出発前にドライブチェーンの清掃と給油を済ませる。
パーツクリーナーのロング缶を丸々1本消費してチェーンを清掃、KURE製チェーンルブを給油。
永らくチェーンのメンテをさぼってたので、効果覿面。
後輪を手回しで2回転も回らなかったのが、同じ力で回すと約4回転半も回るようになった。
走り出しても非常にスムーズ。 チェーンからの音が全く聞こえなくなった。
考えてみるに、今までに随分とパワーロスをしていたように思う。 勿体無い話である。
整備中の画像は、作業に専念してしまって撮り忘れたw
R1山科から大津への登り、名神高速・京阪京津線・R1が併走する区間。
R161との平面交差。
上画像の奥のカーブには下り勾配40.0‰・曲線標は80m。
ネット記事によると、この区間の最大勾配はかつての碓氷峠の66.7 ‰に次ぐ61‰、最小曲線半径は40m。
R=40mはNゲージ(縮尺1/150)換算すると267mmで、TOMIXの曲線レール280mmより小さい。
踏切の警報機が鳴るとしばらくして、線路に水煙が立つ。
フランジ音(レールと車輪のすべりによる軋み音)の軽減策として、レールにスプリンクラーで水を撒くらしい。
関蝉丸神社前。
境内に踏切がある。
ここは関蝉丸神社と称し、蝉丸神社は一つ京都寄りの大谷駅近くにあるが、こちらが本家らしい。
本殿は修復工事中?
これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂(あふさか)の関
百人一首の蝉丸の歌の石碑。 おっさんの好きな歌でもある。
もう一つ石碑があったが、達筆すぎて読めないw
少し行くと、日蓮宗の寺。 同じような状況。
JR東海道本線が京阪の下をくぐる。
赤煉瓦のレトロな造りの橋だが、JRの標記では「上関寺隧道」。 この後すぐに逢坂山トンネルに入る。
名神高速道路も逢坂山を貫通しているが、こちらは「蝉丸トンネル」の名称が付いている。
上栄町駅 浜大津方面行。
千鳥式ホームで、撮影した踏切の反対側に京都方面のホームがある。
ここから浜大津駅までR161との併用軌道となる。
浜大津駅に入るところの急カーブ。
R477-K11-R8-K55-K12へ。 K12の道の駅。
K12の下りは台風21号の爪跡が。
K16との交点。
斜字は5月22日の記事のコピペ。
橋の下に高架道路が見えるが、この付近で昭和53年に計画が立ち上がった大戸川(だいどがわ)ダム建設に伴う、K16の付替道路。
その後、当選した当時の滋賀県知事が建設計画凍結。 次の知事が建設を容認と、コロコロ情勢が変わるが、現在までダム本体は未着工。
下画像はGoogle Earthのコピペ。
黄線は現在のK16。 トンネルと橋が連続してるのが工事途中で中断した付替道路。
画面右から中央付近までうねうねしているのは工事用の仮設道路。
道路は永年放置状態なので、木々に覆われつつあるようだ。
K12との交点を越え、K16を西進。
奇妙に折れ曲がった道路。
近づくと、工事用道路の入口。
きれいな弧を描いて橋が頭上を跨ぐ。
前日の記事に出した大戸川発電所。
上流側へ新しい道路が見えるが、数百mで行き止まり。 先ほどの橋に接続するはずである。
K16の新道となるトンネルも工事中。
K108で南郷方面でショートカット。 永らく工事中だった橋が供用されてた。 鉄骨アーチとワイヤーで橋桁を支える構造。
左右アーチの中央部が傾斜して寄り添うので、バスケットハンドル形ニールセン・ローゼ橋と称する形式。
K3-F3宇治川ラインへ。
こちらは吊り橋だが、橋桁は鉄骨。 上部のワイヤーは飾りのように思える。 大峰橋の銘板があるが、通行止めで渡れない橋である。
先月後半から1,000km以上走行したので、帰宅後に空気圧とドライブチェーンの張り調整をする。