YBR125 おっさんリターンライダー

60歳代。YAMAHA YBR125とPENTAX K系デジカメと鉄道オタク。 気の向くままに書いてます。

峠徘徊ツーリング@奈良。

2017-05-21 19:40:02 | 日記

京都よりR24を南下、奈良東大寺の西を抜けたところで、志賀直哉旧居の看板があったので寄ってみる。

 文学には全く疎いおっさんだが、昭和4年から13年まで居住、「暗夜行路」等を執筆したそうな。

県道80号を東へ。 (以下県道をKxxと表記する。) 適度なワインディングで、よく使うR369を東へクロス、K127を南下。 

 

草深い一車線の林道。  

R25をクロスしたところで道の駅【針T・R・S】でトイレ休憩。 バイク多し。 

K127に戻り、K28を南下、R165をクロスして室生寺近くの脇道に入ってみる。 

室生寺への道標。 修験道の行者専用?の道らしいw  歩行者の「歩」が脱落してるだけなのだが。

なおもK28、爽快な高速ワインディング。  

再びR369にぶつかり、今度は南へしつこくクロス。 R369の弁財天TNと栂坂TNの間に出るが、なおもしつこくK28を南下。

  

狭い道だが、林の木漏れ日の中を爽快に走れる。

R166にぶつかり西進、素直に宇陀市方面には行かず、程なくK16を南西へ高見川沿いを走り、R370を北上して大宇陀の道の駅に着くという変態ルートである。

バイクも十数台。  お仲間のCB125T発見。  2001年式180度クランク2気筒エンジン搭載。 大阪・交野市ナンバーだった。

最高出力15PS/11,000rpm 最大トルク10N/8,500rpmとなかなかのハイパワーだが、かなりピーキーなスペック。 パワーバンドは狭そうである。

おっさんのYBR号は10PS/7,800rpm ・9.6N/6,000rpm。 なので、およそトルクバンド域の5,000rpmを維持できれば、10%の急勾配でも安心して登れる。

建屋奥には温泉スタンド。 40リットル100円の自動販売機。  結構、需要は多いようだ。 自宅の風呂に入れるんかな?

道の駅近傍の、昔の町並み保存地区。 詳細はネットで検索してちょうだい。

 森野舊薬園。 薬草園である。

「舊」は「旧」の旧字体。 ややこしい説明だが。

 吉野葛製造販売店。

 松山西口関門。

 交差点の道標。

右から榛原(はいばら)・京・大坂・大峯山上と読める。 い勢屋(伊勢屋?)はこの道標を造った店の宣伝らしい。

R370を少し南に戻ってK28の続き。 津風呂湖(ダム湖)へ寄る。  

R169手前でK37を北上、新鹿路TNを抜け、 桜井方面途中でまたまたK155の峠を越えて明日香村へ。 

爽快な下り高速ワインディングで麓に着いたら、石舞台古墳に出た。 

中に入るには入場料250円也を取られる。 おっさんはパスして、北側の丘から人のいない時を狙ってアップで撮影。

この先のK15はなぜか日祝日二輪通行禁止。 おっさんは以前に走ったことがあるが、何の変哲もない田舎の普通の道なので、意味がわからん。

K15をエスケープして市道を北へ、奈良県立万葉文化館前。  酒船石への階段を登る。 徒歩3分ほどで到着。

全長数メートル。 このアングルから見ると、オオサンショウウオの頭みたいである。

  表面の刻跡は諸説あるようだが、知りたい御仁はネットで検索してね。

折角来たので、万葉文化館にも行ってみる。 飛鳥時代の遺跡。 

この地域は4-5mも掘り返すと、何かしら遺跡が出てくる。 京都市域の平安京や長岡京も数10cm掘ると同様だが、

遺跡調査が入ると事業が大幅に遅滞するので、最近は遺跡を発見しても、事業者と当局も見て見ぬふりをするらしいという噂である。

春日杉の断面標本がある。  樹齢数百年の杉だったが、昭和36年の第二室戸台風で倒れた由。

樹齢を数えたスケールが貼ってある。 最新が1961年(昭和36年)、最古が1392年。  

万葉文化館北側から、大和三山の耳成山(左奥標高139m)・天香具山(手前152m)が見える。 畝傍山は甘樫丘に遮られて、ここからは見えない。

春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山 【持統天皇】  ※「香久山」とも表記する。

この先にある飛鳥寺は観光バスとマイカー客で大混雑。 日本最古の大仏像があるが、国宝じゃなく、重要文化財。 おっさんはパス。

少し北に走ると、畝傍山(198m)も見える。 山麓には橿原神宮と初代神武天皇・二代綏靖天皇・三代安寧天皇・四代懿徳天皇の陵が集中。

宮内庁により天皇陵と治定されているが、二代綏靖天皇から九代開化天皇までの八代の天皇は、『日本書紀』『古事記』に事績の記載が極めて少ないため、

「欠史八代」と言われている。 (出典:Wikipedia)

桜井からR165に戻り、このまま市街地を北上するのも鬱陶しいのでK38で針T・R・S方向へ。 初瀬ダムを通過。

K38は交通量も少なく、これまた豪快なワインディングが出来る。 (と言ってもおっさんは60km/hペースだが)

針からR369を北上、朝に走ったR80をクロスして柳生からK4を笠置に抜けようとしtが、落石で通行止め。  orz

仕方なく、柳生からR369を西進して奈良市街-R24で帰京。 

峠徘徊を満喫&ちょっとだけ飛鳥歴史訪問の一日だった。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 変態的 若狭路大回りツーリン... | トップ | 大佛鐵道廃線跡 訪問記。 »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事