乗った後の景色

電車・気動車・バスに乗ることが好きな乗りマニアによる旅行雑ネタブログです。

ドレスデンの渡船

2017-06-25 | ドイツ
 路面電車の動態保存車両モノレールに乗るためドイツのドレスデンに行き市内交通の路線図を見ていたらエルベ川に渡船が3ヶ所あるのが目につきそのうちの1つに乗ってみることにしました。
 まず向かったのは11番の路面電車が通るPulsnizer Strasse停留所です。ホームや安全地帯がなく降りたら車道という停留所に連接車が停まると急に道路に壁だか建物ができたようでなかなかの迫力があります。電車通りの信号を見たらかわいらしいアンぺルマン信号でした。


 電車通りを東に歩いて行くと二階建て観光路線バスや貸切の観光バスが何台も停まっている観光名所があります。ドレスナー・モルケライ・ゲブリューダー・プフント(Dresdner Molkerei Gebrueder Pfund)という乳製品のお店でパッと見ただけだとそう名所らしい感じはしません。

 このお店は世界一美しい牛乳屋としてギネスブックに登録されているそうで1階の売り場は装飾が大変華やかです。ここでは乳製品以外にいろいろと土産物も売っています。2階に上がると1階と違い地味な内装のカフェがありここでアイアシェッケというケーキを食べて一休みしました。


 電車通りをさらに東に歩いて行くと渡船の看板があります。これに従ってエルベ川の河原に出るとこじんまりとした渡し場がありました。


 一隻のピストン運行で朝早くから夜遅くまで10分間隔となかなかの頼もしさです。


 乗る時間は5分とかからないくらいですが下流・西側に旧市街がのぞめました。


 上流・東側に見えるヴァルトシュレスヒェン橋(Waldschloesschen Bruecke)は2013年開通という割と新しいもので、ドレスデンは以前世界遺産登録されていたのがこの橋によって景観が損なわれるとして登録が抹消されたといういわくがあります。


 対岸に着いたらしばらく南に歩き62番バスのGutenbergstrasse停留所に出ました。これに乗るとドレスデンの中心部に行くことができます。


 という具合に名所とのハシゴもできなかなか楽しい乗り鉄~乗り渡船~乗りバスになりました。

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