福島第1原発はタービン建屋内に溜まった高濃度に汚染された漏水を移し替える作業が始まった。復水貯蔵タンクへ、またそこから圧力抑制室用水タンクへとところてん式に移送する。最後にはこの水を加熱して蒸留し、残留物を別に保管する。しかし、タンクの容量が限定的なので、どこまで成功するかは未知数である。4号機の中央制御室に照明も点った。これで、#1~#6までの全制御室に照明が復活した。
また、同発電所敷地内から、この事故に起因するプルトニウムが微量だが検出された。最後の砦を破られていることになる。幸い微量で、プルトニウムは揮発しにくく、かつ重いので遠くまでは拡散しない、といわれている。環境放射線量は斬次減少しており、水戸では本日20時現在0.215μSv/hで健康に影響はない。
地震・津波による被害は、本日15時現在、死者11,082人(前日より+181)、行方不明16,717人(同-904)、負傷2,778人(同+1)、建屋150,399戸(同+2,660)。まだまだ全容把握までには時間がかかる。仮設住宅も著に着いたばかりであり、必要数のわずかで着工したばかりという。
今朝は、10時からファミリーレストランでドリンクバーを利用しながら、自治会会計の締めとなる会計監査をして貰った。今年度の会計は小生で、監査員は前年度会長と会計である。最初に説明をして、後は、出納簿、収支報告書、領収書、銀行預金通帳を精査して貰い無事終了した。