乗った後の景色

電車・気動車・バスに乗ることが好きな乗りマニアによる旅行雑ネタブログです。

韓国もくじ

2019-04-06 | 韓国もくじ
韓国カテゴリのもくじです。

★ソウル
■北村韓屋村と路面電車

★仁川
■仁川空港磁気浮上鉄道で夕陽見物
■富平市場の自家製トンドン酒

★京畿道
■38度線越え乗りバス(漣川)
■冷麺~薬酒乗りバス(東豆川・城南)

■3000番バスで江華島へ
■席毛島でサイクリング(江華)

★江原道
■ITX青春で昭陽湖へ(春川)

★忠清南道
■温陽温泉と外岩里民俗村の伝統酒(牙山)

★全羅北道
■名人のマッコルリ(井邑)
■高敞邑城

★光州
■トッカルビと光州事件ゆかりのバス
■光州バスターミナルの錦湖高速

★全羅南道
■海南のトッカルビと海倉マッコルリ
■会鎮の味噌ムルフェ(長興)
■長興三合
■筏橋のアゲマキガイ定食(宝城)
■映画「タクシー運転手」の修理工場(順天)

■韓国産エイのホンオフェ(羅州)
■路線バスで順天観光

■霊光原発
■クルビの法聖浦(霊光)

★大邱
■大邱と慶山の自家製トンドン酒
■大邱空港近くの市場と古墳と廃線跡

★慶尚北道
■盈徳のズワイガニ元祖村

■映画「タクシー運転手」のバスターミナル(星州)
■星州のマクワウリとミサイル

■河回村から屏山書院(安東)
■良洞民俗村の自家製酒(慶州)
■浦項の新駅とドジョウ汁
■良洞民俗村と九龍浦(慶州・浦項)
■玉渓渓谷(盈徳)
■安東のカルビ横丁

■九龍浦の日本人家屋通り(浦項)
■虎尾串(浦項)

■慶州の月城原発
■蔚珍原発

★釜山
■80年伝統のテジクッパ
■映画「タクシー運転手」の技士食堂
■釜山のワンタン
■補身湯の老舗
■日光でウニ丼
■釜山の変わり種麺
■釜山のモノレール
■開業日の釜山金海軽電鉄
■釜山の古里原発

★蔚山
■蔚山のクジラ定食
■亭子港でカニ
■蔚山のビビンパとワカメカステラ

★慶尚南道
■廃線跡の市場(馬山)
■ミドドク(エボヤ)祭り(昌原)
■馬山でトンドン酒・刺身・補身湯
■韓国の「ソバ」(宜寧)
■山清と南海でハシゴ酒

■統営の自家製マッコルリ
■欲知島のサツマイモトンドン酒(統営)

■鎮海の帝皇山公園モノレール

■馬山のトンスル通り
■馬山の魚市場

★韓国~九州乗り継ぎ
■(1)釜山→対馬(比田勝)
■(2)比田勝
■(3)韓国展望台
■(4)日本の離島最長路線バス(比田勝→厳原)
■(5)対馬(厳原)→壱岐(郷ノ浦)
■(6)郷ノ浦~勝本
■(7)フェリーみしま
■(8)壱岐(郷ノ浦)→唐津
■(番外)福岡・釜山・対馬の麺もの

★乗り鉄・乗りバスの話
■「景色は乗った後に」韓国もくじ

盈徳のズワイガニ元祖村

2019-04-04 | 韓国
 先日ちょっとだけ韓国に行こうと具体的な行先を決めないまま大邱までの航空券を予約しました。大邱からどこに行こうかと考えて思い浮かんだのが東海岸沿いの盈徳です。昨年開業した浦項~盈徳の東海線にまだ乗っていなかったので一度乗っておくことにしました。
 盈徳と行先を決めて大邱空港に着き、市内バスで東大邱駅まで10分ほど、さらにKTXに乗って浦項まで30分ちょっととあっという間に初乗りする区間に到着です。浦項で乗った盈徳行きはRDC気動車のムグンファ号でトンネルが多く線形が良い新線区間を快調に飛ばすこと34分で盈徳に着きました。(乗り鉄の話はこちらをご覧下さい。)


 さて盈徳といえばズワイガニが有名です。ちょうど漁期でもありせっかくなので食べて行くことにしました。ただ盈徳の中心街や盈徳駅は内陸にあるのでズワイガニ店が多い海沿いにはバスに乗って行かねばなりません。と言っても盈徳駅はまだ新しい駅ながら盈徳郡の農漁村バス(路線バス)が駅前に乗り入れているので乗り換えは容易です。海沿いを走る丑山行きのバスに乗りこみ最前列の座席にかぶりついていると満開の桜がキレイに見られますが「花より団子」というか韓国式だと「金剛山も食後の景色」というか、カニが気になっているとキレイとは思ってもそこまでしみじみ感じていられません。


 盈徳から五十川沿いを下って河口の町江口に出ました。ここは盈徳で最もズワイガニの店が多く集まっているところで橋にくっついたカニが目立っていますが今回はもう少し先まで行きます。江口では盈徳駅のひとつ浦項寄りにあたる江口駅前に寄ったりまたカニの橋を渡ったりと行ったり来たりのなかなか複雑なルートです。


