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今朝は、昨日までとうって変わってどんよりとした曇り空が広がっている。ナミアゲハ幼虫がいるサンショウの木のところで測った気温は19.7℃であった。水戸の最高気温は9月23日に19.5℃とこの夏以降初めて20℃を割ったが、それ以降は20℃を超えており、昨日は28.3℃もあった。
今日のこの寒さのためか、昨日までは活発に移動していたが、今日はじっとしている。昨日は突っつくと黄色の臭角を勢いよく出したが、今日はいくら突っついてもうんともすんとも反応しない。気温が下がっているせいだろうか? 陽が差してくると違うのであろうが、今日はその気配がない。と思っていたら13時頃から少し陽が差しだしたが、一時だろう。
案の定、10分足らずの陽射しの後すぐにまた曇りとなった。15時半頃気温は21.3℃で、気圧は朝からどんどん回復して高くなってきている。そこで、ナミアゲハ幼虫に触ってみた。気温が上がって来たせいか、朝はまだ寝ていたが目覚めたのか、反応を示し黄色の臭角を出した。左から触ると左に曲げ、右に触ると右へと触った方向に臭角を向けてきた。本当に怒っているようだ。(上の写真は左上に棒状のものがみえるが、直径1~2㎜の小枝で、これで触ったので、その方向に臭角を曲げて出しているのがよくわかる)
写真はすべてコンパクトデタルカメラで撮っているが、マクロレンズを付けて一眼レフデジタルカメラで撮った。映像を拡大して見て驚いた。5齢幼虫の体表面に黄色の斑点が規則正しく並んでいた。臭角を出した時体表面にもこのような斑点がでたのか? いつも出ているのか? 明日、触る前と、触って臭角を出した後との写真を撮って比べてみよう。
一方、キンモクセイは部屋の中に居ても香りが凄い(もっとも、部屋の窓はいつも開けている)。花も半開きになっているものもあり、寒さとともに喜んでいるようだ。