ラウンドアバウトというわけです。
これがあるところにはこの電車に乗っていきます。
というのはもちろんウソ(東急田園都市線)で、本当に乗っていったのはこっち、ボックスシートの160km/h出せる釣り掛け電車でした。
イギリス初のラウンドアバウト最寄駅はロンドンのキングズクロス駅から55.7km先のレッチワースガーデンシティー駅です。レッチワースは1903年に建設が始まった世界初の田園都市(ガーデンシティ)で、その中にイギリス初のラウンドアバウトがあります。日本で田園都市と称された現東急目黒線の洗足や田園調布、田園都市線なんかを思い出すとレッチワースはロンドンからやや遠い感じがしますが、田園都市を考案しレッチワースを作ったエベネザー・ハワードによる田園都市は大都市に通勤するためのベッドタウンのことではなく、健康的な生活と産業のために設計された町、つまり職住近接が前提なのでロンドンから離れていていいわけです。また営利目的の分譲地でもありません。してみると日本でなんとなく路線名とかにまで使われている田園都市という言葉はレッチワースのようなガーデンシティーとは全然違う意味だと思っておいた方がよさそうです。ちなみに現在速達列車だとここからキングズクロス駅まで30分切るくらいなのでロンドン通勤もできます。(普通運賃は片道15.3ポンド・往復22ポンドとかなりのものですが。)
これで終わっても何なのでレッチワースの画像をもう少し続けます。広いので町を見て歩いたり「First Garden City Heritage Museum」という資料館を見るだけでも結構時間を食いました。
歩いて回ると結構大変で自転車でもあったらなあと思いつつ見物しました。
整然とした町並である一方街路や住宅は様々で結構変化に富み、塀はなかったりあっても簡素なものや生垣なので全体に開放感があります。
これは職住近接の職の方で、昔はコルセット工場だったのを多目的ビルに改装したそうです。
というわけで2011年訪問時のちょっと古いものですがレッチワースガーデンシティの画像でした。
レッチワースはたまに町並みを見に行く日本人がいると聞きますが、観光地ではないにしても歩くだけでちょっと楽しそうなところですね。お写真を拝見すると、ストリートビューでは分からない景色があることが改めて分かりました。また、資料館があるというのも初めて知りました。
私は通算2年半ほど英国に住み、キングスクロスとケンブリッジを数えきれないほど往復しましたが、結局一度も降りる機会を作らなかったのを少し後悔しています。次回渡英する際は半日潰してでも足を伸ばしたいところです。
有名なところではあっても住宅地なのでよそ者がふらふらと覗くように歩いていいのかとちょっと心配もあったのですが、資料館に行くと住宅見物のための地図をもらえ開放的な雰囲気で楽しく散歩できました。
移動のままならない情勢が続きますね。収束が待ち遠しくてなりません。