 複雑なルートが終わって海岸沿いをずっと北上するようになります。盈徳駅から50分ほどの景汀2里停留所で降りました。盈徳郡のバス停の待合所はここのみならずカニの形です。バス通りから少し下るとこじんまりとした集落と漁港が広がっていてぽつぽつとカニの店がありました。


 この集落は車踰マウルといいズワイガニ元祖村(テゲ元祖マウル)を名乗っています。その由来が書かれた碑が立っていたので見ると役人が1345年にズワイガニの産地のここを巡視したという故事が書かれていました。そういうところならそこでカニを食べてみようと思って来たわけです。


 歩いているとカニの殻がたくさん捨てられていたりするのでいよいよ食べねばという気分になるのですが開けている店があまり見られません。通りがかりの人に聞いてみたところ船を持っていてカニ漁をしているうちが直接売ったり蒸して食べさせるところが多くそういうところで食べるにはなるべく事前に予約した方がいいのだそうです。


 ここも今日は休みかなという雰囲気ながら声を掛けたら大丈夫という食堂がありました。予算は4~50000ウォンくらいと言ったらこれくらいが1匹40000ウォンというカニが水槽から取り出されたものの相場がよくわからないのでお任せして席で待つばかりです。


 しばらくして蒸し上がったカニが出てきました。おかずは茹でたワカメや山菜がつくくらいなのでカニに集中することになります。カニは大変おいしくその分殻をハサミで切りながら食べるのがもどかしくもありシメのカニミソチャーハンまで来たらなんだかホッとしました。


 これまで盈徳にはバスに乗るため何度か寄ったことはあったものの毎回カニの時期ではなく食べることができずにいたのですが、今回ようやく食べることができ東海線浦項~東海の初乗りも済ませられまずは満足です。

ウブド~バトゥブラン(バリ島)

2019-04-03 | インドネシア
 先月インドネシア・バリ島内陸の観光地ウブド(Ubud)に泊まっているときデンパサール(Denpasar)周辺を走る路線バス「トランスサルバギタ(Trans Sarbagita)」に乗りに行くことにしました。
 さてウブドから比較的近いトランスサルバギタの停留所はバトゥブラン(Batubulan)というところです。ウブドからそこまでも何かしらバスがあるといいのですが、ウブドから出ている「クラクラバス(Kura Kura Bus)」(下の画像)やプラマツアー(Perama Tour)のバスはバトゥブランを経由しません。ただ時刻が決まっているバスではないものの「ベモ(Bemo)」という乗合タクシーでバトゥブランに行けるというのでそれを使ってみることにしました。


 ウブドの観光案内所でバトゥブランに行くベモにはどこで乗ればいいか聞いたところウブド市場前の道路だといいますから割と大雑把な話です。ともあれ朝のウブド市場に行ってみたらなかなかの賑わいでした。


 市場前の道路にはトラックやバイクがたくさん停まっているもののベモらしき姿はありません。


 というところでそれらしきライトバンがとろとろと走って来たので聞いてみると幸いにもバトゥブラン行きだったので乗り込みます。途中たくさんの荷物を降ろしたりウブドとは別の市場もいくつか通ったりとまずは市場の足という感じでした。助手席に掛けたら降りた乗客と運転士さんの間の運賃の受け渡し係になりましたがこういうところは他の国の乗合タクシー系と同様でなんだか楽しくなります。

 ウブド市場から45分ほどでバトゥブランの市場前に着きました。それほど大きくない市場を見物すると豚の串焼き(サテバビ)が美味しそうなので少しつまんでおくことにします。


 バトゥブラン市場のすぐ近くにトランスサルバギタ2系統の停留所(左)があるほかちょっと離れたところ、と言っても歩いて数分のところには車庫(右)もあるというのでまず車庫に寄ってから乗りました。


 トランスサルバギタに乗った話は当ブログの本館に譲り、乗り終わってまたバトゥブランに戻ったところから改めて話を続けます。車庫の近くにはBAGUSという大きいスーパーマーケットがあるので入ってみると日用品の他に土産物も扱っていました。ここで少し買い物をしてからウブドに戻ろうと前の道路に出るとちょうどベモが来たので停めてどこに行くか聞いたところギャニャール(Gianyar)行きでウブドには行かないとのことです。ただ途中のサカ(Sakah)というところでウブド行きに乗り換えられるというのでとりあえず行ってみることにしました。


 25分ほどで着いたサカは丁字路の分岐点で真ん中に大きな木が立っています。


 木立の中には大きな石造が鎮座していました。周辺には木彫りや竹細工の店がいくつかあり観光地らしい雰囲気です。


 この丁字路のウブド寄りでしばらく待っていたのですが全然ベモが来ません。そのうちにオジェク(Ojek・バイクタクシー)が来たのでこれでウブドまで行くことにしました。ただバイクとは言えせっかくタクシーなのだからとウブドの東側のアンドン(Andong)まで行ってもらいます。大した用があるわけでなく韓国の安東(Andong)を思い出しなんだか気になったというだけの理由ですが。20分くらいで着いたバリ島のアンドンはウブドの町のつづきというのか観光客向けの店や宿が並ぶ特にどうということもないような雰囲気ではあったものの理由が理由だけにとりあえずAndongがあるなあというだけでまずは納得です。


 という具合にウブド~バトゥブランを往復したというだけの話ですが寄り道しながらだとそれなりに楽しめました。