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6:20、道の駅「宇陀路大宇陀」で車中起床。6:47出発。R370を北上し榛原からR368をさらに北上し、R25(名阪国道)針ICにのって東に走り上野ICで降りてR422から江田でR307を通って信楽ICから新名神自動車道に載った。ICの手前でガソリンを満タン(@135¥/?)。草津JCTで名神道に入り、米原JCTで北陸道に入った。9:24賤ヶ岳SAに到着。 コーヒがお代り自由なモーニングセット(¥650)を食べた。
のんびりと過ごし、この先の交通状況を確認、事故等渋滞もなし。50分ほど休んで出発、一乗谷城に向かうため福井ICで北陸道を降りた。
一乗谷朝倉氏遺跡資料館(入館料:復原町並入場料と合わせ共通観覧券¥230)に入館。その後、復原町並地区に移動、そこを歩いて見た。バイパス道と一乗谷川を隔てた対岸にある朝倉氏館跡を見た。北と東西の三方を堀と土塁で囲まれている。堀を隔て北西にある入口には三木瓜の門表のある唐門が立ち、団体さんを引率していたガイドに聞くと1663年建という。朝倉氏が滅亡したのは天正元年(1573)で、戦火に遭い町は焼土と化したはずなので、ちょとおかしいと思った。5代目義景の菩提を弔うために建てられた松雲院の寺門という。現存はその後再建されたのだろう。
(写真左が復原街並、右が朝倉氏館跡入口に立つ唐門)
朝倉亭の駐車場に車を移動し、そこから一乗谷城山城をめざした。八幡神社の右を入りその先林道から左に馬出しで曲がり細い登山道に入る。当然のことながら、道は登り一方で20~30度の傾斜が続く。これも千畳敷(標高416m、本丸跡といわれている)に着くと、それから先は尾根を削っているためほぼ平坦ですが、奥の方へ一の丸(443m)、二の丸(463m)、三の丸(470mほど)、一乗城山(473m)に向かっては少しずつ登りにはなる。その間谷を利用した(あるいは、現在谷状になっている)空堀を何回も超える。連郭式縄張であるが、本丸から奥に進むにつれて高くなっているのはめずらしい。一乗城山からさらに奥に東道口に進んだが、道も途絶えてきたので引き返した。
(写真は上段左から登山入口、途中の登山路、千畳敷跡、一の丸跡。下段左から二の丸跡、三の丸跡、一乗城山、観音屋敷跡)
千畳敷まで引き返し、そこから西に観音屋敷跡を通り、宿直(曲輪)に出て、そこからの展望を見ながら昼食を摂った。昼食は復原街並に併設されていた土産物売り場兼食事所で残っていた一口大のおにぎり2個(合わせ¥100)を買い求め、味噌汁を沸かして済ませた。ここは元物見だった跡だけに眼下に一乗谷が、ずっとその奥に福井市(昔風にいえば北ノ庄)の街並みが見えた。
(写真左は宿直から見下ろした町並、右は昼食)
城山から降りて、駐車場から来た道を福井市街方面に戻り、今夜の予約していた宿「河甚」に17:20に入った。