このところ静岡に行くことが続いています。安倍川西岸の旧東海道にある手越原バス停に着くともともとあまり広くない道に大きなクスノキがかぶさって狭くなりちょっと面白い雰囲気でした。
そのクスノキにバス停とミラーが並んでいるのですが、バス停はさておきミラーの方がなんだかえらいこっちゃです。
こんなに飲みこまれてしまうとはこのミラーも相当の古株と思われます。今後ミラーが傷んで取り換えの時期がきたらどうするのでしょうね。
さてこの手越原に寄った理由はこのバス停ではなくて酒造所(君盃酒造)があるからです、といっても別に見学するとか大量に買い込むわけじゃなくて帰京の道中飲むための小瓶を買っただけですが。
手越原から静岡駅方面のバスは10分毎くらいに来るのであまり待たずに乗れ便利です。途中車窓に見えた旗屋さんがなぜか「ふんどし」を大きくうたっていてびっくりしました。言われてみればなんとなく旗とふんどしって似ているような気はしますね。
静岡駅前から京王バス・JR東海バス共同運行の「渋谷・新宿ライナー静岡号」で帰京します。乗るのは京王バスの便です。京王の高速バスというと新宿から中央高速通って富士五湖甲府諏訪岡谷飯田駒ヶ根松本方面、という具合の一般路線バスの放送広告を思い出しそういうイメージがあるので静岡から東名高速経由のバスに乗るというのはちょっと新鮮な感じもします。
車内ではさっそく君盃酒造で買った酒と、夕方のデパ地下の割引で買った東海軒の駅弁「特製鯛めし」を開けます。駅弁をバスで食べるというのはちょっと違う気もするけど乗り物で飲み食いするのはやはり楽しいものです。ちなみに「渋谷・新宿ライナー静岡線」とは別に静岡~東京に高速バス路線を走らせているしずてつジャストラインは東海軒と組んで「バス弁」なんてものを予約販売しているそうですしいろいろ考え付くものですね。まあ静岡から東京まで新幹線だと近くてあまり駅弁って感じでもないし在来線はロングシートだし、となると高速バスが弁当開けるのにちょうどいい所要時間なのかもしれません。
バスの後方を見るとトイレの扉が真ん中にあるのが見えます。このバスのトイレはスペースが左右どちらかではなく全幅分大きく使われていて、便器に大きい洗面台、さらには着替えの際靴を脱いで乗れる折り畳みの板までついているのでびっくりしました。長距離の夜行とかではなくて割と短距離の東京~静岡の4列に立派なトイレをつけるとは意外です。また片道1回2名まで使える運賃20%割引券が配布されたり積極的な姿勢が感じられます。(画像の右下はおまけで途中休憩のときに近くに停まっていた国鉄リバイバル塗装のバスです。)
そんなわけでのんびり快適に帰京したわけですが、改めて考えてみると東京~静岡はいつの間にか高速バスの路線が多くなっています。今回乗った「渋谷・新宿ライナー静岡号」、しずてつジャストラインとJRバス関東の「駿府ライナー」、老舗の東名ハイウェイバスの急行という具合です。それぞれ共同運行の関係がかぶっているのでそう熾烈な競争という感じにはならないと思われますが選択肢がいくつもあると助かります。在来線の東海道本線は特急東海どころか鈍行の東京~静岡直通もなくなりましたから今後は高速バスばかり利用してしまいそうです。
そのクスノキにバス停とミラーが並んでいるのですが、バス停はさておきミラーの方がなんだかえらいこっちゃです。
こんなに飲みこまれてしまうとはこのミラーも相当の古株と思われます。今後ミラーが傷んで取り換えの時期がきたらどうするのでしょうね。
さてこの手越原に寄った理由はこのバス停ではなくて酒造所(君盃酒造)があるからです、といっても別に見学するとか大量に買い込むわけじゃなくて帰京の道中飲むための小瓶を買っただけですが。
手越原から静岡駅方面のバスは10分毎くらいに来るのであまり待たずに乗れ便利です。途中車窓に見えた旗屋さんがなぜか「ふんどし」を大きくうたっていてびっくりしました。言われてみればなんとなく旗とふんどしって似ているような気はしますね。
