京都よりR24を南下、奈良東大寺の西を抜けたところで、志賀直哉旧居の看板があったので寄ってみる。
文学には全く疎いおっさんだが、昭和4年から13年まで居住、「暗夜行路」等を執筆したそうな。
県道80号を東へ。 (以下県道をKxxと表記する。) 適度なワインディングで、よく使うR369を東へクロス、K127を南下。
草深い一車線の林道。
R25をクロスしたところで道の駅【針T・R・S】でトイレ休憩。 バイク多し。
K127に戻り、K28を南下、R165をクロスして室生寺近くの脇道に入ってみる。
室生寺への道標。 修験道の行者専用?の道らしいw 歩行者の「歩」が脱落してるだけなのだが。
再びR369にぶつかり、今度は南へしつこくクロス。 R369の弁財天TNと栂坂TNの間に出るが、なおもしつこくK28を南下。
狭い道だが、林の木漏れ日の中を爽快に走れる。
R166にぶつかり西進、素直に宇陀市方面には行かず、程なくK16を南西へ高見川沿いを走り、R370を北上して大宇陀の道の駅に着くという変態ルートである。
バイクも十数台。 お仲間のCB125T発見。 2001年式180度クランク2気筒エンジン搭載。 大阪・交野市ナンバーだった。
最高出力15PS/11,000rpm 最大トルク10N/8,500rpmとなかなかのハイパワーだが、かなりピーキーなスペック。 パワーバンドは狭そうである。
おっさんのYBR号は10PS/7,800rpm ・9.6N/6,000rpm。 なので、およそトルクバンド域の5,000rpmを維持できれば、10%の急勾配でも安心して登れる。
建屋奥には温泉スタンド。 40リットル100円の自動販売機。 結構、需要は多いようだ。 自宅の風呂に入れるんかな?
道の駅近傍の、昔の町並み保存地区。 詳細はネットで検索してちょうだい。
森野舊薬園。 薬草園である。
「舊」は「旧」の旧字体。 ややこしい説明だが。
吉野葛製造販売店。
松山西口関門。
交差点の道標。
右から榛原(はいばら)・京・大坂・大峯山上と読める。 い勢屋(伊勢屋?)はこの道標を造った店の宣伝らしい。
R370を少し南に戻ってK28の続き。 津風呂湖(ダム湖)へ寄る。
R169手前でK37を北上、新鹿路TNを抜け、 桜井方面途中でまたまたK155の峠を越えて明日香村へ。
爽快な下り高速ワインディングで麓に着いたら、石舞台古墳に出た。
中に入るには入場料250円也を取られる。 おっさんはパスして、北側の丘から人のいない時を狙ってアップで撮影。
この先のK15はなぜか日祝日二輪通行禁止。 おっさんは以前に走ったことがあるが、何の変哲もない田舎の普通の道なので、意味がわからん。
K15をエスケープして市道を北へ、奈良県立万葉文化館前。 酒船石への階段を登る。 徒歩3分ほどで到着。
全長数メートル。 このアングルから見ると、オオサンショウウオの頭みたいである。
表面の刻跡は諸説あるようだが、知りたい御仁はネットで検索してね。
この地域は4-5mも掘り返すと、何かしら遺跡が出てくる。 京都市域の平安京や長岡京も数10cm掘ると同様だが、
遺跡調査が入ると事業が大幅に遅滞するので、最近は遺跡を発見しても、事業者と当局も見て見ぬふりをするらしいという噂である。
春日杉の断面標本がある。 樹齢数百年の杉だったが、昭和36年の第二室戸台風で倒れた由。
樹齢を数えたスケールが貼ってある。 最新が1961年(昭和36年)、最古が1392年。
万葉文化館北側から、大和三山の耳成山(左奥標高139m)・天香具山(手前152m)が見える。 畝傍山は甘樫丘に遮られて、ここからは見えない。
春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山 【持統天皇】 ※「香久山」とも表記する。
この先にある飛鳥寺は観光バスとマイカー客で大混雑。 日本最古の大仏像があるが、国宝じゃなく、重要文化財。 おっさんはパス。
少し北に走ると、畝傍山(198m)も見える。 山麓には橿原神宮と初代神武天皇・二代綏靖天皇・三代安寧天皇・四代懿徳天皇の陵が集中。
宮内庁により天皇陵と治定されているが、二代綏靖天皇から九代開化天皇までの八代の天皇は、『日本書紀』『古事記』に事績の記載が極めて少ないため、
「欠史八代」と言われている。 (出典:Wikipedia)
桜井からR165に戻り、このまま市街地を北上するのも鬱陶しいのでK38で針T・R・S方向へ。 初瀬ダムを通過。
K38は交通量も少なく、これまた豪快なワインディングが出来る。 (と言ってもおっさんは60km/hペースだが)
針からR369を北上、朝に走ったR80をクロスして柳生からK4を笠置に抜けようとしtが、落石で通行止め。 orz
仕方なく、柳生からR369を西進して奈良市街-R24で帰京。
峠徘徊を満喫&ちょっとだけ飛鳥歴史訪問の一日だった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます