乗った後の景色

電車・気動車・バスに乗ることが好きな乗りマニアによる旅行雑ネタブログです。

コリアタウンの無料バス「K-shuttle」延長

2018-12-31 | 東京都
 新宿のコリアタウン周辺に無料バス「K-shuttle」が運行されています。以前乗ってみたもののコリアタウンに行くときはたいてい新宿駅や新大久保駅から歩いてしまうのでその後あまり乗る機会もなかったのですが、いつの間にかこのバスの運行経路が大幅に変わっていたので改めて乗ってみることにしました。

 路線図と時刻表はK-shuttle公式サイトに載っているのでまず確認すると経路がだいぶ長くなった分1日4便と以前より少なくなっています。これは1両のみの運用なので仕方がないのでしょう。
 新宿駅西口地下ロータリーから乗ることにします。標柱など目印になるものがないので初めてだと戸惑うかもしれませんが都庁行きのCH01停留所付近が停車位置です。車内には運行日と年末年始の予定が貼ってありました。


 運行日は2018年まで月曜を除く毎日運行だったのが2019年からは月・火曜運休(月曜が祝日の場合は火・水曜運休)になるそうです。また大晦日と元旦は運休という告知も並んでいました。


 地下ロータリーでは私以外にも結構たくさんの乗客がいたので驚きましたが多くは次の京王プラザホテル前と都庁前で降りてしまいました。コリアタウンとは関係ない区間の利用ながら運よく来たら無料で行けると知っている人は意外にいるようです。新宿駅の西側を回った後は甲州街道の陸橋で東側に出て韓国文化院向い停留所を経て丸正が目立つ四谷三丁目の交差点へとコリアタウンとは全然違う方向に結構遠くまで走って行きます。


 四谷三丁目交差点で南下する都バスの品97と分かれ北上し曙橋を渡ります。


 自衛隊の前を通った先の停留所は東京女子医科大学手前(東京韓国学校正門向かい)です。韓国文化院とともに延長して遠回りになった経路にはちゃんと韓国ゆかりの施設があるというわけですね。


 都バスの宿74が折り返す東京女子医大を過ぎるとコリアタウンに向かっている感じがして来てなんだか安心しました。


 東新宿駅の上を越えていよいよコリアタウンまで来ると職安通りから区役所通りに入りさらにバッティングセンターの脇と裏道を回ります。再度職安通りに出て着くドン・キホーテ前停留所で降りました。ここまで新宿駅西口ロータリーから定時で48分もかかり乗り通したのは私だけでしたから新宿駅からコリアタウンに直に行く足という感じではなくなっているようです。一方便数が少ないにも関わらず意外にも途中でコリアタウンや韓国関連施設とは関係ない短区間利用がちょこちょことありました。既存の路線だと不便なところを結んでいるのでコミバスとして考えても便利な経路なのかもしれません。なので小さいバスが複雑で長い一方向ルートを走るということもありちょっと韓国のマウルバスに乗っている気分になりました。


 コリアタウンに行ったのは実はもともとK-shuttle目的ではなくチャジャンミョンが食べたくなったからだったりします。ちょっと早めの年越しそばという気分で食べ終わって街を歩いていたら韓国語の新年の挨拶が見えました。韓国の正月(ソルラル)は旧暦で干支もイノシシ年ではなくブタ年だからこれは日本式ということになるなあ、などと考えていたら日本の正月も本来は旧正月のはず、ということにかこつけソルラル前にまた食べたくなったりするかもなどと思ったりです。