静岡駅前から京王バス・JR東海バス共同運行の「渋谷・新宿ライナー静岡号」で帰京します。乗るのは京王バスの便です。京王の高速バスというと新宿から中央高速通って富士五湖甲府諏訪岡谷飯田駒ヶ根松本方面、という具合の一般路線バスの放送広告を思い出しそういうイメージがあるので静岡から東名高速経由のバスに乗るというのはちょっと新鮮な感じもします。
車内ではさっそく君盃酒造で買った酒と、夕方のデパ地下の割引で買った東海軒の駅弁「特製鯛めし」を開けます。駅弁をバスで食べるというのはちょっと違う気もするけど乗り物で飲み食いするのはやはり楽しいものです。ちなみに「渋谷・新宿ライナー静岡線」とは別に静岡~東京に高速バス路線を走らせているしずてつジャストラインは東海軒と組んで「バス弁」なんてものを予約販売しているそうですしいろいろ考え付くものですね。まあ静岡から東京まで新幹線だと近くてあまり駅弁って感じでもないし在来線はロングシートだし、となると高速バスが弁当開けるのにちょうどいい所要時間なのかもしれません。
バスの後方を見るとトイレの扉が真ん中にあるのが見えます。このバスのトイレはスペースが左右どちらかではなく全幅分大きく使われていて、便器に大きい洗面台、さらには着替えの際靴を脱いで乗れる折り畳みの板までついているのでびっくりしました。長距離の夜行とかではなくて割と短距離の東京~静岡の4列に立派なトイレをつけるとは意外です。また片道1回2名まで使える運賃20%割引券が配布されたり積極的な姿勢が感じられます。(画像の右下はおまけで途中休憩のときに近くに停まっていた国鉄リバイバル塗装のバスです。)
そんなわけでのんびり快適に帰京したわけですが、改めて考えてみると東京~静岡はいつの間にか高速バスの路線が多くなっています。今回乗った「渋谷・新宿ライナー静岡号」、しずてつジャストラインとJRバス関東の「駿府ライナー」、老舗の東名ハイウェイバスの急行という具合です。それぞれ共同運行の関係がかぶっているのでそう熾烈な競争という感じにはならないと思われますが選択肢がいくつもあると助かります。在来線の東海道本線は特急東海どころか鈍行の東京~静岡直通もなくなりましたから今後は高速バスばかり利用してしまいそうです。
こちらは東海道線を比較的利用しやすい所に身を置いており、その一方で高速バスは乗り場へ出向くまでのアクセスを考えると…という状況ですので、静岡方面へ足を運ぶ際は専らJR(鉄道)で、高速バスを利用して静岡へ出向いたことはありません。
ただ近年は373系による首都圏~静岡直通列車も廃止され、静岡地区ローカルも大半がオールロングシートですので、長距離利用には余り…といった状況で、割安な青春18きっぷなどの利用でない限りは、余り芳しくないと感じます。
新幹線は速さや正確さ、快適さと言った交通手段としての高付加価値は評価できるものの、運賃・料金も割高になり、ビジネス用途などで急ぎでもない限りは、そこまでの出費を要してまで…という気もします。
そうなるとそこそこの快適さ+廉価を求める中間層向けニーズには、JRの鉄道は…というのが現状で、JRグループ自体も高速バスに多数参入しているのは、このニーズに応える面もあると感じます。
東名高速道路からは近いものの、首都圏の東海道線利用が不便な所から静岡方面への利用や、逆に静岡市内で東海道線の利用に手間がかかる所から首都圏へのアクセスとしても、高速バスは有用かと思いますし、こちらの居所も東海道線利用が至便な場所でなければ、利用を検討する余地は大いに…と感じる所です。
また高速バスの大型トイレ(洗面台付き)は、最近導入事例が増えており、トイレも非常用に近い空間として最小限のモノを設置するだけでは、他交通手段に比べて利用比率が高いと言われる女性客の要望に…という事も影響しているかと思います。
個人的にはトイレなしの長時間乗車は敬遠したい反面、トイレは多少狭くても座席が広い方が…とも感じますが、福岡~長崎間九州号の如く、新車では3列席→4列席化し、座席を狭くしてでも、トイレを大型化した事例もある程ですので…
トイレよりも座席の広さを優先した例として韓国の優等高速を思い出しました。
利用者の性別比は気になる要素ですね。もし利用者の女性率が高いとすると体格の平均も小さくなるのでトイレの大型化と4列という流れも納得です。