今月は2度富士急に乗りに行きました。1度目に乗ったのは引退が近いフジサン特急用の元国鉄・JR165系というか元パノラマエクスプレスアルプスの2000系です。この車両の顔は展望室付に改造された側とそうでない側が全く異なり、展望室ではない大月方の顔はライトが四角くなったくらいのごく地味な165系顔なので種別幕の「特急」という字が何だかウソのように見えてしまいました。
みみっちいことを考えると富士急の運賃は乗った大月→富士山の23.6㎞で1020円、同距離のJR東日本幹線運賃が410円からすると倍以上です。しかもフジサン特急(自由席)に乗るにはさらに特急料金が300円かかるのでなんたる高さかと思ってしまいますが、もしJRで急行として乗るとすると急行券550円とグリーン料金1030円が加算されることになり富士急で乗る方が安いとも考えられ実はおトクなのかもしれません。また乗りこむと座席は通路より高くなっていて短足の私には広すぎて落ち着かないくらいのピッチがあるのでとりあえず納得できるところではあります。惜しむらくは名鉄パノラマカーや小田急ロマンスカーのように展望室が電動車ではなく「クロ」という点で、展望より音をとって乗るのは「モロ」にしました。
165系には何度もお世話になったもののフジサン特急に乗るのは初めてなので初乗りと乗り納めが同時ということになります。大月を出るとずっと登り坂でモーターの音は聴こえていることが多いのですが何せ急カーブの多い単線だけにあまりスピードが出ずいまいち急行形っぽい感じがしません。一方で内装は生半可な特急よりゆったりした「ロ」ですから組み合わせの面白さというようなものがあります。元富士吉田駅の富士山駅で降りてスイッチバックし河口湖に向かうところを見送りながらなるほどこんな車両だったのかと納得しました。
と元165系のフジサン特急初乗り・乗り納めをしたら今度は別の車両にも乗りたくなったので日を改めて大月駅に行きました。京王5000系塗色の1200形の鈍行に乗ろうとしたら2000系引退を盛り上げるマークが掲示されています。
車内でキョロキョロするとスピーカーに京王帝都電鉄のイニシャルKTRが見えました。またスイスのマッターホルン・ゴッタルド鉄道と姉妹関係にある旨掲示があるのを見ると台湾の平渓線と江ノ電のように片方の使用済み乗車券でもう片方にタダで乗れる乗車券の相互利用制度のようなおトクなキャンペーンでも始めてくれないものかと思ったりもするところです。
10分ほど乗って中央道と並ぶ禾生で降り赤坂方面にしばらく歩いて行くと小さい踏切の脇に「山もとうどん」という「吉田のうどん」を出す店があります。本格的な(?)乗り鉄の前にここでまず腹ごしらえをしておこうというわけですが硬く食べ応えのあるうどんの大盛にしたらお腹いっぱいになりなんだか昼寝でもしたくなってしまいました。
腹ごなしを兼ねて電車を見ながら赤坂駅まで歩いて行くことにします。途中見たフジサン特急は白が基調なので雪が似合う気がしました。
赤坂駅の近くまで来ると踏切脇にラーメン店があります。自家製麺に化学調味料不使用という看板が目立っているのを見たら気になりうどんを食べて間がないのに衝動的に入ってしまいました。上品であっさりしたラーメンだったので無事美味しく食べられましたがお腹はまたキツくなります。
うどんとラーメンのハシゴが済んだら赤坂駅で富士急唯一の生え抜きの電車5000形に乗りました。5000形は2両・1編成だけと数が少ないためなかなか当たらずかなり前に一度乗っただけだったので改めて乗っておこうと思ったわけです。現在5000形は富士急ハイランド内にある「きかんしゃトーマス」がテーマの「トーマスランド」に合わせ「トーマスランド号」に改装され時刻表に運用が載っているので簡単につかまえられます。車内を見ると乗務員室後部に「電車でGO!」のようなお子様向けの運転ごっこ席が用意され記念撮影用に帽子まで置かれている芸の細かさにまず感心させられました。
浮かれた雰囲気にはなっているもののもともとボックスシート主体の2扉という車両なのでゆったり乗れます。途中見えた下吉田の駅名標に他の駅にもある英中韓表示に加えタイ語も並ぶのでなぜだろうと思ったらこの近所からの富士山の眺めがタイ人観光客に人気なのだそうです。
終点の河口湖に着くと隣には元JR205系が停まっていました。これはあまり好みじゃないのでこればっかになったらヤダなあと思ってしまいますがさて今後どうなるのでしょうか。
