タイトルの催しをひょんなことでで知り、行ってみることにした。
F3宇治川ライン。 8:00の気温は8℃ほど。 川霧が立ち込め、幻想的な光景。
朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木 権中納言定頼
大津市役所の近くの高台にある大津市歴史博物館。
観覧料は大人330円だが、おっさんはJAF会員なので団体料金の260円。
江若鉄道は、近江と若狭を結ぶ目的で設立された鉄道会社。 1921年(大正10年)開業。
1931年(昭和6年)、浜大津-近江今津間が51.0kmが全通したが、以北の若狭地方までの建設は資金面と利用客が見込めずに断念。
その後旧国鉄の湖西線建設計画に伴い、1969年(昭和44年)廃止。 湖西線が1974年(昭和49年)開業。
江若鉄道用地は湖西線に転用された。 以下、wikipediaより引用。
実際のところ、この江若鉄道は関西と北陸を結ぶ短絡路線として将来国鉄に買い上げてもらうことを念頭に建設されたものであった。
湖西線建設の話が持ち上がった頃から日本鉄道建設公団と交渉にあたり、全線のうち約31kmの路盤を同線に転用することや、
同線建設の際はできる限り江若鉄道の駅を引き継ぐことで合意し、江若鉄道の廃止が決定した。
ただし、実際には買い上げられた路盤のうち転用されなかった部分も少なからずあり、
路盤の買い上げを表向きの理由とした営業補償という側面も強かったようである。
どこの博物館も基本的に写真撮影禁止であるが、江若鉄道展に限り、撮影可能。 SNSで紹介してくれとも書いてある。
なので、当ブログでもアップさせていただくw
館内の照明が暗く、スマホのカメラで撮影したのでブレやアウトフォーカス等で画質が悪いのはご容赦を。
近江舞子駅の1969年(昭和44年)廃止時の運賃表。 近江舞子-浜大津間は180円。 現在のJR湖西線近江舞子-大津京間は510円。
国鉄C11形の同形機。
フリースペースのパネル展示。 地図好きのおっさんには興味深いものがある。
詳細は http://biwakorail.web.fc2.com/ を見てくだされ。
終着駅の近江今津駅。 おっさんも以前にYBR号で訪れて、記事にしたことがある。
以下、沿線の今昔のパネルを撮影。 駅順ではなく、順不同。 興味のある方は画像をクリックして見てね。
HOゲージの模型もあった。
1時間ほど滞在、近くにある弘文天皇陵へ。 大津市役所と消防署の隣にある、小ぢんまりとした円丘の古墳。
第39代 弘文天皇 長等山前陵(こうぶんてんのう ながらのやまさきのみささぎ)。
天智天皇の第一皇子。 後継者として統治したが、壬申の乱で叔父の大海人皇子(後の天武天皇)に敗北し、首を吊って自害した。
歴代天皇に列せられたが、実際に即位したかどうか定かではなく、大友皇子と表記されることも多い。
北上して琵琶湖大橋を東へ渡り、R8・R1をクロス、K12信楽方面へ。 道の駅は定休日。
隣接する「滋賀日産リーフの森」。
K12の木漏れ日のワインディング。
R307-K5-K321腰越峠。
つい先日にweb地図で偶然見つけた井出町の小野小町塚に寄る。
小野小町の墓とされるのは諸説あるが、その一つ。
「色も香も なつかしきかな 蛙 鳴く 井手のわたりの 山吹の花」 新後拾遺和歌集。
R24で帰京。 前回走行と合わせて360.0km 給油量6.91Lで燃費は52.10km/L。
低温で市街地走行と峠道走行が多かったので、燃費はかなり落ちた。