側線で休んでいた新旧のフジサン特急(新しい方は元小田急側「あさぎり」の20000形・RSE)と元JR側「あさぎり」の371系を見て駅前に出ると今度は保存車のモ1形が見え、と続き様々な車両が見られることに改めて感心しつつ高速バスで帰京しました。
みみっちいことを考えると富士急の運賃は乗った大月→富士山の23.6㎞で1020円、同距離のJR東日本幹線運賃が410円からすると倍以上です。しかもフジサン特急(自由席)に乗るにはさらに特急料金が300円かかるのでなんたる高さかと思ってしまいますが、もしJRで急行として乗るとすると急行券550円とグリーン料金1030円が加算されることになり富士急で乗る方が安いとも考えられ実はおトクなのかもしれません。また乗りこむと座席は通路より高くなっていて短足の私には広すぎて落ち着かないくらいのピッチがあるのでとりあえず納得できるところではあります。惜しむらくは名鉄パノラマカーや小田急ロマンスカーのように展望室が電動車ではなく「クロ」という点で、展望より音をとって乗るのは「モロ」にしました。
165系には何度もお世話になったもののフジサン特急に乗るのは初めてなので初乗りと乗り納めが同時ということになります。大月を出るとずっと登り坂でモーターの音は聴こえていることが多いのですが何せ急カーブの多い単線だけにあまりスピードが出ずいまいち急行形っぽい感じがしません。一方で内装は生半可な特急よりゆったりした「ロ」ですから組み合わせの面白さというようなものがあります。元富士吉田駅の富士山駅で降りてスイッチバックし河口湖に向かうところを見送りながらなるほどこんな車両だったのかと納得しました。
と元165系のフジサン特急初乗り・乗り納めをしたら今度は別の車両にも乗りたくなったので日を改めて大月駅に行きました。京王5000系塗色の1200形の鈍行に乗ろうとしたら2000系引退を盛り上げるマークが掲示されています。
車内でキョロキョロするとスピーカーに京王帝都電鉄のイニシャルKTRが見えました。またスイスのマッターホルン・ゴッタルド鉄道と姉妹関係にある旨掲示があるのを見ると台湾の平渓線と江ノ電のように片方の使用済み乗車券でもう片方にタダで乗れる乗車券の相互利用制度のようなおトクなキャンペーンでも始めてくれないものかと思ったりもするところです。
10分ほど乗って中央道と並ぶ禾生で降り赤坂方面にしばらく歩いて行くと小さい踏切の脇に「山もとうどん」という「吉田のうどん」を出す店があります。本格的な(?)乗り鉄の前にここでまず腹ごしらえをしておこうというわけですが硬く食べ応えのあるうどんの大盛にしたらお腹いっぱいになりなんだか昼寝でもしたくなってしまいました。
腹ごなしを兼ねて電車を見ながら赤坂駅まで歩いて行くことにします。途中見たフジサン特急は白が基調なので雪が似合う気がしました。
赤坂駅の近くまで来ると踏切脇にラーメン店があります。自家製麺に化学調味料不使用という看板が目立っているのを見たら気になりうどんを食べて間がないのに衝動的に入ってしまいました。上品であっさりしたラーメンだったので無事美味しく食べられましたがお腹はまたキツくなります。
うどんとラーメンのハシゴが済んだら赤坂駅で富士急唯一の生え抜きの電車5000形に乗りました。5000形は2両・1編成だけと数が少ないためなかなか当たらずかなり前に一度乗っただけだったので改めて乗っておこうと思ったわけです。現在5000形は富士急ハイランド内にある「きかんしゃトーマス」がテーマの「トーマスランド」に合わせ「トーマスランド号」に改装され時刻表に運用が載っているので簡単につかまえられます。車内を見ると乗務員室後部に「電車でGO!」のようなお子様向けの運転ごっこ席が用意され記念撮影用に帽子まで置かれている芸の細かさにまず感心させられました。
浮かれた雰囲気にはなっているもののもともとボックスシート主体の2扉という車両なのでゆったり乗れます。途中見えた下吉田の駅名標に他の駅にもある英中韓表示に加えタイ語も並ぶのでなぜだろうと思ったらこの近所からの富士山の眺めがタイ人観光客に人気なのだそうです。
終点の河口湖に着くと隣には元JR205系が停まっていました。これはあまり好みじゃないのでこればっかになったらヤダなあと思ってしまいますがさて今後どうなるのでしょうか。
側線で休んでいた新旧のフジサン特急(新しい方は元小田急側「あさぎり」の20000形・RSE)と元JR側「あさぎり」の371系を見て駅前に出ると今度は保存車のモ1形が見え、と続き様々な車両が見られることに改めて感心しつつ高速バスで帰京しました。